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大阪・京都から日帰りで行ける「姫路城」の歴史、見どころ、アクセス
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姫路城とは、兵庫県の姫路市にある城で、日本の国宝およびユネスコ世界遺産に登録されています。大阪や京都から電車で1時間ほどで姫路に行くことができるため、関西圏からの日帰り観光も可能です。白く輝くような外観を持ち別名、白鷺城と呼ばれる姫路城。歴史や見どころ、行き方をまとめました。
姫路城とは
姫路城とは、兵庫県の姫路市にある城で、日本の国宝およびユネスコ世界遺産に登録されています。姫路城は姫路駅から1kmほどと近距離にあります。大阪や京都から姫路までは、電車で1時間ほど行くことができるため、関西圏からの日帰りで姫路城や姫路市内の観光をすることも可能です。
白く輝くような外観を持ち、その優美な姿から日本人や外国人に根強い人気を誇る姫路城。歴史や見どころ、行き方をまとめました。
目次：
1.姫路城の歴史・別名など
2.姫路城の基本情報
3.姫路城の見どころ
4.姫路城の季節のイベント(花見・紅葉)
5.姫路駅から姫路城への行き方(バス・徒歩・タクシー)
姫路城の歴史
姫路城は、1346年頃に築城が始められた城で、その後、幾度かの改築を行い、現在の姿になりました。日本に現存する城の中には、1950年代以降の近現代になって復元されたものもありますが、姫路城には1609年に建てられた天守閣が今も残っており、それが城の歴史的価値を高めています。
世界遺産として
姫路城は、1993年12月に日本で初めて世界遺産に登録された城です。登録の理由として、
・白漆喰を使った優雅な外観
・日本の木造の建築技術の集大成であること
・建物の配置のバランスがよいこと
などが挙げられています。
「白鷺城」という別名
諸説ありますが、城壁に塗られた白漆喰により全体的に城が白く見えることから、姫路城は、日本に生息する鳥・白鷺にちなみ、別名「白鷺城」と呼ばれています。
大阪城など、壁面が白い城はほかにもありますが、姫路城はとくに白さが目立ち、ひときわ優雅な外観をしています。美しいだけでなく、要塞としての機能も十分だったことから、この城に魅せられる人は絶えません。
姫路城とは逆に、城全体が黒く見える城として、長野の松本城(別名・烏城)があります。
修復を経てますます美しくなった姫路城
姫路城の天守閣は2015年の春に大修理を終えたばかりです。
約5年半におよぶ大修理では、白漆喰の壁の塗り替えや屋根の修復が行われ、さらに輝きを増しました。美しなった姫路城は、写真写りも抜群です。現地を訪れた際はぜひ美しい姫路城を撮影してみてください。
姫路城の基礎情報
姫路城は、12月29日・30日の休城日以外、いつでも入場することができます。
営業時間は、
夏季(4月27日～8月31日)は9:00～17:00(閉門は18:00)、それ以外の時期は9:00〜16:00(閉門は17:00)となっています。
入城料は、大人(18才～)が1,000円、小人(小学生・中学生・高校生)：が300円です。
入城者多数の場合は整理券も
桜の時期や夏休み、シルバーウィークなどの期間中は、姫路城のなかでも天守閣がとくに混み合います。そのため、入城前に天守閣見学のための整理券が配布されることがあります。整理券は1日15,000枚配付され、なくなり次第終了です。
整理券がもらえなくても入城はできますが、天守閣の見学はできません。どうしても天守閣のなかを見たいという人は、午前中に行くとよいでしょう。
姫路城の見どころ
姫路城には、城でいちばん大きな建物である天守閣をはじめ、城内で最も大きな門・菱の門や西の丸と呼ばれる庭園などの見どころがあります。とくに西の丸は白い天守閣が際立って見えるため、写真撮影にぴったりの場所です。
詳しくは「日本が誇る世界遺産、築城400年を超える姫路城を訪ねて」の記事をご覧ください。
姫路城の季節のイベント
姫路城で行われるイベントをまとめました。
姫路城の花見(さくら)
ソメイヨシノ、シダレザクラなど約1000本の桜が植えられ、「日本の桜の名所 100選」に選ばれた姫路城は、絶好のお花見スポット。姫路城の白壁に桜のピンクが映えます。
姫路城の紅葉
姫路城に隣接する「好古園」と呼ばれる日本庭園は、紅葉の名所。日没後はライトアップも行われ、姫路城を背景に紅葉を眺めることができます。
プロジェクションマッピング
姫路城では、近年12月初旬にプロジェクションマッピングを行っています。
西の丸、お菊井戸、備前丸、三国堀など、城の各所で姫路城ゆかりの人物や歴史を、3Dプロジェクションマッピングの鮮やかな映像やオリジナル音楽で演出。ドラマチックな光景を楽しめます。
姫路駅から姫路城への行き方
姫路市のハブ駅である姫路駅から姫路城までのアクセスです。
バスで行く方法
姫路駅から姫路城までは、バスが便利。姫路駅北口から神姫バスに乗り、姫路城大手門前で降りましょう。所要時間は3分、料金は100円です。バス停から徒歩5分ほどで姫路城に到着します。
徒歩で行く方法
時間に余裕がある人は、姫路駅から徒歩で姫路城まで行ってみましょう。姫路駅の北口から姫路城が見えるので、その方向へまっすぐ進みます。距離は1kmほどで、所要時間はおよそ20分です。
タクシーで行く方法
駅の南出口にはタクシー乗り場があり、ここからタクシーで姫路城に行くこともできます。所要時間は約10分、運賃は740円～970円ほどです。
※本記事は2016年１月現在の情報です。
女性向けウェブメディアの編集を経て渡豪。帰国後にMATCHAに入社し、編集を担当する。趣味は海外ドラマ。
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