【兵庫県朝来市 竹田城跡】 絶景スポット「天空の城」の楽しみ方
兵庫県朝来市にある、竹田城は城跡が雲海に浮かぶ姿が幻想的で『天空の城』とも呼ばれています。一生に一度は見てみたい絶景ともいわれており、その魅力やおすすめのビュースポット、登り方をご案内致します。
兵庫県朝来市とは
朝来市は兵庫県の北部に位置しています。日本100名城の竹田城跡や、近畿最大級の5世紀ごろの円墳史跡である茶すり山古墳、史跡 生野銀山をはじめとする産業遺産など古代から近代にかけての貴重な歴史・文化遺産が点在し、エリア全体がまるで「まるごとミュージアム」です。
朝来市へのアクセス
朝来市へのアクセスについてはこちらをご覧ください。
竹田城跡アクセスマップ(立雲峡)
竹田城跡の絶景 「天空の城」
秋になると早朝に竹田城跡の麓に霧が発生し城全体が雲海に包まれる、城跡が雲海に浮かぶ幻想的な光景から『天空の城』と呼ばれる絶景スポットです。一生に一度は見てみたいといわれるこの絶景を見るために全国からたくさんの観光客が訪れます。
雲海に運良く出会うための秘訣
雲海の発生条件
雲海は、麓で発生する霧によって生ずるものです。昼の間に暖められた空気が夜になると冷やされ、蒸発霧が発生します。その霧が山の間の低い部分にたまり、標高の高い部分から見るとまるで雲の海(雲海)のように見えます。この霧の発生具合は、特に昼間と夜間との温度差が激しいほど出やすく、また湿度も関係するようです(目安として10℃以上)。
※雲海が発生しやすい条件を記載していますが、雲海が発生するのを保障するものではありません※
時期
9月中旬~12月初旬 ※他の季節でもごくまれに見られますが、秋(特に晩秋)が多く発生しやすい条件となります。
時間
明け方から午前8時頃まで。
条件
1・湿度が高く十分な放射冷却があること。
2・よく晴れていること。
3・前日の日中と当日の早朝の気温の差(10度以上)が大きいこと。
4・風が弱いこと。
などなど、自然現象なので条件がそろっても必ず雲海に出会えるとは限りません。
雲海を見に行くときの装備
1・懐中電灯:竹田城跡と立雲峡は電灯が設置されていません。これは絶対忘れられません。
2・雨合羽:雲海は水蒸気の固まりですので、雲の中に包まれてびしょ濡れにならないように。
3・防寒具:朝グッと冷え込むときに発生しやすいので、山頂は零下になることもあり、防寒具は必須です。また、歩いているときは暑くても,観覧場所で待っているときは体が冷えてきます、脱ぎ着しやすいものがいいでしょう。暖かい飲み物等を準備するのもおすすめです。
お楽しみいただくための注意事項
その他
雲海を見に行く前日に参考にしてください。
天気予報の但馬南部または朝来市の濃霧注意報も確認してください。濃霧注意報が出ていれば可能性があります。
また、あさぶらのホームページでの「勝手に雲海予報」(前日16時~)は、前日の諸条件から、雲海が出るか出ないかを予想する画期的なシステムです。
また、朝出発される直前などに下記サイトを見て頂き参考にしてください。竹田城跡の様子を24時間ライブ配信しています。その時の竹田城跡が見て頂けます。
ただし、どれも自然を相手に「絶対」はありません、結果が外れる可能性も十分あります。最大のポイントは幸運であること。
雲海を見る観覧場所
観覧場所は主に2箇所です。立雲峡からは、まさしく『天空の城』と言われる景色が、竹田城跡では雲を足元に見る幻想的な風景が見られます。
雲海に浮かぶ城跡『天空の城』を見るには、立雲峡へ行こう!
立雲峡の駐車場から展望スポットまでは登山道になります。雲海に浮かぶ竹田城跡を見るなら、第1展望台や立雲峡テラスがおすすめです。
雲を足元に見る幻想的な風景を見るには、竹田城跡へ行こう!
早朝の竹田城跡に登るためには、山城の郷から舗装された道を40分ほど登るルート、JR竹田駅より駅裏登山道・表米神社登山道(急な登山道)を約40分登るルートが一般的です。
(注意)天空バスの早朝運行はありません。
11月の土曜・日曜・祝日には、竹田城下町観光駐車場より全但バス 早朝雲海バスが出ています。運行ルートや乗車場所等は下記ホームページをご覧ください。
近畿の北側「丹波」「但馬」「丹後」「若狭」の魅力を伝える、任意の観光団体です。 北近畿の味覚は、冬の海の味覚の代表格「カニ」だけに終わらず「カキ」「ブリ」「フグ」、夏の「とり貝」「岩ガキ」「白いか」とそして、山の味覚は「丹波栗」「丹波黒豆」や夏のフルーツ「砂丘メロン」と、年中グルメが楽しめるエリアです。 そんな、広い北近畿を何度も訪れ、線の旅ができる情報発信が出来ればうれしいです。