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姫路城は、世界文化遺産に指定された、日本を代表する重要な文化財のひとつ。春には1,000本もの桜が咲き誇る花見スポットになるのです。本記事では、姫路城の桜の見頃の時期やおすすめ写真スポット、ライトアップの情報についてご紹介します。
姫路城は兵庫県姫路市に存在する城跡。江戸時代初期に建てられた建造物が現存し、世界文化遺産にも指定されています。
そんな姫路城ですが、実は桜の名所としても有名なのです。春になると約1,000本もの桜が咲き誇る様はまさに圧巻。「さくら名所100選」にも近畿地方代表の1箇所として選定されています。
この記事では、桜の名所として名高い姫路城における桜の見頃、写真を撮るのにおすすめのスポット、ライトアップや屋台の情報、アクセスについてわかりやすくご紹介します。
「桜の時期には姫路城に行ってみたい!」と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Photo by Pixta
先述した通り、姫路城は世界文化遺産に指定されています。それもただ指定されているだけではなく、奈良の法隆寺とともに日本で初めて世界文化遺産として指定された建造物なのです。
姫路城の始まりは1333年。赤松氏によって砦が築かれたのが最初だったと言われています。
江戸時代初期には大改築が行われ、天守や三の丸などが徐々に増えていきました。この頃に建てられた天守や櫓などは現存し、重要文化財に指定されています。
1993年にはユネスコの世界文化遺産にも指定され、2023年には世界文化遺産登録から30周年を迎えました。
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姫路城の桜の見頃は3月下旬から4月上旬です。ただし、気象条件によって多少前後する可能性があるのでご注意ください。
桜の種類はソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラ、ヤエザクラなど。見頃の時期には、約1,000本もの桜が咲き誇ります。
また、人気スポットであるため、お花見シーズンの休日は例年大変混雑します。平日も混雑する傾向にありますが、休日ほどではありません。そのため、混雑を避けたいのであれば平日の早朝に訪れることをおすすめします。
「さくら名所100選」にも選ばれた姫路城だからこそ、映える写真が撮れるスポットも複数あります。
ここでは、「三の丸広場」「姫路市立動物園」「将軍坂」の3つをご紹介します。
姫路城を訪れる際は、ぜひこの3つのスポットに足を運んでみてくださいね。
おすすめスポットの1つ目は「三の丸広場」。
三の丸広場は、姫路城の天守の正面に位置しています。広場を取り囲むように咲いた桜と、姫路城の天守が一望できるのがおすすめの理由です。
広場から桜が上手く映るかたちで天守を見上げて撮影すれば、映える写真が撮れること間違いなしですよ。
また、広場は芝生になっているため、シートを敷いてゆっくりお花見できるのも嬉しいポイント。
お花見シーズンは大変混雑しますが、仲の良い友人同士や家族と楽しい雰囲気の中お花見ができるのは素敵ですね。
Photo by Pixta
おすすめスポットの2つ目は「姫路市立動物園」。
姫路市立動物園は、三の丸広場に隣接する動物園です。ゾウやライオン、キリンなど、人気者の動物たちが見れるのはもちろん、園内からも姫路城が眺められるため、非常に人気のスポットです。
園内には城跡だとわかる部分が多数残っており、風情が感じられます。
また、特におすすめなのが「城見橋」越しに見る姫路城。赤い橋に桜、そしてお城という三位一体が写真映えしますよ。
さらに、入園料は大人250円、小人50円という格安価格。気軽に訪れられるのも嬉しいポイントですね。
Photo by Pixta
おすすめスポットの3つ目は「将軍坂」。
将軍坂は、さまざまなドラマの撮影で利用されていることでも有名です。中でも「暴れん坊将軍」の撮影で利用されたことから「将軍坂」と呼ばれるようになったという話も。
この坂の下から天守を見上げると、お花見シーズンには美しい桜も一緒に堪能できます。坂を登る際、桜の花びらに降り注がれながら歩くのも乙なものですよね。
もちろん、写真映えもバッチリ。天守がさり気なく映るように撮影するのがおすすめです。
Photo by Pixta
姫路城では桜のライトアップなどのイベントが開催されます。
ライトアップが行われるイベントは「姫路城夜桜会」と呼ばれ、通常は開放されていない西の丸庭園を開放し、桜や天守のライトアップが行われるのです。
昼とは違った幻想的な雰囲気が味わえ、まるで別世界に来たかのような気分に浸れますよ。
2025年は3月28日から4月6日までの18時半から21時に開催されます。入城可能なのは20時半までなので、時間に余裕を持って訪れましょう。
また、2025年3月29日の10時から16時には、三の丸広場にて「観桜会」が開催されます。観桜会では、壮大な和太鼓の音色を聞きながらお花見が楽しめますよ。
Photo by Pixta
姫路城周辺では、桜が見頃の3月下旬から4月上旬に、毎年屋台が出店されます。
公式の情報は公開されていないためおおよそになりますが、2025年も上記の時期に出店されるでしょう。
屋台の出店場所は例年、姫路城の南側にある大手前公園です。お土産屋さんもある大きな広場で、定番のたこ焼きや焼きとうもろこし、いちご飴などの屋台が立ち並びます。
過去には変わり種として、「10円パン」と呼ばれるグルメが話題になったことも。中にチーズが入った大判焼きのようなものですが、値段は10円ではなく500円です。SNS映えするため、特に女性に人気の屋台グルメです。
気になる姫路城の入園料ですが、18歳以上の大人は1,000円、高校生以下の小人は300円です。小学校就学前は無料なので、小さなお子様連れの人にとってはお得ですね。
また、入園料の支払いは、現金以外にクレジットカードや電子マネー、QRコード決済などのキャッシュレス決済にも対応しています。
アクセスについて、姫路駅から徒歩で約20分です。徒歩が辛い人は、神姫バスに乗車し「大手門前」で下車すれば徒歩5分で到着するのでおすすめです。
車で向かう際は、播但連絡道路「花田IC」から約4.4kmの場所にあります。姫路城の周辺には多数の有料駐車場もあります。ただし、お花見シーズンには混雑が予想されるため、できるだけ公共交通機関を利用するとよいでしょう。
例年、3月下旬から4月上旬が見頃です。ただし、気象条件によって多少前後することもあるため注意しましょう。
姫路城で桜を楽しむなら、「三の丸広場」「姫路市立動物園」「将軍坂」の3スポットがおすすめです。目で見て楽しめるのはもちろん、写真映えするため、SNSを利用している人にもおすすめできます。
三の丸広場であればシートを敷いてゆっくり桜を観覧できます。桜を見ながら仲の良い友人や家族と同じ時間を過ごせるためおすすめです。
大人は1,000円、小人は300円の料金がかかります。現金以外にクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済も利用できます。
お花見シーズンの休日は非常に混雑が予想されるため、可能であれば平日の早朝に訪れるとよいでしょう。平日も平常時と比べれば混雑する傾向にありますが、早朝であれば比較的空いています。
姫路城は、日本で初めて世界文化遺産として指定された由緒正しき城跡。
年間通して多くの人が訪れますが、特に桜のシーズンにはより多くの人が満開の桜を求めて訪れます。
姫路城で写真映えを狙いたいなら、「三の丸広場」「姫路市立動物園」「将軍坂」に行ってみましょう。きっと映える写真が撮れますよ。
また、ライトアップが行われたり、屋台が出店されたりと、楽しめるポイントもたくさん。
兵庫随一の桜スポットである姫路城で、華々しい春を感じてみましょう!
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ライター
エンタメ系からお役立ち系まで、多岐にわたる記事を執筆。2024年10月にMATCHAに参加しました。
長年事務員として勤めた経験があり、オフィス系ソフトの操作、WEBデザイン、コーディングなどが得意です。
WEBライターとしては2022年5月より活動を開始しました。