旅の準備はじめよう
金沢から日帰りOK!福井県で絶対に行きたい観光スポット&グルメ13選
北陸地方にある福井県は、絶景の東尋坊(とうじんぼう)や冬の味覚・越前(えちぜん)ガニなど、見どころ盛りだくさん! 人気の金沢からも日帰りできるので、セットで観光するのもオススメです。今回は初めて福井県を訪れる人へ、絶対行きたい観光スポットや絶品グルメなど、モデルルートを交えてご紹介します。
福井県ってどんなところ?
日本の北陸地方にある福井県は、海に面して南北に細長く、北部と南部で方言や文化が異なります。金沢のある石川県に接する北部は、北陸地方ならではの文化が強く根づく場所。これに対して南部は京都に近く、古くから関西地方の文化の影響を受けてきました。
また、四季の移り変わりがはっきりと感じられる地域なので、季節ごとの風景の美しさはもちろん、夏はウニや牡蠣(かき)、冬にはカニやフグといった季節のおいしい食材にも恵まれています。
目次
- ◆福井県へのアクセス
- ◆観光スポット
- ∟1.鯖街道に残る「熊川宿」
- ∟2.大迫力の断崖絶壁「東尋坊」
- ∟3.めがねの複合施設「めがねミュージアム」
- ∟4.天空の城「越前大野城」
- ∟5.「永平寺」で心を清める
- ∟6.湧水からパワーをもらう「氣比神宮」
- ∟7.緑の中のアートスポット「金津創作の森」
- ∟8.浴衣姿で楽しむ「あわら温泉」
- ∟9.恐竜ワールドを堪能する「福井県立恐竜博物館」
- ∟10.よみがえった戦国時代の城下町「一乗谷朝倉氏遺跡」
- ◆福井で欠かせない絶品グルメ
- ∟11.越前おろしそば
- ∟12.ソースカツ丼
- ∟13.越前ガニ
- ◆福井の四季・気候
- ◆オススメの1日モデルルート
福井県へのアクセス
観光の拠点として便利なのが、各方面から列車やバスの乗り入れも多いJR福井駅です。
福井県はこれまで数多くの恐竜の化石が発掘されており、駅前の広場にはこれをPRするため、実物大の動く恐竜モニュメントや足跡(複製)、恐竜モチーフのトリックアートなどが設置されています。
夜にはライトアップもされて迫力満点! 思わずカメラのシャッターを連打してしまうこと間違いなしのユニークなスポットです。
金沢から
ひがし茶屋街 Photo by Pixta
北陸周遊旅行として福井県とともに訪れたい、石川県の金沢。金沢駅から福井駅はJRの特急列車(サンダーバード、しらさぎ)に乗車すれば乗り換えもなく、約50分で到着します(指定席3,070円)。
車でも1時間程度の距離なので、レンタカーでの移動もオススメです。MATCHAでは訪日観光客向けに、ニッポンレンタカーの車が10%割引になるクーポンを発行しています。ぜひ利用してみてください。
東京から
現在、東京駅から福井県への直通新幹線はありません。そのため福井駅へはJR北陸新幹線で金沢まで行き、そこから特急列車に乗り換えて福井駅を目指します(計16,000円前後)。
また、JR東海道・山陽新幹線を利用し、滋賀県の米原(まいばら)駅から特急に乗り換えて福井駅を目指す方法もあります(計14,000円前後)。乗車時間はどちらも3時間半~4時間程度なので、料金や経由地で選びましょう。
ちなみに、2024年春にはJR北陸新幹線の路線が伸び、福井県の福井や敦賀(つるが)にも駅ができる予定です。開業すれば東京から直通で福井県に行くことができるようになりますよ!
一方で、安さ重視の方にはバスがオススメです。
東京から福井までは、約7~8時間、料金は3,000円程度~1万円以上とさまざまです。例えば、WILLER TRAVELで2023年5月の料金を検索したところ、平日最安値は3,800円となりました。
夜行バスで行く場合、21~23時ごろ東京を出発し、翌朝7~8時ごろ福井に到着する便が多いので、移動日の宿泊費がかからないのが嬉しいポイントです。
バスは、新幹線に比べ快適さは劣りますが、近年はトイレやリクライニングシート、コンセント、フリーWi-Fiが設置されているなど、快適なバスも増えてきました。
福井行直行のバスの乗り場は、JR東京駅八重洲口、JR新宿駅南口のバスタ新宿などです。福井での到着先は、主に福井駅東口となります。
高速バスの予約:WILLER TRAVEL
大阪、名古屋方面から
Picture courtesy of Osaka Government Tourism Bureau/JNTO
大阪方面から福井を目指すには、大阪駅か新大阪駅からJRの特急サンダーバードに乗車し、約2時間の道のりです(指定席5,940円)。この列車は途中、観光地の多い鯖江(さばえ)や敦賀といった駅も経由します。
名古屋からはJR東海道・山陽新幹線に乗り、米原駅で特急に乗り換えるルートで約1時間40分の道のりです(計6,000円前後)。
Hokuriku Arch Pass(北陸アーチパス)
なお、訪日観光客の方には、東京、大阪から金沢、福井などの北陸までを周遊できるJR 東日本・JR西日本共同のレールパスHokuriku Arch Passもオススメ。東京から北陸を経由して関西へ、あるいはその逆のルートで周遊可能です。
エリア内の北陸新幹線(東京〜金沢間)、JR 東日本・JR西日本特急・急行・普通(新快速・快速含む)列車の普通車指定席および自由席が、7日間乗り放題に。
このほか、東京モノレールやのと鉄道(七尾〜和倉温泉間)などでも利用できます。オンラインや日本国内窓口でも購入できますが、海外のJR指定販売店で購入する方が1,000円安くなります。
Hokuriku Arch Pass(訪日観光客向け) | |
【海外】料金/販売場所 |
●料金 連続7日間24,500円 ●販売場所 |
【国内】料金/販売場所 |
●料金 連続7日間25,500円 ●販売場所 |
注意事項 | 東海道・山陽新幹線は利用不可 |
公式HP(英語) | https://www.westjr.co.jp/global/en/ticket/hokuriku-arch-pass/ |
KLOOKなら手続き簡単!
Hokuriku Arch Passを購入する
あわせて読みたい
見逃せない観光スポットをご紹介!
美しい景勝地や歴史的スポットなど、バラエティに富んだ福井県の観光スポットをご案内します! 観光スポットは県内各所に点在しているので、事前に訪れる場所を決めて旅のルートや宿泊先を計画するとよいでしょう。
いろいろな観光地をめぐりたいなら、列車やバスではなく車移動のほうが便利です。
1.鯖街道に残る「熊川宿」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
福井から京都にかけて伸びる若狭湾は、古くから豊富な魚介類が水揚げされる、福井県有数の港。江戸時代には、日本各地から京都へ向けて多くの商品が運ばれてくる海運の重要拠点でもありました。
とくに若狭湾でとれたサバが多く運ばれたことから、若狭湾と京都を結ぶ道は「鯖(さば)街道」と呼ばれ、街道沿いには多くの宿場町ができました。そのなかでもとくににぎわったのが、滋賀県との県境にある「熊川宿」です。
国の重要伝統的建造物保存地区にも指定されており、約1キロの通りには瓦屋根や格子窓が特徴の、昔ながらの建物が軒を連ねています。
Picture courtesy of Saba Cafe
鯖街道といえば寿司や焼き物でサバなどを出す店が多いですが、おしゃれなカフェで楽しむなら「Saba Cafe(さば かふぇ)」のサバサンドがオススメです。
サバサンドは、自家製パンにたっぷりの玉ねぎとサバのフィレを挟んだもの(税込1,450円 ※サラダ、ポテト付き)。地元特産の獅子柚子(ししゆず)を使った調味料・柑(かん)なんばのピリリと辛い特製ソースがアクセント!
Picture courtesy of Saba Cafe
お店には広々したオープンテラスもあり、気持ちのよい空間です。熊川宿へは、最寄り駅である近江今津駅から路線バスに乗り約30分で到着します。
2.大迫力の断崖絶壁「東尋坊」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
海に面して断崖絶壁の岩が連なる「東尋坊」は、約1200万年前に噴出した火山岩でできたもの。国の天然記念物にも指定されており、その景観を守るため、手すりやフェンスは一切ありません。崖のそばまで行けますが、危険なので気をつけて散策しましょう。歩きやすいスニーカーがオススメです。
また、芸術的な岩肌を堪能するなら遊覧船もオススメ! 間近に迫る岩壁の迫力は船に乗った人だけが楽しめる特権です。30分のツアーで大人1,500円、子ども750円です。
3.めがねの複合施設「めがねミュージアム」
日本国内でつくられるめがねフレームの9割以上が福井県のものだといわれています。なかでも鯖江市はめがね関連企業が多く、めがねの町として知られています。
Picture courtesy of めがねミュージアム
そんな鯖江にある「めがねミュージアム」は、めがねを楽しむ複合施設。展示を通して歴史や作り方を知り、実際にめがねがほしくなったらショップで購入も可能。県内のめがねメーカーのアイテムが約3000点もそろっているので、お気に入りの一本に出会えるはずです!
また、めがねやめがね型ストラップ作りができる体験工房もあるので、世界にひとつだけのおみやげ作りにチャレンジしてみるのも楽しそうですね。
4.天空の城「越前大野城」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
大野盆地の中央にそびえる「越前大野城」は、気象条件がそろうと周囲が雲海に覆われ、まるで天空に浮かんでいるように見える不思議なお城です。
お城の西にある犬山(いぬやま)が撮影スポット。雲海が現れやすい10月~4月の明け方から9時ごろまでは、カメラを携えやって来る人も多いのだそうです。
1年でもっとも雲海があらわれるのが11月といわれており、さらに前日の湿度が高く、気温差が大きいと出現率が上がるのだとか。とはいえ実際に雲海が見られるのは年間10回程度ともいわれているので、もし出会えたらとてもラッキーですね!
ちなみにお城のある大野市街地はいまも城下町の風情が残っており、400年以上続いている「七間朝市(しちけんあさいち)」では、地元の農家がとれたての農作物や加工品をもってやってきます。
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
また大野市の人々は、その実力がまだ知られていない画家の絵を購入し、支える運動を行ってきた文化をもっています。街に根づいたアートの文化を次の世代につないでいくため、「COCONOアートプレイス」では展覧会やイベントなどを開催。
古い民家をリノベーションしたギャラリーで、カフェも併設しているので、散策の立ち寄り先にぴったりですね。
あわせて読みたい
5.「永平寺」で心を清める
Picture courtesy of 大本山永平寺
13世紀に創建された座禅修行の道場で、今も雲水(うんすい)と呼ばれる修行僧が日々、厳しい修行に打ち込んでいます。
自然豊かな境内には樹齢700年を超える大木が枝を伸ばし、仏殿や法堂など大小70あまりの建築物が点在しています。貴重な建築物が多く、私語厳禁の場所や立ち入り禁止の区域もあるので、十分注意して参拝しましょう。
Picture courtesy of 大本山永平寺
「永平寺」を訪れたらぜひ見てほしいのが、230枚もの天井画が美しい「傘松閣(さんしょうかく)」です。144名もの画家によって色とりどりの花や鳥が描かれており、思わず時間を忘れて見惚れてしまいます。
天井画の中には花鳥以外にも「リス、獅子(しし)、白い獅子、コイ」といった生き物が描きこまれた絵が5つあるそう。すべて見つけて祈りをささげると願いが叶うともいわれているようですので、じっくり鑑賞してみましょう。
6.湧水からパワーをもらう「氣比神宮」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
敦賀市の由緒ある神宮。地域の人からは親しみを込めて「けいさん」と呼ばれています。
鳥居をくぐり、参道をすすむと「氣比神宮」のパワースポットといわれる湧水が見えてきます。702年に神宮の修営をした際に突然湧き出したこの水は「長命水(ちょうめいすい)」と呼ばれ、 “ひと口飲めばその年は健康でいられる” という言い伝えとともに信仰を集めています。
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
最寄り駅のJR敦賀駅からは徒歩約15分。神宮からは敦賀湾も近く、白い砂浜にそって広がる松林「気比の松原」は季節ごとの美しさが訪れる人の心を癒します。
周辺には地元のグルメやおみやげが買える「敦賀赤レンガ倉庫」や、レトロな街並みが楽しめる「敦賀博物館通り」など立ち寄りスポットも豊富です!
7.浴衣姿で楽しむ「あわら温泉」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
福井県の最北端にある温泉地で、約30軒の温泉宿が軒を連ねています。源泉の数が多いため、宿によって泉質が異なるのも面白い特徴です。
温泉を楽しんだら、浴衣姿で立ち寄れる「あわら温泉屋台村 湯けむり横丁」を訪ねてみてはいかがでしょう? 赤ちょうちんが灯る日本の昔ながらのスタイルの居酒屋が9軒入っており、お酒と一緒に焼き鳥やおでんなどをアットホームな雰囲気で楽しめます。
温泉街の最寄り駅はえちぜん鉄道のあわら湯のまち駅ですが、JR芦原温泉駅からバスで温泉街まで行くことも可能です。
8.緑の中のアートスポット「金津創作の森」
作家 青木野枝 作品 玉鋼-Ⅲ 撮影 山本糾
「あわら温泉」にもほど近い「金津創作の森」は、約20ヘクタールもの広大な自然の中につくられたアートスポットです。美術館「アートコア」をはじめ、敷地には陶芸や、蝋を使用した伝統的な染色で作る技法ろうけつ染や竹細工の体験ができる「創作工房」や、創作家のアトリエなどが点在しています。
散策路を歩けば、自然に寄り添うようにつくられたいくつもの野外作品に出会えます。自然の中で感性を刺激するすてきな時間をすごしてみてはいかがでしょうか?
最寄り駅のJR芦原(あわら)温泉駅からはタクシーで約10分、レンタカーを利用する場合は金津ICを下車して約5分で到着します。
9.恐竜ワールドを堪能する「福井県立恐竜博物館」
2023年7月14日にリニューアルオープンが決定した「福井県立恐竜博物館」。
施設内には44体もの恐竜の全身骨格が展示されているほか、本物のティラノサウルスの化石に触れられる広場や、実際の恐竜化石の発掘現場で発掘体験ができる「野外恐竜博物館」などもあり、見て、聞いて、触って恐竜の世界を満喫できるユニークなスポットです。
福井県では恐竜の化石が数多く発掘されており、「フクイ」の名前の付いたフクイサウルスや、フクイラプトルといった恐竜もいるほど。最寄りの勝山駅から博物館行きのバスが運行しています(料金:大人300円/子ども200円)。
10.よみがえった戦国時代の城下町「一乗谷朝倉氏遺跡」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
15世紀から16世紀にかけて、日本各地の有力者たちが争った動乱の時代を戦国時代といいます。「一乗谷朝倉氏遺跡」は、戦国時代にこの地域を治めた朝倉氏の城と城下町があった場所で、およそ1万人が暮らしたにぎやかな街だったといわれています。
400年以上もの長い間、土砂に埋もれていましたが、現在はほぼ完全な姿で発掘され、当時の武家屋敷や庶民の住む町屋などが復元されています。
一乗谷の領主だった朝倉義景(あさくら よしかげ)の館跡には、この遺跡のシンボルともいえる唐門(からもん)が当時のまま建っており、春には門脇の桜とともにひときわ美しい姿を見せてくれます。
毎年8月には火縄銃(ひなわじゅう)の演武が見られる「越前戦国まつり」が開催されます。期間中、夜になると約1万5000個のキャンドルが灯る「越前朝倉万灯夜(えちぜんあさくらまんとうや)」が開かれ、ロマンチックな雰囲気も。
福井駅から京福バスの一乗谷朝倉特急を利用すれば約20分で、遺跡の中心地である復原町並バス停に到着します。
福井で欠かせない絶品グルメ
海に面した福井県は、サバやカニなどおいしい魚介類の宝庫です。さらに越前おろしそばやソースカツ丼といった地元の名物グルメも盛りだくさん! 福井県に行ったらぜひ食べてほしいグルメ情報をご紹介します。
11.福井ならではの「越前そば」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
日本には、全国各地にさまざまなそばの食べ方があります。福井県は蕎麦産地としても有名で、おいしい水にも恵まれているそばどころです。
「越前そば」は、コシのある冷えた麺の上に、大根おろしとかつお節をのせたそばのことをいいます。大根おろしはそばつゆに入って提供されることもあり、大根の辛味やかつお節の香りがそばとマッチして食欲をそそります。
福井駅前にある「あみだそば 福の井」はそば粉100パーセントの十割そばが名物の人気店です。人気メニューの、おろしそば三昧(税込1,700円)は大根おろしの入ったつゆ以外に、わさびととろろの2種類のつゆで楽しめます。
12.ご飯がすすむ「ソースカツ丼」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
日本のカツ丼といえば、油で揚げた豚肉(カツ)を卵でとじた料理ですが、福井県のソースカツ丼はご飯にカツを乗せてソースをかけていただきます。お店ごとにソースの味や盛りつけに個性があるのもおもしろいポイントです。
そんなソースカツ丼の元祖といわれているのが、福井駅近くに本店を構える老舗洋食店「ヨーロッパ軒 総本店」です。
こちらのお店のソースカツ丼(税込1,130円)は、ご飯の上に3枚ものカツが乗っておりボリューム満点。薄くスライスした豚肉を使用し、秘伝のタレにつけこんだカツはご飯によく合います!
13.冬の味覚の王様「越前ガニ」
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
日本では産地によってオスのズワイガニにブランド名がついており、福井県で水揚げされたズワイガニを越前ガニと呼んでいます。
ちなみにメスのズワイガニはセイコガニと呼ばれています。毎年11月6日が水揚げの解禁日となっており、漁期は越前ガニが翌年の3月20日まで、セイコガニが12月31日までと決まっています。
Picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
越前ガニのうま味が凝縮されたぷりぷりとした身は、ゆでたり焼いたりといろいろな食べ方があります。セイコガニは濃厚なカニミソとプチプチ食感の卵が特徴。これらをご飯にのせたセイコ丼は、セイコガニのおいしさを堪能するのにもってこいのメニューです。
東尋坊からほど近い「やまに水産」では、店頭で越前ガニをはじめとする新鮮な魚介類を購入できます。また、店内で食事も可能。さまざまな調理法で越前ガニが味わえる「三国港越前かにづくし」といったコースメニューもありますよ!
福井県の四季と気候
Photo by Pixta
福井県は四季の変化がはっきりしており、夏は気温が30度を超える日もある一方、冬は0度近くまで下がります。とくに北部は雪も多いので、冬の旅行では歩きやすいスノーシューズやダウンジャケットなどを用意して防寒対策もしっかりしましょう。
また季節ごとに見どころがありますので、いつ訪れても楽しみがあります。
たとえば春は、約2キロの桜並木が続く「足羽川(あすわがわ)桜並木」や、約3,000本の桜が咲く「九頭竜湖(くずりゅうこ)」をはじめ、桜の名所があちこちに。
夏は「東尋坊」や「気比の松原」の海水浴場など海辺のスポットが人気です。例年8月頃は各地で花火大会も開催されるので、旅行の計画に加えてみてはいかがでしょう?
今回ご紹介した「永平寺」や「一乗谷朝倉氏遺跡」は、秋は紅葉の名所として知られ、冬は美しい雪景色が見られます。
オススメの1日モデルルート
見どころ満載の福井県を効率よく、楽しくめぐっていただけるように2つのモデルコースをご提案いたします。旅行の計画に役立ててみてください!
金沢から日帰りコース
Photo by Pixta
金沢のある石川県と福井県は隣同士です。しかも金沢駅から福井駅まではJRの特急列車で1時間ほどとアクセスも良好! 金沢旅行の最終日に、福井まで足を伸ばすプランをご紹介します。
オススメは、福井駅のひと駅手前の芦原温泉駅で下車し、「あわら温泉」で日帰り入浴を楽しむコースです。その後、アクセス便利な「東尋坊」や「金津創作の森」を訪れるのはいかがでしょう? 心も身体もリフレッシュできる1日を楽しめます。
時間に余裕があれば、芦原温泉駅から電車で1時間ほどの「永平寺」や「一乗谷朝倉氏遺跡」まで足を伸ばしてみるのもよいでしょう。
あわせて読みたい
福井を満喫する1泊コース
福井県で一泊するなら県内を縦断するのがオススメです。1日目に福井駅より北に位置する「東尋坊」や「永平寺」、2日目は南側に移動して「氣比神宮」や「熊川宿」などを巡る旅行ルートです。
たっぷり時間を使って「越前大野城」の雲海を見に行ったり、一乗谷朝倉氏遺跡で開催される夏のナイトイベント「越前朝倉万灯夜」に参加してみるのもよいかもしれません。
Picture courtesy of Booking.com
ホテルは、旅の中間地点となる福井駅周辺の宿泊施設がオススメです。
家族やグループの大人数での宿泊なら、広々とした客室を備えた「センチュリオンホテルヴィラスイート福井駅前」がピッタリ! 駅から徒歩約3分の場所にあり、アクセスも抜群です。
【Booking.com】センチュリオンホテルヴィラスイート福井駅前を予約する!
【agoda】センチュリオンホテルヴィラスイート福井駅前を予約する!
Picture courtesy of Booking.com
リーズナブルに宿泊したい方には、駅から徒歩約7分の「天然温泉羽二重の湯 ドーミーインプレミアム福井」がオススメ。温泉や無料の夜鳴きそばなど、充実したサービスが受けられるのも嬉しいポイントです!
【Booking.com】天然温泉羽二重の湯 ドーミーインプレミアム福井を予約する!
見どころたっぷり福井の旅を計画しよう!
一乗谷朝倉氏遺跡 Photo by Pixta
絶景、歴史、美食と魅力満載の福井県のご紹介はいかがでしたか? 広大な「一乗谷朝倉氏遺跡」や、見どころの多い「福井県立恐竜博物館」など時間をかけてじっくり見学したいスポットも多いので、最寄り駅からのアクセスも参考にしてみてください。
あわせて読みたい
Main picture courtesy of 公益財団法人福井県観光協会
本記事は2020年4月に公開した記事を2023年にリライトしました。