【茨城】秋を満喫!コキアの紅葉と海辺の鳥居、味覚めぐりの日帰り旅
東京から約2時間で行ける茨城県。秋は国営ひたち海浜公園の真紅のコキア、大洗磯前神社や酒列磯前神社のパワースポット巡り、高級梨狩り体験、夜は足利フラワーパークの幻想的なイルミネーションと、自然・歴史・グルメを満喫できる欲張り旅が楽しめます。
国営ひたち海浜公園のコキア ~
茨城県ひたちなか市に位置する「国営ひたち海浜公園」は、四季折々の花々が楽しめる人気スポットです。春のネモフィラで一躍世界的に有名になりましたが、実は秋の風物詩「コキア(ほうき草)」も近年注目を集めています。とくに園内の「みはらしの丘」は、毎年9月下旬から10月中旬にかけて赤く染まり、一面が紅葉のじゅうたんのように広がります。

コキアは夏の間、鮮やかな緑の姿を見せ、秋になると少しずつ赤く色づいていきます。見頃を迎えると、丘全体が燃え立つ炎のように真紅に輝き、空の青、太平洋の蒼、そしてコキアの赤が織りなすコントラストは、まさに自然が作り出す壮大なキャンバスです。その美しさは写真映えするだけでなく、実際に歩いて丘を登り、360度の絶景を体感することでより一層深い感動を味わえます。

ふんわり可愛い秋の主役「コキア」ってどんな植物?
コキアは、ヒユ科バッシア属の一年草で、和名は「ほうき草」といいます。名前の由来は、成熟した茎を乾燥させて昔はほうきとして使っていたことからきています。丸くてふわふわとした独特の形が特徴で、見た目がとても愛らしい植物です。
春から夏にかけては鮮やかな緑色の葉を茂らせ、夏の間は涼しげな印象を与えます。しかし、秋になると葉が赤やオレンジ色に色づき、まるで真っ赤な絨毯のような美しい紅葉を楽しめます。この季節の変化が、コキアの最大の魅力です!
さらに、コキアの足元にはコスモスの花畑が広がり、赤・白・ピンクの可憐な花々が秋らしい彩りを添えています。丘を登りながら、真紅のコキアと可憐なコスモスが同時に楽しめるのはこの季節ならではの特権です。園内はとても広く、サイクリングロードや散策コースも整備されているので、花畑だけでなく自然豊かな風景や季節ごとの花も満喫できます。

公園は首都圏からのアクセスも良好で、東京から電車やバスで約2時間と日帰り旅行にぴったり。カメラ片手に訪れる人や、家族連れ、カップルまで、幅広い世代に人気を集めています。コキアの紅葉を楽しむ秋のひとときを、ぜひ体験してみてください。
※バスツアー参加者への重要なご案内※
バスツアーで訪れる場合は、園内の「海浜口」駐車場はバスの集合・下車場所です。

海浜口・風のゲートからみはらしの丘までは徒歩約15分ほどかかります。広大な園内では道を間違えると花畑までたどり着けなくなってしまう可能性がありますので、必ず案内標識やスタッフの誘導に従い、迷わず原路を通って戻るよう注意してください。丘の入口や花畑の位置を事前に確認しておくと、より安心して観賞できます。
大洗磯前神社 ~海に立つ鳥居の絶景~
ひたち海浜公園から車で30分ほど南に移動すると、大洗町にある「大洗磯前神社」が姿を現します。特に有名なのは、海岸の岩場に堂々と立つ「神磯の鳥居」です。

太平洋の荒波に打たれながらも毅然と立つ鳥居は、日の出の時間帯には神々しい光に包まれ、訪れる人々の心を清めるかのような美しさを放ちます。特に冬至の頃は、鳥居の間から昇る朝日が見られることでも知られ、フォトスポットとしても人気を集めています。

大洗磯前神社は、856年に創建された由緒ある神社で、病気平癒や厄除けにご利益があるとされています。境内からは大洗海岸の絶景を一望でき、海と神社、そして歴史が一体となったスピリチュアルな空間を体感することができます。
酒列磯前神社 ~樹齢300年以上の森を抜けて~
次におすすめしたいのは、茨城県ひたちなか市に位置する「酒列磯前(さかつらいそさき)神社」です。大洗磯前神社と同じ年に創建された「二社一対」の神社として知られ、地域の人々から長く親しまれてきました。

酒列磯前神社の最大の魅力は、参道を覆うように続く樹齢300年以上のタブの木のトンネルです。緑豊かに茂る木々が作るアーチをくぐると、周囲の喧騒から切り離されたかのような静寂に包まれ、まるで異世界に足を踏み入れたような感覚を味わえます。参道を歩きながら、鳥のさえずりや風に揺れる木々の音に耳を傾ければ、心が自然と落ち着き、日常の喧騒を忘れることができます。

境内には、宝くじ当選祈願で知られる「亀の石像」があります。この亀に触れながら祈ると金運が上がるといわれ、遠方から訪れる参拝客も多く、静かな森の中で金運や幸運を願う特別な体験ができます。また、自然の中での散策と祈りを同時に楽しめるため、心身ともにリフレッシュできるスポットとしても人気です。

周囲には、四季折々の草花や木々が美しく彩りを添え、春や秋の訪問は特におすすめです。参拝後は、静かに境内を散策し、神社と自然が織りなす空間の美しさを堪能することができます。大洗磯前神社と合わせて巡ることで、茨城の自然と信仰文化を同時に体感できる、知る人ぞ知る隠れた名所です。
高級品種の梨狩り体験 ~秋の味覚を堪能~
旅の楽しみといえば、やはりその土地ならではの味覚です。茨城は、関東有数の梨の産地として知られており、秋には多くの梨農園が開放され、収穫体験を楽しむことができます。
特におすすめなのは、高級品種「幸水」「豊水」などを中心とした梨狩り体験。梨農園に一歩足を踏み入れると、ずっしりと実った果実が枝に連なり、太陽の光を浴びてきらめいています。採れたての梨は果汁たっぷりで、口に入れた瞬間に爽やかな甘みとみずみずしさが広がります。

梨狩りの魅力は、自分の手で収穫する楽しさと、その場で新鮮な果実を味わえる贅沢さにあります。農園によっては時間無制限で食べ放題を提供しているところもあり、梨好きには夢のような体験です。秋のひとときを彩る、心も体も潤うアクティビティとしてぜひ取り入れたいポイントです。
足利フラワーパーク ~日本三大イルミネーションの幻想~
日帰り旅行の締めくくりには、茨城から栃木県足利市へ少し足を延ばし、「足利フラワーパーク」のイルミネーションを楽しむのがおすすめです。

足利フラワーパークは「日本三大イルミネーション」の一つに数えられており、冬季には500万球を超えるLEDが園内を彩ります。特に有名なのは「奇蹟の大藤」を模したイルミネーションで、本物の藤棚さながらに光り輝く藤の花が夜空に広がる光景は圧巻です。

四季折々の花と光をテーマにした演出は、訪れるたびに新しい驚きを与えてくれます。園内をゆっくりと散策すれば、昼間の自然と夜の幻想が一日の旅を完璧に締めくくってくれることでしょう。

秋の茨城 一日で絶景と味覚を満喫
茨城県を中心に巡る秋の一日旅は、自然の絶景、歴史ある神社、旬のグルメ、夜のイルミネーションまで、一日でさまざまな魅力を満喫できる贅沢なコースです。午前は国営ひたち海浜公園の真紅に染まるコキアを眺めながら、爽やかな秋風と青空のコントラストを楽しみ、午後は大洗磯前神社や酒列磯前神社の静かな森の参道を歩き、歴史と自然が織りなす神聖な空気に心を癒されます。さらに高級品種の梨狩りで秋の味覚を堪能し、最後は夜の足利フラワーパークで幻想的なイルミネーションに包まれて、一日の締めくくりを華やかに彩ります。

季節ごとに表情を変える茨城と周辺エリアだからこそ、秋は色づく紅葉や花々、涼やかな風、そして旬の味覚まで、五感で秋を体感できる特別な時間が流れます。日帰りでこれほど多彩な体験を一度に楽しめる旅は珍しく、自然・歴史・グルメ・夜景と、秋の茨城の魅力を余すことなく満喫できるおすすめコースです!
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