【高知県西部・大月町】鳥の目で絶景を見下ろす 大堂海岸断崖の遊歩道ハーフコース

大月町柏島の観音岩から柏島や太平洋を一望できるお万が滝休憩所まで登り折り返すコースです。太平洋とすくも湾の2つの海に挟まれた半島が舞台ですのでどちらもの景色が楽しめ、断崖絶壁の上を歩くため打ち寄せる白波と青い海が眼下に見下ろせます。
場所と概要
大月町中心部の道の駅から柏島方面に進み、橋を渡る手前の観音岩登り口(駐車可)(標高約60m)がスタートおよびゴールの60分程度のコースです。
柏島や太平洋を一望できるお万が滝休憩所(標高約130m)まで登りって折り返します。太平洋とすくも湾の2つの海に挟まれた半島が舞台ですのでどちらもの景色が楽しめるほか、大堂海岸の断崖絶壁の上を歩くため打ち寄せる白波と青い海が眼下に見下ろせます。観音岩やお万が滝はほかにはない絶景で一見の価値がありながら、コースは遊歩道と階段で整備されていますので運動に適した靴と、草や枝、風から身を守る服装があればどなたでも歩くことができる内容です。
タイトルに「ハーフ」とあるのは、標高約240mの大堂山展望台から観音岩まで下りてくる120分程度のフルサイズのコースが他にありますが、こちらはスタートとゴールが別の場所になり、自動車2台での連携などがあるため、別の機会にご紹介する予定です。
みどころ1「観音岩」

スタート地点の観音岩登り口の階段を上るとする目に飛び込んでくる奇岩『観音岩』は、その名の通り観音様が手を合わせているように見える絶景です。
みどころ2「大堂海岸の白亜の断崖絶壁」

コースは断崖絶壁の上の稜線に沿うように伸びているため、多くの場所の眼下に白波が打ち寄せる青い海と白亜の絶壁が見られます。
みどころ3「鳥の目で絶景を見下ろす お万が滝休憩所」

折り返し地点の『お万が滝』は標高約130mで、近辺で一番高いためどこからでも見ることができ、逆に休憩所からは太平洋と柏島が一望できます。柏島の奥に有人島の鵜来島、右手奥の島影は沖の島、手前にビロウ島、幸島といった無人島を見ることができます。
みどころ4「水平線と断崖絶壁を一望 観音岩休憩所」

観音岩登り口を登ったところにあるT字路を右に折れると(帰り道をスタート地点に下りないで直進すると)崖の上に設置された『観音岩休憩所』にたどり着きます。ここは観音岩の斜め上になるため観音岩は見られませんが、かわりに雄大な水平線や、柏島方面、お万が滝方面の絶壁を楽しむことができます。
登りの階段が急なため体力に自信がある方におすすめです。
みどころ5「ほかではなかなか見られない珍しい植物」
牧野富太郎博士ゆかりの植物や強い潮風の中でしか見られない珍しい植物が四季折々に咲き誇り、初夏にはハマボッスやボタンボウフウ、タイミンタチバナといった植物が見られます。
ガイドが必要な方は
町内観光事業者『ラグーンレーシング』の『フォトベンチャー』というサービス内でこちらの場所も案内してくれます。詳しくは事業者ホームページでご確認ください。
高知大月バギーサービス ラグーンレーシング https://automaaudio.wixsite.com/lagoon/nighttour
大月町をもっと知りたい方はこちらもご覧ください
一般社団法人 大月町観光協会 https://otsuki-kanko.jp/
高知県幡多地域は四国の西南端に位置し、東は土佐湾、西は豊後水道に面する太平洋に突き出た半島で、四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の3市2町1村から構成されています。 全国的に有名な四万十川や足摺岬をはじめ、沿岸を流れる黒潮の恵み、全国でもトップの森林面積を誇る山の恵み豊かな自然大国です。