旅の準備はじめよう

初めて福井県に行く人でも安心!この記事では、福井県の1月〜12月ごとの平均最高気温・平均最低気温とおすすめの服装をまとめています。それぞれの時期の見どころについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
福井県は、木の芽峠(きのめとうげ)を堺に「嶺北(れいほく)」と「嶺南(れいなん)」に分かれています。
嶺北にあたる奥越地方(おくえつちほう)は、県内でも特に雪が多く日本でも有数の大雪地帯として有名です。
一方、嶺北の海ぞいや嶺南は、暖かい対馬海流の影響を受けて、冬でも比較的暖かいエリアです。
福井の気温は、年間を通して変動幅が大きいのが特徴です。
2023年のデータによると、最も寒い1月の最低気温は−4.4℃、最高気温は9.4℃でした。一方、最も暑い8月は最高気温が37.9℃に達し、最低気温も32.1℃と高いです。
降水量も年間を通して多く、特に梅雨時期や台風シーズンにはまとまった雨が降ります。
福井の夏は蒸し暑く、冬は厳しい寒さとなることから、旅行時の服装には注意が必要です。
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福井の冬は、日本海側特有の気候により、1月から3月にかけて厳しい寒さが続きます。特に、1月・2月は気温が氷点下となり、雪や強風に見舞われる日もあります。
この時期は、保温性の高いダウンジャケットやコートを身につけ、雪道を歩く際はブーツや滑りにくい靴を選ぶと良いでしょう。
3月に入ると、日中は比較的過ごしやすくなる日が増えますが、朝晩は冷え込むため重ね着で調整できる服装がおすすめです。
また、観光の見どころとしては、雪景色が美しい東尋坊や越前がにを味わえる飲食店などがおすすめです。防寒対策を万全にして、冬ならではの福井の魅力を堪能しましょう。
福井の1月は、氷点下となる日が珍しくありません。
日本海からの季節風の影響で、雪が多くどんよりとした空模様が続くのが特徴です。
この時期の服装は、防寒を最優先に考え、厚手のダウンジャケットやウールのコートを羽織るのがおすすめです。マフラーやネックウォーマー、手袋などを着用するのも良いでしょう。
福井の2月は、1月とほぼ変わらず厳しい冷え込みが続きます。
日本海からの寒風が吹き荒れることから、体感温度はさらに低く感じるでしょう。
この時期の服装は、1月と同様に厚手のダウンコートやウールコートを着用し、保温性の高いインナーを重ね着するのもおすすめです。
首元をマフラーやネックウォーマーでガードしたり、手袋や帽子を着用するのも有用です。
福井の3月は、少しずつ春の兆しが見え始めるものの、朝晩の寒さが残る時期です。
日中は日差しが暖かく感じられる日もありますが、天候が変わりやすく急な雨や雪に見舞われることもあります。
3月の服装は、気温の変化に対応できるような重ね着がおすすめです。日中はコートやジャケットで過ごし、朝晩や天候が悪い時は厚手のニットやフリースなどを重ね着すると良いでしょう。
マフラーやストールなどのアイテムも、気温に応じて活用すると便利です。
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福井の4月は、まだ肌寒さを感じるものの、6月にかけて気温が徐々に上昇し、過ごしやすい陽気が続きます。
日中は長袖シャツやカットソーで過ごしながら、カーディガンや薄手のジャケットなどの羽織りもので調整すると良いでしょう。また、紫外線対策として帽子や日焼け止めも準備することをおすすめします。
また、4月〜6月の福井は、新緑が美しく自然を満喫できる観光スポットが多いです。特に、芝桜やツツジなどの花々が見頃を迎え、華やかな景色を楽しめます。
福井の4月は、春の訪れを感じられる時期となり、日中は過ごしやすくなります。
この時期は、重ね着で温度調節がしやすい服装がおすすめです。
日中は長袖のシャツや薄手のニット、朝晩や天候が悪いときにはカーディガンやジャケットなどの羽織りものがあると安心です。
福井の5月は、過ごしやすい日が多くなります。
長袖のシャツやカットソーなどが便利ですが、朝晩の冷えや天候の変化に備えて、薄手のカーディガンやパーカーなどもあると良いでしょう。
日中は日差しが強くなるので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの紫外線対策も忘れずに行いましょう。
福井の6月は、梅雨入りを迎え雨の日が多くなる時期です。
湿度が高く、蒸し暑さを感じる日も少なくないので、この時期は通気性の良い素材の衣類がおすすめです。
半袖シャツやブラウス、薄手のワンピースなどを選んでみてください。同時に、室内の冷房対策や天候の変化に備えて、薄手のカーディガンやパーカーなどを持ち歩くと便利です。
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福井の7月・8月は、連日30℃を超える真夏日となり、蒸し暑い日が続くものの、9月に入ると徐々に暑さは和らぎます。
しかしながら、残暑が厳しい日もあるので、熱中症には注意が必要です。
特に、7月・8月はこまめな水分補給はもちろん、日傘や帽子を活用し、熱中症対策を心がけましょう。
福井の7月は、蒸し暑い日が続き、夜間も熱帯夜となることがあります。梅雨明け後は強い日差しが照りつけ、気温がさらに上昇するため、より熱中症への警戒が必要です。
服装は、通気性の良い素材の半袖シャツやブラウス、ノースリーブなどを選びましょう。
日差し対策として、帽子やサングラスを活用するのも有用です。また、水分補給もこまめに行いましょう。
福井の8月は、一年で最も暑さが厳しくなる時期です。
猛暑日が続くことも珍しくありません。熱帯夜が続くことで、寝苦しさを感じる日も多いでしょう。強い日差しに加え、高い湿度も加わるため、体感温度はさらに高く感じられます。
服装は、涼しさを最優先に考えてください。通気性の良い衣類や吸汗速乾素材などを選びながら、帽子やサングラスを着用するのもおすすめです。
また、外出中はこまめな水分補給や適度な休憩を心がけてください。
福井の9月は、季節が夏から秋へと移り変わる時期であり、台風の影響を受けて天候が変わりやすいシーズンでもあります。
服装は、気温の変化に対応できる衣類選びを心がけましょう。
日中は半袖、気温が下がるときは長袖のシャツなど、羽織れるものがあると便利です。
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福井の10月は、比較的過ごしやすい日が続くものの、11月に入ると気温が急激に下がり、12月には本格的な冬が到来します。
特に、朝晩は冷え込みが厳しくなるので、服装は重ね着が基本です。10月はジャケットやブルゾン、11月以降は厚手のニットやフリースなどが必須となります。
加えて、マフラーや手袋、帽子なども忘れずに準備しましょう。
なお、福井の10月〜12月は、紅葉やイルミネーションが見どころです。特に、11月には美しい紅葉スポットが色づき、多くの観光客で賑わいます。
福井の10月は、秋が深まり過ごしやすい気候となる時期です。
日中は、長袖のシャツやニットで過ごせますが、朝晩や天候によっては寒い日もあります。
そのため、重ね着しやすいアウターがあると便利です。
福井の11月は、冬の足音が聞こえ始める時期です。日中でも寒さを感じる日が増えていき、朝晩の冷え込みが厳しくなります。
服装は、防寒対策が鍵となるので、厚手のニットやジャケットなどを重ね着して、暖かく過ごしましょう。
首元を温めるマフラーやネックウォーマー、保温性の高い靴下やブーツなどがあるとより快適です。
福井の12月は、寒さが続く時期です。気温が氷点下となる日も増えていきます。
そのため、服装は万全な防寒対策が必要となり、厚手のダウンジャケットやウールのコート、保温性の高いインナーを活用するようにしましょう。
首元を温めるマフラーやネックウォーマー、足元は滑りにくく防水性のあるブーツがおすすめです。カイロを使って寒さ対策をするのも良いでしょう。
福井県で一番寒いのは1月です。1月は平均気温が低く、最低気温が氷点下になる日も多くなります。
その年や地域によって異なるものの、例年12月の中旬頃から降り始めることが多いです。
・山間部: 12月上旬から雪が降り始め、積雪も早めに始まる
・平野部: 12月中旬頃から雪が降り始め、本格的な積雪となるのは12月下旬から1月
・沿岸部: 山間部や平野部に比べて雪が降る時期は少し遅く、積雪量も少ない傾向
10月は過ごしやすい気温になる一方、朝晩は冷え込みます。日中は長袖のシャツや薄手のニット、朝晩や天候によってはジャケットやカーディガンなど、羽織れるものがあると便利です。
福井県には、自然・歴史・文化など魅力的な観光スポットが点在しています。
景勝地として有名な「東尋坊」は、断崖絶壁が圧巻です。歴史好きには、戦国武将・柴田勝家ゆかりの「丸岡城」や、禅の修行道場「永平寺」がおすすめです。
世界有数の恐竜化石発掘地として知られる「恐竜博物館」は、大人も子どもも楽しめます。
福井県の夏は蒸し暑く、冬は積雪があり厳しい寒さが続きます。
いつ訪れる場合も平均気温を参考にしながら、快適に過ごせる服装を用意しておくことが大切です。
快適な服装で福井観光を楽しみましょう。
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