【関東紅葉】秋の行楽シーズン到来!関東近郊で巡る秋の絶景スポット
秋の訪れとともに、関東近郊の山々や公園は美しい紅葉で彩られます。特に10月は、赤や黄色に色づく葉が見頃を迎え、多くの人が自然の鮮やかな景色を楽しみに訪れます。
秋といえば紅葉!日本人に愛される秋の風物詩「紅葉狩り」
日本では、秋になると山々や街路樹が赤や黄色に色づき、「紅葉狩り」と呼ばれる風習が古くから親しまれています。春の花見と並び、紅葉を楽しむことは季節の移ろいを感じる大切な文化のひとつです。特にカエデやイチョウが美しく色づく10月から11月にかけては、多くの人が紅葉の名所を訪れ、自然の美しさに癒されます。旅行や日帰りレジャーの目的としても人気が高く、寺社仏閣や公園、山間部ではライトアップやイベントが行われることもあります。
紅葉は単なる景色ではなく、日本人にとって「秋を味わう」大切な季節の風物詩なのです。
ところで、「紅葉」と「もみじ(楓)」の違いをご存じでしょうか?同じように使われることが多いこの二つの言葉ですが、実はそれぞれに異なる意味があるのです。
「紅葉」と「もみじ」の違いとは?

「紅葉(こうよう)」は、秋に木の葉が赤や黄色に色づく自然現象そのものを指す言葉です。カエデ(楓)だけでなく、イチョウやナラ、ブナなど、さまざまな樹木が色づく様子を総称して「紅葉」と呼びます。
一方、「もみじ(楓)」は、主にカエデ科の木やその葉のことを意味します。特に葉が手のひらのように裂けた形で、秋になると真っ赤に染まる姿が印象的な植物です。その美しさから、「もみじ=紅葉」と思われがちですが、実際には「もみじ」は「紅葉」という現象の一部といえるでしょう。
日帰りOK!関東から行ける紅葉絶景スポット5選
苗場ドラゴンドラ(新潟県)―空から楽しむ絶景紅葉!
紅葉の名所といえば、山や渓谷を歩きながら楽しむイメージがありますが、「苗場ドラゴンドラ」では、その紅葉を空から贅沢に眺められるのが最大の魅力です。
全長約5.5kmを誇る日本最長のゴンドラで、片道約25分かけてゆっくりと空中を進みながら、標高差約400mの山あいをゆったりと散策できます。眼下には、赤や黄色、オレンジに染まったブナやカエデの原生林、そして深いV字渓谷が広がり、その絶景に思わず息をのむことでしょう。
特に、清津川沿いの紅葉は圧巻で、毎年多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。紅葉の見頃は例年10月中旬から下旬にかけてで、“空から楽しむ紅葉狩り”を存分に体感できる貴重なスポットです。
おすすめポイント-
- ゴンドラの窓からは、四方に広がる紅葉の絶景が楽しめます。
- 空と森、渓谷が一体となり、ここでしか感じられない感動的な紅葉の景色が広がります。
- 田代高原の駅周辺には、カフェやベンチ、軽食コーナーも完備。紅葉の絶景を眺めながらリラックスできます。

八海山ロープウェー(新潟県)—標高差を一気に楽しむ!
新潟県南魚沼市にある「八海山ロープウェー」は、標高差約650mを約7分で結ぶ、紅葉シーズンに人気の絶景スポットです。標高1,150m付近の山頂駅からは、色鮮やかな紅葉と越後の山々を一望でき、秋の訪れを感じることができます。
例年、八海山の紅葉は10月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。ロープウェーを降りると、赤や黄色に色づいたモミジやナナカマド、カエデが山肌を鮮やかに染め上げ、周囲の山々と見事に調和した壮大なパノラマが広がります。晴れた日には、遠く日本海や越後平野を望むことができ、運が良ければ富士山の姿も見ることができます。
おすすめポイント-
- ロープウェーから眺める紅葉の絶景は圧巻です。
- 山頂の散策路は秋の風を感じながらゆっくり歩けるスポットです。
- 快適なゴンドラ乗車で、体力に自信がない方でも安心して楽しめます。

吹割の滝(群馬県)—ダイナミックな自然美!
「群馬県沼田市に位置する「吹割の滝」は、その雄大さから「日本のナイアガラ」とも呼ばれる名瀑です。幅約30メートル、高さ約7メートルの水流が幾筋にも分かれて流れ落ち、渓谷の岩肌を削りながら壮大な景観を作り出しています。その独特な形は、まるで大地に割れ目が走ったかのようで、多くの観光客を魅了しています。
秋が訪れると、滝の周囲の木々が鮮やかな色彩に染まり、滝の飛沫と相まって幻想的な風景が広がります。例年10月中旬から11月上旬が紅葉の見頃で、赤や黄に色づいた葉と滝の青白い水流とのコントラストは圧巻です。遊歩道や展望台からは、間近で水しぶきを感じながら秋の紅葉狩りを楽しめます。
おすすめポイント-
- 自然の力を感じるダイナミックな滝と色づく紅葉が織り成す絶景です。
- 滝の迫力を間近で感じられる遊歩道が整備されているので安心して散策可能です。
- 幅広い層に人気があり、家族や恋人と訪れるのにぴったりです!

日光(栃木県)—歴史と自然が彩る紅葉の名所!
栃木県日光市に広がる「日光」は、世界遺産・日光東照宮をはじめとする歴史的建造物と、美しい自然景観が共存する国内有数の観光地です。特に秋になると、その豊かな自然が色づき、関東屈指の紅葉スポットとして多くの人々を魅了します。
標高差があるため、紅葉の見頃が長く続くのが特徴で、10月上旬の奥日光(湯ノ湖・竜頭ノ滝)から始まり、いろは坂や中禅寺湖、華厳の滝、そして日光東照宮周辺へと、徐々に紅葉前線が移り変わります。そのグラデーションの美しさは格別で、場所ごとに異なる表情を楽しめるのも日光の魅力です。
おすすめポイント-
- 世界遺産・日光東照宮や中禅寺湖、華厳の滝など見どころがいっぱい!
- 紅葉の進み方がエリアごとに異なり、タイミングによって違った美しさに出会えます。
- 自然と歴史が調和した、他にはない秋の絶景スポットです。




尾瀬(群馬県)早秋に訪れる、色づく湿原の楽園!
群馬県片品村などにまたがる「尾瀬」は、日本有数の高層湿原として知られ、四季折々に異なる美しさを見せてくれる自然の宝庫です。標高約1,400メートルに位置するこのエリアは、秋の訪れも早く、例年9月下旬から10月上旬にかけてが紅葉の見頃となります。
尾瀬の秋の魅力は、なんといっても「草紅葉(くさもみじ)」と呼ばれる、湿原の草原が黄金色に染まる独特の風景。草原を囲む山々の木々も赤や黄に色づき、木道から望むその光景はまさに絵画のような美しさです。朝晩の冷え込みによる霧や朝露が加わると、さらに幻想的な雰囲気に包まれます。

おすすめポイント-
- 草紅葉と木々の紅葉が織り成す、尾瀬ならではの幻想的な景観
- 木道が整備されており、初心者でも安心してトレッキングが楽しめる
- 早秋に楽しめる穴場の紅葉スポットとして人気上昇中

この秋、あなただけの紅葉絶景を見つけに行こう!
関東近郊には、空から眺める紅葉、歴史ある名所と彩りのコラボ、大自然が織り成す圧巻の景観など、さまざまな紅葉スポットが広がっています。今年の秋は、いつもと違う場所へ少し足を延ばして、自分だけのお気に入りの紅葉風景をカメラ片手に、秋色に染まる景色を巡る旅へ出かけませんか?きっと、思わず誰かにシェアしたくなる絶景に出会えるはずです。
私たちは関東エリアを中心に、スキーや花火大会、体験プランなど、季節ごとの魅力を楽しめる多彩な旅行サービスを提供しています。 夏は日本各地の有名花火大会を巡るツアーや、東京でのユニークな体験プログラムが人気。冬は長野・新潟の人気スキー場へ、関東発のバスで行くオールインクルーシブのスキーツアーをご用意しています! 「ちょっと特別な日本の旅をしたい」そんな方にぴったりのプランを、私たちがご提案します。