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お花見にオススメ!石川、富山、福井 北陸3県の絶景桜5選
北陸新幹線が開通したことで行きやすくなった北陸地方。春に行くなら絶対見たい、オススメの桜を紹介します!
北陸地方とは、石川県、富山県、福井県の3県を指します。日本の本州の北側に位置し、日本海に面しています。以前は東京からの交通手段が限られていたのですが、北陸新幹線が開通し東京から行きやすくなったため、多くの観光客が北陸を訪れています。
今年の春は、そんな注目のエリアである北陸3県に足を運んで、ピンクに染まる桜を楽しんでみませんか?
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2022年のおまつりやライトアップ情報は随時変更になることがあります。事前に公式HPを確認して訪れるようにしましょう。
昨年の桜開花日・満開日
2021年の北陸地域の開花日と満開日は以下の通りでした。
場所 | 開花日 | 満開日 |
金沢 | 3月23日 | 3月29日 |
福井 | 3月22日 | 3月27日 |
富山 | 3月24日 | 3月28日 |
また、2022年の開花・満開予想日はこのようになっています(2022年2月10日現在)。
場所 | 開花予想日 | 満開予想日 |
金沢 | 3月27日 | 未定 |
福井 | 3月26日 | 未定 |
富山 | 3月28日 | 未定 |
データ参照元:https://weathernews.jp,https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura004_06.html
石川県の桜の名所
北陸3県でもっとも知名度が高い石川県。北陸の小京都と呼ばれており、歴史を感じられる桜の名所があります。
1.金沢城
Photo by HIDE & JELLY
「金沢城」は加賀藩(かがはん)(※)を治めた前田利家の一族が建造した日本の城で、日本百大名城の1つにも数えられています。
※加賀は石川県南部地域を指す旧地名。藩とは、江戸時代の地域区分のひとつで、特定の諸侯が統治する領地・組織のこと。
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金沢を代表する人物の前田利家は、新しいもの好きな戦国時代の大名で、金沢の地を開拓し、現在の金沢の経済や文化、教育の礎を築きました。
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前田利家については、2002年にはNHK大河ドラマ『利家とまつ』でよく知られるようになりました。利家と彼の妻まつの愛情の物語で、高視聴率を獲得しただけではなく、金沢の知名度をより高めました。
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現在の金沢城はいくつかの建造物が残っているだけで、「天守閣」など主要な建物はすべて焼失してしまっています。しかし、その純白の城壁とピンクに染まる桜がマッチした美しい光景を楽しむことができます。
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ぜひ写真を撮りたいのが「石川門」です。城壁の両側の桜が満開になると、より美しく門が際立ち、桜吹雪が舞う時には多くの観光客に感動を与えます。
金沢城跡周辺のおすすめホテル
2.兼六園
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「兼六園」は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並んで「日本三名園」と称されています。ここはこの地域を治めた歴代の藩主のための庭園で、金沢城の隣に位置し、金沢城の石川門から石川橋でつながっており、5分以内の距離にあります。
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兼六園は広大な回遊式の庭園です。園内には桜や梅以外にも多くの種類の花木があり、1年中どの季節に行っても美しい景色を楽しむことができます。
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兼六園には華やかで優美な加賀藩の文化が色濃く残されています。金沢城とともに金沢を代表する観光スポットです。
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兼六園と金沢城の間の道には様々な種類の桜が植えられています。後世に残る2つの建築物を見学した後、満開の桜の下で温かいお茶や団子を楽しみながら、栄華を誇った加賀藩に思いを馳せてみましょう。
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富山県
石川県の東に位置する富山県。雪の壁で知られる立山黒部アルペンルートと、童話の世界に出てきそうな五箇山(ごかやま)の合掌造りなどの観光スポットが有名ですが、ここにも美しすぎる花見スポットがあるんです!
3.松川公園
富山城の隣にある、富山市内の重要河川「松川」。かつては富山城の外堀(護城河川)であり、通商用の重要水路としても活用されていました。
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松川の両側には500本以上の桜が植えられています。川幅が狭く両側の桜の枝が交差するように見えるので、その姿はまるで桜のトンネルのよう。「日本さくら名所100選」の1つにも選ばれています。
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松川で花見をするなら、松川遊覧船に乗るとよいでしょう。船から見えるのは、桜で満たされたピンクの天井。桃源郷にいるような気分になれますよ。
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川幅が比較的広いところには、7本の橋がかかっています。橋の上を行く人とあいさつをするのも遊覧船ならではの楽しみの1つです。
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青空に映える桜を見られる早朝もオススメですが、富山城と共にライトアップされた夜桜も格別。それぞれに異なる美しさを楽しめます。
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「日本の恐竜王国」として有名な福井県には、まだあまり知られていない桜の名所があります。
4.足羽川の桜のトンネル
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足羽川(あすわがわ)の河川敷には600本を超える桜が植えられ、満開の時期には素晴らしい桜のトンネルができあがります。「日本でもっとも美しい桜歩道」と呼ばれ、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
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足羽川の桜のトンネルは全長約2.2キロ。福井県民の春の散歩道となっています。
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河川敷には見渡す限り桜が植えられています。桜のピンクと、ほかの花の色のコントラストの美しさに、一日中河川敷で横になって眺めたくなります。
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太陽が西に傾き、辺りが暗くなるとライトアップが始まります。遠くから見ると神秘的な光景。
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夜は福井市内には人があまり多くないので、ゆっくりと夜桜を楽しむことができます。
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このほかにも、地元で有名な「足羽(あすわ)神社」には、樹齢370年以上のしだれ桜もあり、朝夕で異なる風情を醸し出しています。
1本のしだれ桜の優雅な美しさと、たくさんの桜が作りだす集合体の美しさ、あなたはどちらが好みでしょうか?
5.丸岡城
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別名「霞ヶ城」と呼ばれている「丸岡城」は、足羽川と並んで「日本さくら名所100選」に選ばれています。
さらに、日本に現存する12個の天守閣のうちのひとつであり、日本百城にも選ばれています。もっとも有名なのは夕刻の美しさと夜桜です。
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丸岡城は小高い丘の上に築かれているため城へ行くには少し登らなければなりませんが、道の両側に桜が植えられているので桜を楽しみながらロマンチックな気分で登ることができます。
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桜の花の間から差し込んでくる、黄金に輝く夕陽。その美しさは、時間を忘れて足を止めてしまうほど。
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太陽が完全に沈むと夜桜のおまつりが始まり、丸岡城のもう一つの姿を楽しむことができます。
まとめ
関東地方や関西地方と比べ、北陸は人が少ないのでゆったりと穏やかに、桜の美しさを楽しむことができますよ。今年の春は、北陸の桜を見ながら散歩をしてみませんか?
※本記事は2017年3月2日に公開した記事を2022年版にリライトしました。
東京に出てきて11年目です。