MOA美術館フォトスポット
MOA美術館は、美術鑑賞だけでなく、フォトスポット巡りも楽しめます。エスカレーターや円形ホール、ムアスクエア、茶の庭、竹林など、館内外で写真映えする魅力的なスポットが満載。気軽に訪れて特別な一日をお楽しみください!
MOA美術館は、美術鑑賞だけでなく、気軽に楽しめるフォトスポット巡りも魅力の一つです。館内に入ると、壮大な景色が楽しめる「エスカレーター」や、光と影が織りなす美しい「円形ホール」が出迎えます。現代と伝統が調和した「メインロビー」が訪れる人々を魅了します。館外では、開放的な空間が広がる「ムアスクエア」では相模灘を望むことが出来ます。、静寂の中で自然と向き合える「茶の庭」や、「竹林」での散策もおすすめです。カメラ片手に美術館の中と外を巡るだけで、特別な一日を楽しむことができます。ぜひ、写真を撮りながらMOA美術館の新たな魅力を発見してみてください!
エスカレーター
ボックスカルバートによるオープンカット方式という施工方法で、斜面に溝を造り、鉄筋コンクリート造で通路施工後、盛り土をして、元の山に復元しています。約25m~35mのエスカレーターが上下8基設置されており、所要時間約10分でムアスクエアに到着します。
円形ホール
直径約20m、高さ約10m。地下に造られたドーム状のホールです。ドームの天井は花弁状に組み合わせた230枚のGRC(グラスファイバーコンクリート)でデザインされ、依田充と依田由利子がプロデュースした世界最大級の万華鏡が展示されています。壁と床は大理石を使用しています。床にはイタリア、ポルトガル、インド、イラン、キューバ、ギリシアの6ケ国から集めた大理石が幾何学模様に組み合わされています。
ムアスクエア
20世紀彫刻の第一人者、ヘンリー・ムアのブロンズ像 「キング・アンド・クイーン」が展示されています。ここからは、相模灘の雄大な景観を眺めることができ、フォトスポットとしてもお楽しみいただけます。
メインロビー
1階から2階に吹き抜けた高さ8m、幅32mの全面ガラス張りの明るく開放感のあるロビーです。海の眺望がより美しく見えるように天井の高さを開口部へ近づくにつれて少し下げられています。メインロビーのソファの脚部には、カメラのレンズにも用いられる光学ガラスを使用しています。屈折、光の分散などに均一性を持った透明度の高いガラスです。
片身替漆扉
現代アーティストの杉本博司と人間国宝の室瀬和美によるコラボ作品で、桃山時代の黒と赤の意匠を活かしたものです。
茶の庭
茶室「一白庵」、光琳屋敷などが併設された庭園です。150本のもみじと季節の草花が植えられています。
竹林
竹は清浄な植物として正月の門松や地鎮祭の神事に用いられ、『竹取物語』には神霊の宿る植物として登場しています。近年、竹林の隙間からこぼれる陽の光は和の風情と共に癒しスポットして人気を集めています。
美術館は7万坪にも及ぶ熱海の高台に建てられていて、館内のメインロビーやムア広場からは伊豆大島や初島など、美しい絶景が望めます。施設内には、春には桜やツツジ、初夏には新緑、秋には紅葉と四季折々に違った姿を見せる庭園も完備。アートと自然を味わいながらリゾート気分でゆっくりとお過ごしください。 1982年に開館し、36年が経過した2016年から2017にかけ、展示空間の刷新と設備の更新を目的として、改修工事を実施いたしました。 ロビーエリア、展示スペースの設計は、世界を舞台に活躍する現代美術作家 杉本博司氏が建築家 榊田倫之氏と共に主宰する「新素材研究所」が手掛けました。 古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再構築して受け継いでいくかという問いに取り組み、様々な試みの中から、日本の伝統的な素材を用いた現代的な空間を生み、あたらしいMOA美術館を体現しています。