【京都から約1時間!】美しい田園都市 綾部市のおすすめグルメ特集

綾部市には美味しい飲食店がたくさんあります!福知山市、舞鶴市、綾部市の地域情報を発信するサイト「CO-KYOTO」編集部が取材したおすすめのお店をご紹介!
※この記事は、中丹地域の情報を発信するサイトCO-KYOTO(CO-KYOTOトップページ (pref.kyoto.jp))から引用したものです。
日本の原風景に出会える町 綾部市
京都市内からも近く、豊かな森林、澄み切った空気、美しい水、秋の紅葉が魅力です。
綾部市ではジビエ料理が盛んで、鹿、イノシシ、地鶏などの食材を使った料理が人気を呼んでいます。
- 目次
- 小さな子ども連れでも安心にランチ♪ 竹松うどん店
- 抹茶と食事を楽しんで 茶つぼ吉田
- 地元食材に全国の美味しい素材をプラス ひと粒
- 素材だけでなく、道具にもこだわった古里の味 綾部つむぎ
- 上品な料理と空間で、思い出に残る一日を ゆう月(ゆうづき)
- 米粉スイーツ KOKU
- 米粉パンとカフェのお店 夢の中の家事
小さな子ども連れでも安心にランチ♪ 竹松うどん店
日本の原風景のような自然に囲まれた綾部市志賀郷。この地で営業する「竹松うどん店」は、国産小麦を使った純手打ち麺を、全国的にも珍しくなった薪窯で湯がく讃岐仕込みのうどん屋です。

広々とした敷地内にある竹松うどん店。
子どものころ、お母さんが買ってきてくれたうどんがとてもおいしく、うどん好きになったという店主の竹原友徳さん。男3人兄弟の末っ子として育ち、親から「お手伝いして」と声がかかると、兄たちに「おまえが行け」と言われる日々。しぶしぶ始めた手伝いがきっかけで料理に興味を持ち始めたそうです。
やがてうどんへの愛がふくらんだ大学生の夏休みに香川県のうどん屋でアルバイトをし、卒業後にその店で修業を開始。3年間の学びののち、うどんの調理器具を積んだ移動屋台を走らせ武者修行の旅へ。全国各地で自分が打ったうどんを移動販売しながら、自身が求めるうどんを極めていったそうです。「旅はうどん修行だけでなく、素材探しも兼ねたものでした」と竹原さん。お店で使用している小麦や塩、出汁に使っている利尻昆布などの食材は全国行脚時代に出合ったもの。
竹原さんが自らの足で探し出した、信頼できる素材をつかったうどん。だからこそ、子どもたちにも安心して食べさせることができます。

人気メニューの「せせりうどん」炭火で炙ったせせりが香ばしい
定番のうどんメニューは、並盛(1.5玉)、大盛(2玉)と量を増やすことができます。幼児期の子どもと一緒に行ったときは、大盛をチョイスして親子でシェアすると2人とも満腹になります。
温かい、冷たいうどん以外にも、子どもが食べやすい「ぬるめ」をオーダーすることができます。また、うどんを短く切る道具や、子ども用の箸も用意してあるなど、この気配りが子連れで行きやすい店を創り出している理由なのではないでしょうか。

食べるのが楽しくなる子ども用食器。
小麦アレルギーにも対応し、麺を玄米麺に変更できるほか、女将が握るおにぎりや、地元産の季節野菜に魚を使った揚げたてサクサク衣の天ぷらもあります。子どもに食べさせることができるメニューが多いことも、親にはありがたいポイントです。
敷地内にあった蔵をリノベーションした食事スペースには、小上がりの座敷があり、赤ちゃん連れでもくつろげるスペースになっています。

絵本や、おままごとができるおもちゃもあり、子どもたちは大喜び。
敷地内の広い庭では、うどんが茹であがるまでの待ち時間や、大人たちが食べている間に駆けまわって遊ぶ子どもの姿もちらほら。
竹松うどん店は満足感の高い食事と、ゆっくりくつろげる時間を提供してくれるお店です。
-Informathion-
住所:京都府綾部市志賀郷町儀市前13
TEL:0773-21-1665
HP:https://ameblo.jp/takematsuudon
Instagram:https://www.instagram.com/takematsuudon/
facebook:https://www.facebook.com/takematsuudon
抹茶と食事を楽しんで 茶つぼ吉田
お茶と茶道具の店を改装して生まれましたのが、抹茶と食事を楽しめる「茶つぼ吉田」です。座敷があるので、小さな子どもが一緒でも足をのばしてくつろげます。

座敷でゆっくりくつろげる。子ども用いすも用意してもらえます。
食事メニューは、ランチ、ランチセット、ケーキ付ランチセットの3種類。

ランチは季節の野菜をふんだんに使った和御膳。
子どもが眠くなったら座布団を敷き、店主の湊美千代さんが用意してくれた清潔なバスタオルを子どもにかけてあげましょう。「事前に連絡をいただければ、4歳くらいまでの子どもの料理をご用意します」と湊さん。こんな心配りにほっとするランチスポットです。
ーInformationー
茶つぼ吉田
住所:京都府綾部市本町3丁目32
TEL:0773-43-1514
HP:http://chatuboyoshida.sakura.ne.jp/
facebook:https://www.facebook.com/%E8%8C%B6%E3%81%A4%E3%81%BC-%E5%90%89%E7%94%B0-1233929043332771
地元食材に全国の美味しい素材をプラス ひと粒

地産地「笑」という看板が印象的な「ひと粒」さんは、地元綾部の食材を大切にしながらも、全国からもいいものがあれば積極的に取り入れる幅広いメニューが好評です。現オーナー兼店長の和久さんは2006年のオープン時からお店に携わり、2021年に先代のオーナーからお店を引継いでからも変わらぬスタイルで営業を続けています。
こだわりの食材としては、今回ご紹介する「親子丼」のメインで、綾部の上林地区で昔から盛んな養鶏場の広い敷地で育った上林鶏をはじめ、地域の寒暖差でうまみの凝縮したお米、地元JAから直接仕入れる新鮮野菜など盛りだくさん。そして京都以外では、現在は岩手の八幡平(はちまんたい)産の豚肉を使った豚カツ、大船渡産の牡蠣のフライなどを提供されています。

またそれらの食材の良さを活かすために、だしを取る水は磁石やフィルターを通し活水化、鶏肉の下ごしらえは定温のお湯で洗い酵素を発生させてから氷で絞めるなど、細部まで工夫を凝らしています。そして味付けには化学調味料は使用せず、お子さまからお年寄りまでどなたにも安心して食べていただける料理の提供を目指しています。
国道沿いで駐車場も広々としており、車でも気軽に立ち寄ることができますので、京都府北部へのドライブや旅行の途中に、ひと粒さんで一息つきながらお料理を楽しんでみてください。

-INFORMATION-
店名:ひと粒
住所:〒623-0031 京都府綾部市味方町アミダジ8-2
TEL:0773-43-2244
ホームページ:https://ayabe-hitotsubu.com/
素材だけでなく、道具にもこだわった古里の味 綾部つむぎ

「綾部つむぎ」さんは、初代店主の滋野さんがおよそ30年前、京都市伏見区で「つむぎ」として開業したお店が発祥です。綾部には2019年に移転し、現在は滋野さんの思いを承継した金平さんが店主として切盛りしておられます。
今回ご紹介する「おばんざい定食」は、滋野さんの「体は食べ物で作られているからこそ、健康のためにきちっとした食事が必要」というコンセプトのもと、食材と味付けにこだわった料理を提供したいと考案されました。
食材は地元京都産を中心に、野菜も無農薬や減農薬のものを前日か当日朝に仕入れ、新鮮な魚や肉も加わりその日の定食が出来上がります。また食材だけでなく道具も食事の一部という思いから、鍋は土鍋と鉄鍋を主に使い、ご飯を炊くおくどさん(かまど)の炭までも決まったものを取り寄せるなど、細部までこだわりが詰まっています。

味付けも砂糖をなるべく使わず、素材の甘みをうまく利用して、薄味ながらしっかりと印象に残る味に仕上げています。また、その日の食材を活用した特別メニューもリクエスト可能ですので、気になる方は尋ねてみてください。
普段から地元の方々に愛され、時折伏見で営業していた頃のお客さんも来店するなど、お店は毎日賑わっています。離れの建物ではコーヒーやお酒、音楽、占いなどをテーマにしたイベントも多く開催されていますが、ある時お客さんから「食事だけでなく泊まってみたい」との声をきっかけに、農家民宿の開業に向け現在準備を進めています。これからもますます多くの人が集まりそうな、綾部の人気スポットです。

ーINFORMATIONー
店名:綾部つむぎ
住所:〒623-1123 京都府綾部市五津合町荒木57-1
TEL:0773-21-6104
上品な料理と空間で、思い出に残る一日を ゆう月(ゆうづき)

「皆さまのかけがえのない一日を、最高のものにしたい」そんな思いで「ゆう月」さんは2005年に開業しました。料理長の通山さんは、前職で親交のあったオーナーから料亭をオープンするのでと誘われて以来、日々訪れるお客さんの大切な一日に相応しい料理を提供すべく、腕を振るっています。
会席の献立は2ヶ月ごとに見直され、地元京都の旬の素材をふんだんに使った定番料理を中心に、同じ季節でも毎年少しずつ変化を持たせています。新しい献立は毎回従業員向けの試食会で意見を募り、改善を重ねたこだわりの品々。そして今回のオススメ「季節の花御膳」は、そんな会席料理を手軽に多くの方に味わってもらいたいと企画されたランチタイム限定のメニューです。

お店の物件はオーナーがかつて別荘として建てたものですが、本館中央の広間に入るとまず、奥に見える広い庭園に目が奪われます。春は桜、秋は紅葉など、四季折々の魅力を見せる庭園を眺めながら、季節の味わい深い会席料理と優雅な時間が愉しめます。
本館には広間の他にお座敷の個室が2部屋あり、お客さんは1日昼夜各3組限定で、空間が広いのでお互いを気にすることなくゆったりと過ごすことができます。また別館には最大50席のお部屋があり、こちらも本館と同じく庭園を見ながら、夏はバーベキュー、冬は鍋料理が楽しめます。
通山さんは普段からホームページやSNSでも最新情報を発信されていますので、お店を訪れる前に一度チェックしてみてください。綾部安国寺インターチェンジからほど近い場所で、北近畿や山陰方面への旅行途中に立ち寄られるお客さんも多い、四季折々のお料理と風情を同時に楽しめるお店です。

ーINFORMATIONー
店名:ゆう月(ゆうづき)
住所:〒623-0111 京都府綾部市七百石町由里16-1
TEL:0773-44-0818
ホームページ:https://www.ioriyuzuki.com/
米粉スイーツ KOKU
綾部市上林地区は「水源の里」とも呼ばれ、雪解けの清らかな水で育った米がおいしいと昔から評判の地です。
この地区に誕生したお米と米粉の加工販売所「KOKU(こく)」のブランド「匊KOKU」の米粉スイーツは、今まで私たちが見たこともないようなお米の可能性を感じさせてくれます。

玄関先には昔はどこの家庭でも米を炊くのに使っていたおくどさんがある。
このお店をつくったのは、大阪からIターンで綾部市に移住した宮園ナオミさん。米粉マイスター協会認定の米粉インストラクターの資格をもっています。
匊KOKUのお菓子は、上林地区の契約農家が丁寧に育てた米だけを使用。宮園さんは「地元の米を使い、商品を消費者に届ける流れは、米作りをする農家や地域を守ることにもつながっている」と教えてくれました。
お菓子のなかでひときわ目を引くのは、小麦、卵、乳製品、ナッツ、白砂糖をいっさい使わない「米粉かたクッキー」。
クッキーは生地を型で抜いて焼き上げる方法が一般的ですが、ほろっと崩れやすい米粉は、型に入れて形を整えてから焼くという手法で作られています。珍しい形の型は匊KOKUのオリジナルです。

手土産にすると「わ!かわいい、キレイ」と盛り上がりそうな米粉かたクッキー
米粉かたクッキーには、桑の葉やほうじ茶など6種の京都育ちの素材を混ぜ込んで焼き上げた「京都うまれ」と、ごぼうやほうれん草などの国産野菜野を使った「やさいづくし」の2種があります。
形が優雅な「京都うまれ」とカラフルな「やさいづくし」は、野菜嫌いの子どもたちも思わず手が伸びるでしょう。
口に入れると和三盆糖や有機メープルシロップのまろやかな甘さが広がり、ほろっと崩れる食感がとても心地よい。まさに心と体に優しいお菓子です。

若い世代にも米の魅力を知ってもらうきっかけになりそうなお菓子
ほかにも、出汁に入れると離乳食や介護食にもなるという玄米ポンせんべいや、忙しい朝などに片手でもさっと食べられる玄米ポンせんバー、妊娠中や産後にも嬉しいカフェインレスの玄米コーヒーなど、お米を使った商品がたくさんあります。

米粉で美味しく焼けるパンケーキやマフィンミックスも販売されています
自然食品や米の研究を続けている宮園さん。「台所は薬局」「家族の健康は料理を提供するお母さんが握っている」という視点で作られた匊KOKUのスイーツは、見た目の美しさだけではなく、しっかりと栄養や食の安全を考えられた逸品です。
ーInformationー
KOKU(こく)
住所:京都府綾部市八津合町西屋14
TEL:0773-21-8174
HP:https://koku-kyoto.com/about_koku/
Instagram:https://www.instagram.com/koku_kyoto/
facebook:https://www.facebook.com/koku.kyoto
米粉パンとカフェのお店 夢の中の家事
綾部市上林地区には、大阪からIターンされた近持さんご夫婦が営む米粉パンとカフェのお店「夢の中の家事」もあります。

思わずかっこいいと呟いてしまう店内のデザイン
のどかな田園風景を眺めることができる店内では、毎日25種ほどのパンが並ぶほか、ハンバーガーやパンケーキなどのイートインメニューを楽しめます。

夢の中の家事自家製のアイスクリームをはさんだカスタマイズメニュー。
購入したパンに自家製アイスクリームをトッピングし、カスタマイズする食べ方も人気です。
ーInformationー
住所:京都府綾部市五津合町大田3
TEL:080-9120-8219
近畿の北側「丹波」「但馬」「丹後」「若狭」の魅力を伝える、任意の観光団体です。 北近畿の味覚は、冬の海の味覚の代表格「カニ」だけに終わらず「カキ」「ブリ」「フグ」、夏の「とり貝」「岩ガキ」「白いか」とそして、山の味覚は「丹波栗」「丹波黒豆」や夏のフルーツ「砂丘メロン」と、年中グルメが楽しめるエリアです。 そんな、広い北近畿を何度も訪れ、線の旅ができる情報発信が出来ればうれしいです。