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姫路完全ガイド。交通事情、観光スポット、世界遺産「姫路城」の基本情報・おみやげまで
世界遺産の姫路城や伝統工芸品で知られる兵庫県の姫路市。その姫路への行き方、交通事情、姫路城、好古園をはじめとする観光スポット、モデルルート、おみやげ情報まで、姫路旅行で知っておきたい情報をまとめました。
姫路とは―地域の概要―
姫路は、関西地方の兵庫県南西部、播磨地方と呼ばれる地域にある市で、大阪や京都から日帰りで行ける観光地として知られています。
世界遺産の姫路城や、西の比叡山と呼ばれる圓教寺(えんぎょうじ)といった観光スポットのほか、姫路独楽(ひめじこま)や明珍火箸(みょうちんひばし)などの工芸品で知られる姫路。
姫路へのアクセスや交通事情、名産品を事前に調べて、姫路観光を思いきり楽しみましょう。
目次:
1.姫路へのアクセス
2.姫路市内の交通事情
3.姫路のオススメ観光スポット6選
4.姫路城とは
5.姫路のオススメモデルルート
6.姫路のお土産とショッピング
7.姫路の気候、服装
8.そのほか旅のお役立ち情報
姫路へのアクセス (大阪、京都からは日帰りで)
東京から姫路への行き方
東京からは、新幹線か飛行機で姫路へ行きます。飛行機ではまず神戸空港に行き、電車に乗り換える必要があります。移動時間を短縮したい人は、新幹線を利用してください。
大阪から姫路への行き方
大阪から姫路へは、電車や車で向かいましょう。大阪駅から、JR神戸線新快速・姫路行に乗って8駅、およそ1時間で姫路に到着します。車では、およそ1時間20分ほどで大阪市内から姫路市内に行くことができます。
京都から姫路への行き方
京都駅から姫路駅までは、JR京都線新快速・姫路行で11駅です。
詳しくは「大阪・京都から日帰りで行ける「姫路城」の歴史、見どころ、アクセス」の記事をご覧ください。
姫路市内の交通事情
姫路市内の観光で利用できる交通機関について紹介。
バス
姫路駅からは、市内の各地へ向かうバスが出ています。書写山(円教寺)へは、駅から出ている神姫(しんき)バスの書写ロープウェイ行に乗りましょう。姫路城や好古園(こうこえん)、千姫ぼたん園へは、後述する姫路城ループバスを利用しましょう。
姫路城ループバス
姫路観光で便利なのが、神姫バス株式会社が運営する姫路城ループバス。姫路駅を出発し、姫路城や市立美術館、博物館、好古園姫路城や好古園といったお城周辺の観光スポットをめぐります。
運賃:1回乗車 :大人100円/小人50円
自転車
姫路駅から姫路城までは約1kmとサイクリングにちょうどよい距離。駅前には、「姫ちゃり」や「レンタサイクル 駅リンくん(姫路)」といったレンタルサイクルのお店もあります。自転車で観光してみると、地元の美味しいお店やちいさな雑貨店など、思いがけない発見があるかもしれません。
姫ちゃり
基本料金:60分100円、以降30分毎:に100円加算
公式HP:http://interstreet.jp/himeji/
レンタサイクル 駅リンくん(姫路)
料金:1回310円(翌日10:00まで)
営業時間:6:30~23:00
公式HP:http://www.ekiren.com/EKIRIN/
タクシー
比較的コンパクトな姫路市内では、移動手段にタクシーを利用するのもあり。姫路駅から姫路城までは、740円〜970円ほどで行けます。
公式HP:http://www.shinkibus.co.jp/teikan/loopbus/loopbus.html
姫路のオススメ観光スポット6選
姫路を訪れたら行ってみたい観光スポットをまとめました。
1.姫路城
姫路城は、1993年12月に日本で初めてユネスコ世界遺産に登録された城。白漆喰で塗られた壁により、城全体が白く輝いて見えることから、別名、白鷺城と呼ばれています。
住所:兵庫県姫路市本町68
営業時間:9:00〜16:00(閉門は17:00)、夏季(4月27日~8月31日):9:00~17:00(閉門は18:00)
入城料:大人(18才~):1000円、小人(小学生・中学生・高校生): 300円
公式HP:http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
2.好古園
姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」は、1992年に誕生した日本庭園。新しい庭園でありながら、武家屋敷を彷彿とさせる建物や姫路城が遠くに見える優美な景観で人々に愛されています。
とくに秋の紅葉が見事です。とても日本らしい景観のため、「水戸黄門」などの時代劇のロケ地としてもつかわれました。
住所:兵庫県姫路市本町68
入園料:大人(18歳以上))300円、小人(小・中学生、高校生)150円
公式HP:http://www.himeji-machishin.jp/ryokka/kokoen/
3.書写山(圓教寺)
「西の比叡山」とも呼ばれる格式の高いお寺。敷地内の大講堂や鐘楼は国の重要文化財に指定されています。伝統工芸の書写塗が誕生した寺でもあります。
4.千姫ぼたん園
姫路城三の丸の高台にあるぼたん園。毎年5月頃は、約2000株のぼたんが咲きほこります。
住所:兵庫県姫路市本町68(姫路城内)
入園:無料
公式HP:http://www.himeji-kanko.jp/search/?act=detl&id=22
5.日本玩具博物館
日本の郷土玩具や近代玩具、伝統人形など総数9万点を超えるおもちゃを集めた博物館です。実際におもちゃに触って遊べるコーナーも。家族連れで訪れたい場所です。
住所:兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3
入場料:一般600円、高校・大学生400円、子ども(4歳以上) 200円
開館時間:10:00~17:00
公式HP:http://www.japan-toy-museum.org/
6.サファリリゾート姫路セントラルパーク
サファリパーク形式の動物園と遊園地が同じ敷地内にあるアミューズメントパーク。人気のドライブスルーサファリでは、自家用車や園のサファリバスに乗ったまま、トラやライオン、ゾウのいるサファリをまわる迫力満点の体験ができます。
住所:兵庫県姫路市豊富町神谷1436−1
料金:大人3,100円 、子ども(小学生)1,900円、 幼児(3歳~)1,200円
公式HP:http://www.central-park.co.jp/
姫路城とは
姫路城は、1346年頃に築城がはじまった城です。江戸時代以前に建てられた天守閣が残る姫路城。歴史的価値も高いと言われています。また、姫路城は外壁の白さから、別名、白鷺城と呼ばれています。
とくに、西の丸は白い天守閣が際立って見えるため、城の写真を撮るのにぴったりの場所です。
詳しくは「日本が誇る世界遺産、築城400年を超える姫路城を訪ねて」の記事をご覧ください。
姫路駅から姫路城への行き方
姫路駅から姫路城までは、およそ1kmほど。バスや徒歩、タクシーで行きましょう。徒歩の場合は20分ほどかかります。
詳しくは「大阪・京都から日帰りで行ける「姫路城」の歴史、見どころ、アクセス」の記事をご覧ください。
姫路のオススメモデルルート
姫路市内を効率的にまわるモデルルートはこちら。
午前:大阪または京都を出発し、姫路駅へ。姫路城を観光後、好古園へ。
ランチには、兵庫の特産である神戸牛がよいでしょう。姫路駅周辺には神戸牛を扱うステーキハウスが数軒あります。
午後:書写山をゆっくり見学。
時間に余裕があれば、姫路城からすこし離れた日本玩具博物館に立ち寄ってみるのもよいでしょう。書写山の代わりに、5月はぼたんが咲き乱れる千姫ぼたん園に訪れるのもオススメです。
姫路のおみやげ
姫路には姫革細工や姫路独楽などの伝統工芸のおみやげがあります。カラフルで日本らしさあふれるおみやげは、よい旅の思い出になります。
姫路城売店や姫路駅前の播産館、駅ビルのピオレ姫路にあるおみやげ館で、これらのおみやげを買うことができます。
詳しくは「「姫路独楽」や「姫革細工」など美しい伝統工芸品がたくさんある姫路のおみやげ」の記事をご覧ください。
姫路の気候、服装
晴れの日が多く、比較的安定した気候の姫路市ですが、夏には猛暑や熱帯夜になることも。真夏は摂氏35度を超える日もあるため、日焼けや熱中症対策を十分にしましょう。
冬は、雪が降ることもあります。夏訪れるときは軽装で、紅葉の季節や冬はしっかりと防寒対策をするのが大切です。
そのほか旅のお役立ち情報
外貨と日本円を両替したいときは、銀行の外貨両替サービスやセブンイレブンのATMを利用してみましょう。
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※移動時間や交通費等の情報は公式サイトの情報に基づいて掲載しています。2017年3月現在の情報です。変更になる場合がありますのでご了承ください。