今買うべき「スキーウェア」特集!選び方やおすすめブランドもご紹介
冬といえばスキー!「ゲレンデデビュー」「新ウェアで気分一新」と思っても、ウェア選びで迷ってしまいますよね。 本記事では、スキーウェアの基本的な役割から、失敗しないための選び方、おしゃれで人気のおすすめブランドまで徹底的にご紹介します♪
スキーウェアを選ぶ前に知っておきたい基本事項3点

スキーウェアは、ただ「寒さを防ぐ服」ではありません。ゲレンデは気温や天候が変わりやすいため、機能性・素材・構造を理解して選ぶことがとても大切です。まず、購入前に知っておくべき基本ポイントを確認していきましょう。
スキーウェアの役割(防寒・防水・動きやすさ)
スキーウェアには「防寒・防水・動きやすさ」の、おもに3つの重要な役割があります。雪の上では、体が濡れると一気に体温が奪われます。そのため、防水性は必須条件!
また、スキーは動きが多いスポーツなので、ストレッチ性のある素材や立体縫製を採用しているものがおすすめです。雪や風から体を守りつつ、ストレスなく動けるウェアが理想的ですね。特に初心者は転ぶ機会が多いため、耐水圧や素材の強度もチェックしましょう。
ベース・ミドル・アウターレイヤーの三層構造について
雪山で快適に過ごすためには、「レイヤリング(重ね着)」が重要です。ベース(肌着)→ミドル(中間着)→アウター(ウェア)の三層構造が基本で、インナー(ベース)には汗を吸収し蒸れを防ぐ役割が、ミドル層には体温維持、アウターには防水・防風機能で外部環境から体を守る役割があります。
「ただ暖かい服を着込めば良い」というわけではなく、それぞれの役割に合った素材を選ぶことが大切です。
スキーウェアとスノボウェアの違い
一見似ているスキーウェアとスノボウェアですが、求められる機能やデザインに違いがあります。スキーウェアは動きやすいようにすっきりとしたシルエットが多く、ポケット位置や袖の設計に関しても、握りやすさ・操作性を重視しています。
一方、スノボウェアはゆったりしたデザインが多く、転倒や座る姿勢が多いボードスタイルに合わせて、防水性の高いものが一般的です。近年ではどちらでも使える兼用タイプも増えていますが、自分のレジャースタイルに合わせて選ぶと、より快適に楽しめますよ。
スキーウェアの選び方|失敗しない5つのポイント
スキーウェアを選ぶ際は、デザインだけでなく機能性やサイズ感をしっかりチェックすることが大切です。ここでは、ウェア選びを失敗しないために、押さえておきたい5つのポイントを紹介します。初めてウェアを買う方や、買い替えを検討している方は、ぜひ確認してみてくださいね。
1.防水性・透湿性をチェック
スキーウェア選びで重要なのが、防水性と透湿性。防水性は「耐水圧」で表示され、一般的には10,000mm以上であることが目安とされています。透湿性は汗を外に逃がす性能で、8,000〜10,000g/平方m/24h以上(※1)あると快適です。どの程度のものを買うべきか悩んだ際には、参考にしてみてください。
※1…生地1平方mに対して、24時間で何gの水分を透過させるかを表す
2.保温性と通気性のバランス
暖かさだけを重視すると、ゲレンデで汗をかいて蒸れやすくなります。そこで重要なのが、保温性と通気性のバランスです。中綿入りのウェアは高い保温性を持ち、冷えやすい方や初心者におすすめですが、ベンチレーション(通気口)付きタイプなら、体温調整がスムーズなのでさらに快適です。
個人の滑り方や寒さへの耐性によって異なりますが、必要に応じて調節できるタイプを選ぶと良いでしょう。
3.サイズ感・動きやすさを確認
スキーウェアではファッション性が重視されることも多いですが、見た目だけでなく、機能性を考慮したサイズ選びが重要です。滑走時の動きやすさを意識し、肩や腕・股下に余裕があるか確認すると◎!ぴったりすぎると動きづらく、逆に大きすぎても風の影響を受けやすくなるので、自分の体型・好みに合うサイズを試着して選びましょう。
4.デザイン・カラーで選ぶ
ゲレンデで映える鮮やかなカラーや、トレンドを押さえたデザインもウェア選びの楽しみのひとつ。最近はファッション性の高いモデルが増え、SNS映えを意識したウェアも人気です。目立つカラーは遭難時の視認性を高めるため、安全性にもつながりますよ。
上下セットではなく、セパレートで個性を出すのもトレンド。「補色(反対色)」や「同系色」で合わせると、おしゃれ度がアップするのでおすすめですよ。
5.ブランドごとの特徴を知る
ブランドごとに機能やデザイン、価格帯に特色があります。たとえば、「ROXY」なら女性向けのフェミニンなデザインが特徴、「Burton」はスポーティかつ高機能、「THE NORTH FACE」は機能性・耐久性の高さが魅力です。最近では、トレンドを意識した個性的なデザインの海外ブランドも流行っていますね。
価格も幅広いため、ウェアに求める優先順位(機能性、デザイン、価格など)を定めて、目的や予算に合わせ選択してください。
おしゃれで人気!スキーウェアブランド特集
ここでは、20〜30代に人気のデザイン性と機能性を兼ね備えた、話題のブランドを厳選してご紹介します。自身のスタイルや好みに合ったブランドを見つけてみましょう。
ROXY(ロキシー)|華やかでフェミニンなデザインが女性に人気

「ROXY(ロキシー)」は、世界的なサーフブランドQuiksilverから誕生した、女性のためのアクションスポーツブランドです。花柄やパステルカラーなど、華やかで可愛いデザインが魅力。ほかのブランドにはない、女性の体を美しく見せるシルエットを追求しており、ゲレンデでもおしゃれにこだわりたい女性から絶大な支持を得ています。
また、デザイン性だけでなく、防水性や耐久性もしっかり備えている点も魅力。トータルコーディネートができる小物類も充実しているので、ゲレンデでもファッションを楽しみたい方におすすめです。
ROXY(ロキシー):https://boardriders.co.jp/pages/roxy
Burton(バートン)|世界的にも有名な安心と信頼のスノーボードブランド

「Burton(バートン)」は、スノーボードのパイオニアとして世界的に有名なブランドです。その歴史と経験に裏打ちされたウェアは、機能性・耐久性・デザイン性のすべてにおいて最高水準!究極の防水性を誇るGORE-TEXモデルは、ファッション性も高く、トップライダーからの信頼も厚いです。
デザインは、ストリートウェアの要素を取り入れつつも、過度にルーズになりすぎない洗練されたシルエットが特徴。ゲレンデデビューの方からベテランまで、誰もが安心して選べる、信頼感のあるブランドです。
Burton(バートン):https://www.burton.com/jp/ja/home
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)|耐久性抜群でデザイン性も◎

耐久性に優れ、登山・アウトドアブランドとしても有名な「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」。登山で培われた最高レベルの防水透湿素材を使用した、高い耐久性と機能性が魅力です。ウェアはシンプルで都会的なデザインが多く、ゲレンデだけでなく、タウンユースとしても着回しがきくスタイリッシュさが人気を集めていますよ。
特に、単色やアースカラーを基調としたモデルは、流行に左右されず、年齢を問わず長く着用できるのでおすすめです。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス):https://www.thenorthface.jp/outdoor
6KNOT(シックスノット)|韓国発の注目ブランドは個性派におすすめ!

「6KNOT(シックスノット)」は、近年人気が急上昇している韓国発のスノーボードウェアブランドです。日本でも着用者が増えてきており、人とかぶりにくい個性的なスタイルやシルエットが豊富で、ファッション性重視の方におすすめ!
ゆるめのシルエット・くすみカラー・ストリート感のあるデザインが特徴で、韓国のライダーからのフィードバックをもとにした実用的な機能性も兼ね備えており、デザインと機能の両立を実現しています。「おしゃれを追求したいけど、機能性も妥協したくない」という方におすすめのブランドです。
6KNOT(シックスノット):https://6knot.base.shop/
DIMITO(ディミト)|機能性とデザイン性の両立が魅力の韓国ブランド

「DIMITO(ディミト)」も、6KNOTと並んで人気を集める韓国のスノーボードウェアブランドです。スポーティなデザインと高い防水性・耐久性を合わせ持ち、カジュアルながら本格的な滑走にも対応しているのがポイント。
レトロな雰囲気と現代的なストリートファッションを融合させた、独自のハイブリッドデザインが人気で、特にアノラック(フード付きジャケット)タイプのウェアは、カラーブロックや大胆な切り替えデザインで、ゲレンデ映えも間違いなしです!
また、比較的リーズナブルな価格帯も、若者から支持される理由のひとつでしょう。
DIMITO(ディミト):https://www.dimito.com/ja-jp?srsltid=AfmBOophYooh06JVkMZsvabWreruE2zL2HlnHcK03pH4yy1r62OcaQYJ
New Era(ニューエラ)|小物も充実!スタイリッシュなキャップブランド

キャップで有名な「New Era(ニューエラ)」ですが、近年はスキーウェアやスノーギアラインも注目を集めています。ウェアは、ストリート感あふれるシンプルなデザインが中心で、ほかのアイテムとも合わせやすいのが特徴。小物も充実しており、トータルコーデしやすいですよ。
New Eraのロゴが入ったスタイリッシュなアイテムは、ゲレンデファッションをワンランク上に引き上げてくれること間違いなし!ウェアだけでなく、小物でさりげなくトレンド感を取り入れたいという方にもぴったりのブランドです。
New Era(ニューエラ):https://www.neweracap.jp/
スキーウェアに関するQ&A
スキーウェア購入時によくある質問をまとめました。購入前の不安や疑問解消に役立ててくださいね。
Q.スキーウェアはどこで買うのがおすすめ?
ウェアを購入する場所は、おもにオンラインストアと実店舗の2択があります。オンラインストアの場合、種類が豊富で価格を比較しやすく、セール品も見つかりやすいのが魅力。ただし、試着ができない点や、生地の質感や正確なサイズ感がわかりにくいという懸念点があります。
一方で実店舗は、サイズ感や素材がわかりやすい反面、店舗に行く手間がかかったり、オンラインよりも価格が高かったりする場合が。
サイズ感や質感を必ずチェックしておきたいなら実店舗、価格や手軽さにこだわりたいならオンラインで購入する方法がおすすめです。
Q.ウェア以外で必要なものは?
- ゴーグル
- グローブ
- ネックウォーマー
- インナーウェアやソックス
- 帽子
特に、帽子やグローブは保温性と防水性の観点から重要で、転倒時に衝撃から身を守る役目も担っています。紫外線対策として、UVカットのフェイスガードやリップもあると便利ですよ。快適な滑走に役立つので、準備しておきましょう。
Q.失敗しないサイズ選び・試着のコツは?
サイズ選びを失敗すると、快適性が大きく損なわれるので注意が必要です。ウェア選びの際には、まずインナーを着込んだ状態で試着し、腕・肩・膝の曲げ伸ばしがしやすいかをチェックしましょう。膝を深く曲げる、しゃがむなど、ゲレンデでの動作を実際に行ってみて、突っ張りがないかを確認するのがおすすめです。
メーカーや型によってもサイズ感が異なるため、複数のウェアを比較しながら試着すると良いですよ。
Q.スキーウェアの中に着るものは?
ウェアの下には、前述の三層構造を意識した「ベースレイヤー」と「ミドルレイヤー」を着用します。ポリエステルやウールなど汗を吸収する速乾性のあるベースレイヤーと、中間着にはフリースや薄手のダウンウェアを着用すると良いでしょう。保温性が高く、かつ脱ぎ着しやすいものが適しています。
コットン素材は、汗を吸うと乾きにくく体を冷やすため避けましょう。
お気に入りのスキーウェアでゲレンデを満喫しよう♪

自分のスタイルやこだわりに合ったウェアを見つけることで、スキーはもっと楽しく快適になります。防水性・透湿性、サイズ感など、ウェア選びの基本事項を理解した上で、ぴったりの一着を選びましょう。迷ってしまう場合は、本記事で紹介したような有名・人気ブランドから選ぶのもひとつの手ですよ。
トレンドを取り入れつつ、防寒・防水性や動きやすさもしっかり押さえて、最高のウェアとともに、この冬は雪山でのアクティビティを心ゆくまで満喫しましょう!
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