新宿駅直結の便利なショッピングモール「小田急エース」の完全ガイド

新宿駅西口直結のショッピングモール「小田急エース」。北館と南館からなる「小田急エース」には、多様なグルメやショッピングが楽しめるテナントがたくさん入っています。本記事では、おすすめ店舗や「小田急エース」へのアクセスなどを詳しく解説します。
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目次
- 新宿駅の地下に広がるショッピングモール「小田急エース」ってどんなところ?
- 新宿駅からのアクセス方法
- 南館で楽しめるショッピング&飲食店3選
- 北館は目移りするほどのグルメが勢ぞろい&カフェ休憩にぴったり!
- フードのテーマパーク「SHINJUKU DELISH PARK」で“美味しい”を探してみよう
- 雨でも安心!アクセス便利な小田急エースへ出かけよう
新宿駅の地下に広がるショッピングモール「小田急エース」ってどんなところ?

「小田急エース」は、B1FにあるJR新宿駅西口西改札から歩いて行けるショッピングモール。
北館と南館に分かれており、この間の移動は歩いて5分かからないほど。北館のおすすめは、テイクアウトグルメ店などが連なる「SHINJUKU DELISH PARK」。お弁当やお惣菜、パンやドリンクなどの多種多様な軽食は、旅行前の朝ごはんや平日のお昼ご飯スポットとして愛されています。
南館には座ってくつろげるカフェや、飲食店がそろいます。

本記事では、新宿観光の際やショッピング、出張の際に気軽に訪問できる小田急エースのテナントを徹底解説!
見どころショップや、飲食店のおすすめメニューなどを詳しくご紹介します。
新宿駅からのアクセス方法

JR新宿駅から小田急エースへ行くには、まずJR新宿駅の西改札を目指します。

改札を出て左手に進むと、「西口地下広場方面」と書かれた案内表示が見えてきます。案内に沿って、地下広場まで1分ほど歩いていきましょう。
ここまでの順路は、北館・南館ともに一緒です。
SHINJUKU DELISH PARKのある北館への行き方
北館に向かうには、地下広場のロータリーを左手に見ながら、右の交番方面に歩きます。

交番の左側を抜けると、正面に「SHINJUKU DELISH PARK」と書かれたシャッターが現れます。

案内通りに進めば「SHINJUKU DELISH PARK」のテナントの一つである「JUICE STAND BUBBLES」に到着です。
ショッピングスポットや飲食店が集まる南館への行き方
南館に向かうには、西口地下広場のロータリーを右手に見ながら、京王線の案内表示に従って歩きます。


すると正面に「新宿西口広場イベントコーナー」が見えてくるため、イベントコーナーの手前で左に曲がります。

そのまま30秒ほどまっすぐ進むと「茶の池田や」と「だし茶漬け+肉うどん えん」に囲まれた南館の入り口に到着。

北館・南館ともに新宿駅西口改札からは、歩いて3分ほどで到着します。
地下通路を通ってアクセスできるため、雨の日や荷物が多い日でも安心です。
南館で楽しめるショッピング&飲食店3選

南館は5分ほどでぐるりと歩いて回れるエリアですが、その中には現在18つのテナントが入っています。
JR側から歩いて向かうと「茶の池田や」と「だし茶漬け+肉うどん えん」に囲まれた入り口に着きますが、都営新宿線側から向かうと、「ココカラファイン」や「ファミリーマート」がある入り口からもアクセスできます。
そのため南館全体は人通りが多く、どの時間帯も行き交う人々で賑わっている雰囲気です。
ここからは、南館の中でも絶えずお客さんで賑わうおすすめ店舗をご紹介します。
①全国選りすぐりの日本茶がそろう「茶の池田や」

1945年に創業した「茶の池田や」。常にお茶をたのしむ人の気持ちになってお茶を吟味、仕入れ、配合しているため、いつ訪れても新鮮味のあるお茶が購入できる老舗お茶屋さんです。
日本で作られている緑茶やほうじ茶、玄米茶など、日本茶全般を扱っています。

中でも最近人気を博しているのが、京都府宇治市で製造されている「丸久小山園」の茶葉。抽出に水だけを使った新技術で、カフェインの80%を取り除いた「低カフェイン抹茶」として注目を集めています。

また、外国人の方に特に人気なのは「抹茶」の缶。在庫の補充が追い付かないほどの人気があるそうです。

ほかにも「茶の池田や」には、その場で焙煎してくれるオンデマンド焙煎の珈琲豆が購入できたり、淹れたての抹茶がその場で楽しめたりと、見どころがたくさん。お茶の相談にも乗ってくれるため、日本茶のことをより深く知りたい方におすすめのショップです。
②餃子と日本酒の絶品コラボが堪能できる「餃子歩兵」

京都・祇園発祥の餃子専門店「餃子歩兵」。世界に8店舗しかない店舗の1つが、小田急エース南館で暖簾を掲げています。
店内はテーブル5席、カウンター5席とこじんまりしていますが、その分キッチンとの距離が近く、餃子の焼ける香りが漂ってくる居心地の良い雰囲気です。

餃子は「にらニンニク」と「生姜」からセレクト。特に女性からは、においを気にせず食べられる「生姜」が人気だと言います。

1食ずつ丁寧に焼いてくれる餃子は、パリッとした皮と、じゅわりとしたタネのバランスが最高な逸品。

「にらニンニク」は酢醤油、「生姜」は特製の味噌ダレで食べると、コクと肉感がアップした口当たりになります。

狙い目は、11:00から17:00までの時間帯。ランチタイムメニューの設定時間が長いので、遅めのランチや早めの夕飯として食べながら、日本酒を嗜む大人の楽しみ方もできるでしょう。
③豊富なデザインの新進気鋭なデザインのメガネがそろう「JINS」

南館の中心部に店舗を構えている「JINS」は、日本人だけでなく、外国人も多く来店するグローバルなお店。
豊富なフレーム数、そして、レンズの在庫があればお会計から最短30分で持ち帰りができる利便性の高さが人気の秘密です。

ラインナップは季節や在庫によって異なりますが、最近では「めがねのまち」と呼ばれる福井県鯖江(さばえ)市の職人の手仕事が光るフレームや、人気アニメ・キャラクターとコラボしたフレームの売り切れが続出しているそう。

アニメキャラクターとのコラボレーショングッズは在庫がなくなり次第終了(2025年3月撮影)
また、処方箋がなくても、その場で視力検査をして、メガネを作ることができるのがJINSの魅力の一つ。

たくさんのフレームから、たった一つのお気に入りを探す、宝探しのような時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

英語やドイツ、フランス、中国、韓国語など、多言語対応しているため、日本語が分からなくても安心して視力検査が受けられます。

北館は目移りするほどのグルメが勢ぞろい&カフェ休憩にぴったり!

北館は大きく分けると「SHINJUKU DELISH PARK」と「カフェ ラリー」の2つのエリアに分けられます。
北館の大半を占めている「SHINJUKU DELISH PARK」には、およそ1,000㎡のエリアに朝食や惣菜、パンや手土産店、ラーメンのイートインスペースなどが入っています。

ビックカメラや小田急百貨店が入っている新宿西口ハルクとつながっているため人通りも多く、オフィスワーカーや観光客を中心にどの時間帯も賑わっているエリアです。
また「カフェ ラリー」は、新宿駅での待ち合わせや友人や恋人と会話を楽しみたい昼下がり、1人でご飯を食べる時など、さまざまなシチュエーションで利用しやすい喫茶店。

南館の喧騒をガラス越しに眺めながら、優雅なひとときが過ごせるでしょう。
フードのテーマパーク「SHINJUKU DELISH PARK」で“美味しい”を探してみよう

「行き交う人の“ちょっと”を満たす」をコンセプトとしている「SHINJUKU DELISH PARK」。その願いの通り「SHINJUKU DELISH PARK」には、20店舗以上のグルメ店が軒を連ねています。

さらに「SHINJUKU DELISH PARK」は6つのPARKに分かれており、それぞれ営業時間が異なります。お弁当やおにぎり、お惣菜やパン、そしてフルーツジュースがメインの「PARK1」は平日8:00から20:30まで(土日祝日は10:00から20:00)。
ケーキや洋菓子、オーガニック食材を販売している「PARK2・3・5」は平日10:00から20:30まで(土日祝日は10:00から20:00)となっています。
ここからは、グルメ通ならぜひチェックしておきたい人気のお店6選を詳しくご紹介。利用シーンや人気のメニューなども解説します。
【PARK1】朝食やランチタイムにチョイスしたい「ぼんたぼんた」

「ぼんたぼんた」は、最高級のお米である一等米の「金芽米」を使用したおにぎり専門店。具沢山の贅沢なおにぎりや、片手で食べられる手軽さが人気を呼んでいます。
平日は、オフィスワーカーの朝食やランチに大活躍。休日には旅行前の観光客や、日本のお米を求めて来店する外国人観光客で賑わいます。

中でも人気の具材は、ピリリとした辛さがクセになる「どさんこ辛子明太子」と、酸味が効いた「手仕込みツナマヨネーズ」。プラスチックケースに入っているため、形が崩れる心配がないのも魅力の一つです。
おにぎりだけでは物足りないという方は、からあげやスパムおにぎりと組み合わせて購入しても良いでしょう。
【PARK2】自分へのご褒美に「Pastel」の洋菓子はいかが?

「Pastel」は、1993年に発売された「なめらかプリン」がロングセラー商品となっている洋菓子店。喉越しの良いなめらかプリンは、日頃頑張っている自分へのご褒美にぴったりなデザートです。
プリンの他にもフルーツがゴロゴロ入ったデザートが購入できたり、人気キャラクターと定期的にコラボしていたりと魅力はたくさん。
すぐ隣(PARK1内)のイートインスぺースでちょっとひと休みのお供に、チョイスしてみてはいかがでしょうか。
【PARK3】1200年の歴史を持つかりんとうが小袋で購入できる「麻布かりんと」

PARK3は東京ならではのお土産や、老舗和洋菓子店が集まっているエリア。その中でもおすすめは、「麻布かりんと」のかりんとうです。
かりんとうとは小麦粉や水、イーストや食塩などを練り、揚げてから、お砂糖で作った蜜を絡めて乾燥させたもの。1200年以上の歴史があると言われている日本の伝統的な和菓子です。

「麻布かりんと」では、500円程度で購入できるかりんとうから、シェアして食べられる小袋タイプのものまで、お土産に適した幅広いかりんとうをご用意。メープルシュガーや抹茶、はちみつなど、珍しいフレーバーもあるため、お気に入りの味を見つけるために来店してみても楽しめるでしょう。
【PARK5】体がよろこぶ食材が見つかる「こだわりや」

「こだわりや」は名前の通り、オーガニック食材を使用した商品や添加物を使わない商品、また、伝統的な製造方法で作られた商品を扱うリテールショップ。店内には、調味料や、ご飯のお供、ビーガン対応のお弁当、また、有機野菜やフルーツなどが所狭しと並びます。
中でも珍しいのは、ベビーフードとして提供しているスムージー。

有機フルーツを使用して作られたベビー用品が揃います。
お子様だけではなく、自分で食べる用としても選ばれているのだとか。
ぜひ店内をじっくりみて回って、お気に入りのオーガニック食材・素材を探してみてくださいね。
【PARK5】売り切れ必至の大人気パン屋さん「黒繪」

「墨繪(すみのえ)」は、素材である小麦の風味を活かすために、シンプルな材料で作ることにこだわっているパン屋さん。2022年に「SHINJUKU DELISH PARK」に出店して以降、老若男女問わずさまざまな年代の人から支持されています。
特に人気のパンは、フランス産チョコレートを使用したチョコレートパンと、昨今のフードロス問題を鑑みて考案した「Mottainai プロジェクト」のパンのセット販売。セット販売では、前日に残ってしまったパンを袋詰めしており、午前中限定500円で販売しています。(なくなり次第終了)

1,000円分以上パンが入っていることもあり、常連さんに人気が高く、見かけたらレアな商品としても有名です。お得にフードロスが減らせる一石二鳥の「Mottainai プロジェクト」は、午前中に「SHINJUKU DELISH PARK」を訪れるときにぜひチェックしてほしい商品です。
【PARK6】週替わりで全国のラーメン店が出店する「#新宿地下ラーメン」

「PARK6」に唯一お店を構えているのが、「#新宿地下ラーメン」という一風変わった名前のお店。
実は週に1回、入店テナントが入れ替わり、全国各地のラーメン店がこの地に出店するという珍しい業態のお店です。これまでにはミシュランガイド掲載店やトリップアドバイザー掲載店など、多くの有名店が出店してきました。
同じ場所で毎週違うラーメンが食べられるユニークさは、観光客だけでなく、オフィスワーカーにも人気のスポットです。
こまめに最新情報をチェックして、お気に入りのラーメンを実食してみてはいかがでしょうか。
雨でも安心!アクセス便利な小田急エースへ出かけよう

北・南館に分かれている小田急エースは、オーガニックの生活用品や、手土産、テイクアウトグルメ店がぎゅっと詰め込まれているスポット。生活に必要なさまざまなショッピングが一度にできたり、選りすぐりのグルメに出会えたりと、充実した買い物が楽しめます。
新宿駅から直結していることもあり、雨の日でもアクセスに困らないことも、来店しやすい理由の一つです。
場所さえ覚えていれば、デートや待ち合わせまでのウィンドウショッピングなどで、大活躍するショッピング施設の「小田急エース」。ぜひ入っているテナントをチェックして、新宿観光の際にふらりと立ち寄ってみてくださいね。
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