竹林街道も発見!三重県松阪市の“美濃田地区”に癒しの旅へ

今回ご紹介するのは、京都と奈良に隣接する三重県の中央にある松阪市。 自然に触れてリフレッシュしたい! そんな方にピッタリの小旅行コースをご紹介します。
三重県松阪市へ癒されトリップ
今回ご紹介するのは、京都と奈良に隣接する三重県の中央にある松阪市。
自然に触れてリフレッシュしたい!

そんな方にピッタリの小旅行コースをご紹介します。
風情ある風景“美濃田竹林街道”へ
今回訪れたのは三重県松阪市の美濃田(みのだ)地区。
松阪農業公園ベルファームの東側の駐車場から、道を挟んでほんの3歩くらいの、この柱が目印です。

▲「美濃田大仏への竹林街道」この柱が目印
小道を抜けて、てくてくと。

小道を抜けると田園風景が現れました。さらに数百メートル進むと、竹林らしき入り口を発見。
一歩足を踏み入れると、幻想的な静けさに包まれます。

暑い日だったにもかかわらず、心地よい風が通り抜け、竹が日の光を遮り、涼しいくらいです。
しばらく歩いていると鳥の声の向こうに、涼やかな音が。
音を辿って歩いて行くと、風鈴がありました。


風鈴の透き通るような音を聞きながら、竹を見る。それだけのことがとても贅沢です。

▲竹林街道にある石垣。ここにはお城があったそう。
“敏太神社(みぬだじんじゃ)”で少し休憩
竹藪を抜けると、かわいらしい七夕飾りが出迎えてくれました。
今度は七夕飾りを辿って歩くと、大きな神社が。

敏太神社という地域の氏神様をお祀りする神社。
大きな池で悠々と鯉が泳いでいました。
せっかくなので、ご利益を頂いて帰ることに。

そして、敏太神社のすぐ隣には美濃田大仏殿も建てられています。
三重県で大仏様が拝めるのはとても珍しいそう。
扉一枚を隔てた向こうに、荘厳な空気が満ちているのを感じました。
大仏殿を管理されている真楽寺にもご挨拶をすませて、休憩がてら少し周囲を散策。

竹林、神社、大仏殿、お寺。短い距離の間にいろんなものを見て、ちょっとした観光地気分を味わいました。
美ノ田の“大仏うどん”
満足感を味わいながら歩いていると、ビビッドな看板が。たくさん歩いてお腹も減っているので、ご飯を食べることにします。

▲手打ちうどんとカレーが自慢のお店「美ノ田」

▲サーフボードが並ぶ店内
ホルモンカレーうどんが人気とのことだったけれど、「大仏うどん」で。
ネーミングがよすぎるし、なんと言っても大仏うどんには「全部」乗っているらしい。
なんと!!あられ!!!

三重県に昔から伝わる、あられの大胆な食べ方、あられ茶漬けを踏襲したうどんがここに。
店主の手打ちだといううどんもコシがあってとってもおいしかったです。お出汁があられの芳ばしい香りを引き立てて、食欲をそそります。
ふやけたあられはお雑煮のお餅によく似ていて、お出汁との相性にも違和感がまったくありません。
あられ、汁物によすぎるという結論。
満たされたお腹を抱えて帰路に就きます。
“松阪農業公園ベルファーム”で小旅行のしめ!
竹林、美濃田大仏殿へ行く際は、ベルファーム東側の駐車場を利用させていただけるとのこと。
帰る前に少し、デザートが食べたい気分。
あたたかいおうどんを頂いたので、今度は冷たいものを。

▲ガーデンカフェルーベル「かき氷」(季節限定)
かき氷を頂いて、ベルファーム内も少し散策しました。
季節の花を楽しめるベルファームでは、これからの時期バラの二番花が見頃を迎えるそうです。

隅々まで手入れが行き届いていて、きれいな花が楽しめます。入場料が無料って申し訳ないほどです。
最後にベルファーム内のお土産屋さんと産直市場にもお邪魔して、お土産欲も満たされたところで、癒されトリップはこれにて終了。

ぜひ、三重県松阪市美濃田地区へ!
今回の小旅行では、竹林街道を始めとする三重県松阪市美濃田地区を散策しました。
短い時間だったけれど、ぎゅっと凝縮された旅のような、贅沢な時間。
癒しの瞬間が恋しくなったらぜひ、訪れてみてください。
【取材】2021年6月
住所:松阪市美濃田
駐車場:松阪農業公園ベルファーム 東側駐車場をご利用いただけます。
住所:松阪市美濃田町950-1
手打ちうどん美ノ田
住所:松阪市美濃田町894−1
住所:松阪市伊勢寺町551−3
電話:0598-63-0050
三重県松阪市は日本のほぼ中央に位置し、世界に誇るグルメ・松阪牛、豊かな歴史文化、美しい自然を楽しめます。江戸時代、お伊勢参り(日本最高位の神社への巡礼)の最後の宿場町であった松阪は、多くの人やものが行きかう交通の要衝として栄え、多数の豪商を輩出しました。これらの商人たちが、江戸で松阪もめんなどの商いに成功し、松阪に繁栄をもたらしました。