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【2024】関東最大級!大國魂神社の酉の市が11月開催。熊手で来年の運気をかき集めよう
「酉の市」が東京・府中の大國魂神社で2024年11月5、17、29日に開催されます。当日は約100の露店が出店し、名物の縁起物「熊手」が販売されます。ここでは「関東三大酉の市」のひとつである大國魂神社の酉の市の特徴や、運気が上がる熊手の買い方を紹介します。
大國魂神社の「酉の市」とは?
東京の府中市にある「大國魂(おおくにたま)神社」は、西暦111年に創建されたといわれる東京最古の神社のひとつです。現在は福と縁結びの神様としても、広く知られています。
この大國魂神社の境内にある「大鷲(おおとり)神社」では11月、「酉(とり)の市」が開催されます。「酉の市」は、商売繁盛などを祈願するお祭りで、境内に約100店もの露店が立ち並び、名物の「熊手」が並びます。
今年も残すところあと2か月ほどですが、年末、そして来年の運気向上のために、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
2024年の酉の市の概要
期間:
・一の酉:11月5日(火)
・二の酉:11月17 日(日)
・三の酉:11月29日(金)
各日とも、熊手市・露天商が9:00~22:00に開催予定
場所:大國魂神社の境内
公式HP:https://www.ookunitamajinja.or.jp/wp/info/192.html
大國魂神社の酉の市の特徴は?
Photo by Pixta
「酉の市」は、11月の酉の日(十二支)に開催される、開運招福・商売繁盛を祈願するお祭りです。
現在は関東各地で行われていますが、その発祥は、現在の東京足立区にある大鷲神社で江戸時代に始まった収穫祭だといわれています。それが人気となり、各地に広まっていきました。
中でも、大國魂神社の酉の市は規模が大きく、浅草の「鷲神社」、新宿の花園神社と合わせて「関東三大酉の市」の一つに数えられています。
酉の市ではさまざまなものが販売されますが、特に有名なのが「熊手」。
熊手は、庭掃除で落ち葉をかき集める際などに使われる道具です。その形状から「福をかき集める」「福をつかんで離さない」という意味付けがされ、縁起物となっています。
大國魂神社の酉の市の特徴は?
Photo by Pixta
大國魂神社の酉の市では、境内に約100店もの露店が立ち並びます。近年は11月に2~3回にわかって行われ、それぞれ「一の酉」「二の酉」「三の酉」と呼ばれています。
大國魂神社の酉の市で販売される熊手は、おかめ面や米俵、招き猫、千両箱といった、いかにも商売繁盛しそうな飾り物がたくさん取り付けられており、実に壮麗です!
このほか、早朝6時頃からは、授与所で熊手型のお札「神符熊手」が配布されます。
また、15時、17時、19時の3回にわたって「江戸の里神楽」の奉納も行われますよ。
運気が上がる熊手の買い方
熊手を買う際は、
・最初は、小さい熊手を購入する
・昨年より小さいものは選ばず、徐々に大きなものを買うようにする
ことを意識すると、運気がたまっていくようです。
なお、熊手を買う際は、売り手と「値切り交渉」を楽しむのも、酉の市の伝統として知られています。
最初に売り手に値段を聞いたら、もっと低い価格を提示してみて。そうしてお互いが価格に合意すれば、その値段で買いましょう。
ただし、割り引いてもらった金額は、ご祝儀として売り手に渡します。結局は最初の価格と同じ値段で買うことになりますが、こうしたプロセスを経て、より運気が上がっていくとされています。(もっとも、不安だったら値切り交渉は無理にしなくても大丈夫です)。
また、帰るときは、熊手を高く掲げて行きましょう。これは「運気が上がる」ということですね。家に帰ったら、神棚か、玄関向けに少し高い場所に飾るのがよいそうです。
大國魂神社へのアクセス
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大國魂神社への最寄り駅は、府中駅と府中本町駅となります。府中駅は、新宿から30分ほどで行けるので、都心から気軽なお出かけにもぴったりですよ!
京王線の府中駅:南口から徒歩5分
JR南武線・武蔵野線の府中本町駅:徒歩5分
参拝者用無料駐車場がありますが、当日は来場者や関係者で混み合うことが予想されるので、できるだけ公共交通機関で行くようにしましょう。
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企業のIR/CSR分野のPR、国際協力分野の情報誌編集を経て、2017年10月にMATCHAに参加しました。2019年4月から香川県三豊市に移住。訪日観光客向けの記事を書くほか、地域おこしにも携わっています。
インターネットサービスやレンタカー、ホテルなどのほか、また西日本の観光スポットの記事を主に担当しています。