日本のスキー場が海外の人から選ばれる理由&人気ゲレンデをご紹介!
日本のスキー場では、海外で話題の「JAPOW(ジャパウ)」を求めて来日する海外勢も多く、外国人は珍しくありません。 本記事では、日本のスキー場が外国人に人気な理由を徹底解説!さらに、海外の人おすすめのスキー場をランキング形式でご紹介。
日本のスキー場はなぜ海外の人に人気?理由を徹底解説!

日本のスキー場が海外からも注目される背景には、雪質だけでなくさまざまな理由があります。
ここでは、日本のスキー場が海外の人に人気な理由を5つのポイントに分けて解説します。
1.世界屈指のパウダースノー「JAPOW(ジャパウ)」を満喫できる

海外のスキーヤーやスノーボーダーが日本のスキー場に集まる最大の理由は、なんといっても「JAPOW(ジャパウ)」と呼ばれる、世界屈指の極上パウダースノーの存在です。
これは「Japan」と「Powder Snow」をかけ合わせ略した造語で、その雪質の高さから世界中にファンがいるといわれています。
特に北海道や日本海側のスキー場では、湿度が低く粒子の細かい雪が降り積もり、海外ではなかなか味わえない浮遊感のある滑りを楽しめることで、外国人からも高い人気を集めているようです。
2.日本ならではの文化・食・温泉がセットで楽しめる
日本でのスキー旅行は、雪山だけでなく「日本ならではの文化」を一緒に楽しめる点も大きな魅力です。
滑走後に温泉で体を癒やしたり、温泉街でラーメンや寿司、居酒屋メニューなど日本食を楽しんだりできる点も、海外の人から高く評価されています。
日本文化を体験しながら滑れる点が、他国のスキーリゾートとの差別化につながっているようですね。
3.コストパフォーマンスの高さ
ヨーロッパや北米に比べ、日本のスキーリゾートは、リフト券や滞在費のコストパフォーマンスが高bのも理由のひとつです。
近ごろは多少の価格上昇も見られますが、それでも世界レベルのパウダースノーと施設を比較的リーズナブルな価格で楽しめるのが日本の強み。円安の影響もあり、海外から見ると「質の高い雪・設備・サービスを手ごろな価格で楽しめる国」として人気が上昇しているようです。
4.治安が良く安全に滞在できる
海外旅行において、治安の良さは旅行先を決める上で非常に重要なポイントです。
日本は世界的に見ても治安が良く、海外旅行初心者でも安心して滞在できる国として知られています。スキーリゾートエリアでもトラブルが少なく、スタッフのホスピタリティも高評価!忘れ物や紛失物が戻ることも多くて、夜でも安心して街を歩ける雰囲気があると、海外でも人気を集めています。
また、雪道や山間部の交通整備がしっかりしている点も人気の理由のひとつです。
5.リゾート開発が進み、英語対応が向上
近年はインバウンド需要の高まりにより、日本でも英語対応のスタッフや案内表示、英語メニューを用意するスキー場が増加しています。
レストランやホテル、レンタルショップでも英語が通じやすく、外国人にとってストレスの少ない環境が整いつつあるのも人気の理由です。
ゲレンデでは国際的な雰囲気が広がり、異文化交流を楽しめるのも魅力のひとつ。現地で他国の人々と仲良くなる機会もあるようですよ。
海外の人に人気の日本のスキー場ランキング8選
ここからは、実際に海外スキーヤー・スノーボーダーからの支持が高い日本のスキー場を厳選してご紹介します。この冬は、グローバルな雰囲気を楽しみながら滑れるゲレンデを選んでみませんか?
1.ニセコアンヌプリ国際スキー場|海外リピーター多数!世界有数のパウダースノーの聖地

北海道・ニセコ町にある「ニセコアンヌプリ国際スキー場」は、世界中からスキーヤーやスノーボーダーが集まる、海外でも人気の高いスキー場です。
上質なパウダースノーと広びろとしたコースが魅力で、海外からのリピーターの数も多いため、周辺には高級コンドミニアムや多国籍なレストランも充実しています。
初心者から上級者まで楽しめる全13のコースと、羊蹄山の絶景を堪能できるほか、近隣には日帰り入浴可能な温泉ホテルも。スキーだけでなく、温泉もセットで楽しみたい方にもおすすめですよ。
ニセコアンヌプリ国際スキー場
【住所】北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
【電話番号】0136-58-2080
【アクセス】
JR「ニセコ駅」より路線バスまたはタクシーで約10分
JR「小樽駅」より高速ニセコ号で約120分
【営業時間】8:30〜19:30 ※時期によって異なる
【公式Webサイト】https://annupuri.info/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/nisekoannupuriskiarea/
https://www.facebook.com/nisekoannupuriskiarea/
2.ルスツリゾート|「日本ベスト・スキー・リゾート部門」最優秀賞受賞歴のある人気リゾート

広大な敷地と多彩なコースを誇る「ルスツリゾート」は、海外のスキーアワードでも高評価を獲得している国際派リゾートです。
「ワールド・スキー・アワード(World Ski Awards)」の「日本ベスト・スキー・リゾート部門」で最優秀賞を過去6回受賞するなど、世界中から評価を集めており、海外からも多くの方が訪れています。
コースのバリエーションは全37コースと非常に豊富で、初心者から上級者まで誰もが楽しめるのはもちろん、ニセコに引けを取らない上質なパウダースノーを堪能可能!また、リゾート内には遊園地やゴルフ場、温浴施設などがあり、スキー以外の楽しみも充実しています。
ファミリー層から若者グループまで、幅広く支持されているスキーリゾートです。
ルスツリゾート
【住所】北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
【電話番号】0136-46-3331
【アクセス】「新千歳空港」よりシャトルバスで約120分
【営業時間】9:00〜20:00 ※時期によって異なる
【公式Webサイト】https://rusutsu.com/
【SNSアカウント】
https://x.com/rusutsuitter
https://www.instagram.com/rusutsuresort_official/
https://www.facebook.com/RusutsuResort
3.富良野スキー場|富良野ならではのパウダースノーが海外スキーヤーからも大人気!

北海道の内陸部に位置する「富良野スキー場」は、その立地から降る雪が非常に乾燥しており、内陸ならではのドライなパウダースノーが楽しめることで、海外のコアなスキーヤー・スノーボーダーから根強い人気を誇ります。
広大な2つのエリア(富良野ZONEと北の峰ZONE)を持ち、「新富良野プリンスホテル」が直結しているため、宿泊の利便性も抜群です。
初級者から上級者まで楽しめる全28の多彩なコースと、4kmを超えるロングクルージングが人気ですが、富良野の街へのアクセスも良好なので、食や観光と合わせて楽しみたい方にもぴったり。
「ふらの歓寒村」でイルミネーションを堪能したり、人気観光地「富良野・ドラマ館」でドラマの世界に浸ってみたりするのもおすすめですよ。
富良野スキー場
【住所】北海道富良野市中御料
【電話番号】0167-22-1111
【アクセス】JR「富良野駅」より車で約12分
【営業時間】8:30〜15:00 ※時期によって異なる
【公式Webサイト】https://www.princehotels.co.jp/ski/furano/winter/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/furanoski_official/
https://www.facebook.com/furanoskiarea/
4.蔵王温泉スキー場|豊富な温泉と多彩なコースが人気!日本最大級の樹氷原が広がるスノーリゾート

山形県に位置する「蔵王温泉スキー場」は、幻想的な「樹氷」と温泉がセットで楽しめるスノーリゾートです。樹氷とは、蔵王連峰の特殊な気象条件と植生がつくりだす、世界でも珍しい自然現象。蔵王温泉スキー場には広大な樹氷パノラマを楽しめる「樹氷原コース」があり、海外勢からも人気を集めています。
また、蔵王温泉は開湯1900年と歴史が古く、豊富な湯量を誇る温泉街がそのままゲレンデの麓に広がっているのもポイント。滑走後に温泉はもちろん、風情ある温泉街散策を楽しめるのも魅力です。
初心者から上級者まで対応の、東北最大級のスノーエリアをぜひ堪能してみてくださいね。
蔵王温泉スキー場
【住所】山形市蔵王温泉土合709−1
【電話番号】023-694-9617
【アクセス】JR「山形駅」よりバスで約1時間
【営業時間】8:30〜17:00 ※時期によって異なる
【公式Webサイト】https://zaomountainresort.com/ski/
【SNSアカウント】
https://x.com/jukkiikun
https://www.instagram.com/zao_onsen/
5.苗場スキー場|都心からのアクセスの良さと広大なゲレンデが人気!

新潟県に位置する「苗場スキー場」は、総面積約134ヘクタールの広大なゲレンデ内に24の多彩なコースを構えた、日本を代表するウインターリゾートです。ゲレンデは上級者向けの急斜面から、初心者向けの緩斜面までバランス良くそろっており、宿泊施設やレストランも充実!スキー場だけでなく、隣接ホテル内の約20店舗以上のレストランも利用可能ですよ。
スキー場直結の「日帰りスキーセンター」には天然温泉もあるので、滑走後に疲れた体を癒やすのにも最適!東京から所要時間2時間半程度とアクセスも良く、海外からの観光客にも選ばれやすいスキー場です。
苗場スキー場
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
【電話番号】025-789-4117
【アクセス】
JR「越後湯沢駅」よりバスで約45分(宿泊者専用無料シャトルバスあり)
湯沢ICより車で約30分
【営業時間】8:00〜17:00 ※時期によって異なる
【公式Webサイト】https://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/winter/
【SNSアカウント】
https://x.com/Naebanow
https://www.instagram.com/naebaski_official/
https://www.facebook.com/SnowNaeba
6.白馬コルチナスキー場|本格的なパウダーライディングを楽しめると海外でも話題のスキー場

「白馬コルチナスキー場」は、白馬エリアの中でも降雪量が多く、非圧雪コースが充実していることから、特に本格的なパウダーライディングを求める海外のスキーヤーやスノーボーダーの間で話題のスキー場です。白馬エリアは、「Hakuba Valley」として国際的に有名。中でもコルチナスキー場は、頂上から北アルプス後立山連峰や、妙高を含む北信五岳を望めるのも魅力のひとつです。
初級者用のゲレンデから、標高1,400mの絶景を楽しめる上級者コースまでそろっているので、レベルを問わず楽しめるのもポイント。滑走後は、「白馬コルチナ 美人の湯」で自慢の温泉も堪能できますよ。
白馬コルチナスキー場
【住所】長野県北安曇郡小谷村千国乙12860-1
【電話番号】0261-82-2236
【アクセス】
JR「南小谷駅」よりバスで約20分(無料送迎バスあり)
糸魚川ICより車で約50分
【営業時間】8:30〜16:30 ※時期によってナイター営業あり
【公式Webサイト】https://www.hgp.co.jp/cortina/ski/
【SNSアカウント】
https://www.instagram.com/hakubacortina/
https://www.facebook.com/hakubacortina/
7.野沢温泉スキー場|海外のSNSでも話題!外国人向けの宿や英語メニューも豊富

東京ドーム約63個分の広さを誇る「野沢温泉スキー場」は、良質なパウダースノーと伝統的な温泉街を楽しめる、日本最大級のビッグゲレンデです。最長滑走距離なんと1万mのロングランや、パウダーを活かした全44コースを堪能できるほか、温泉街では天然温泉100%掛け流しの、13の外湯巡りも楽しめます。
海外SNSでも雪質や温泉の評価が話題となり、近年では多くの海外ユーザーも訪れています。英語対応の宿泊施設や飲食店も増えているので、スキーとともに異文化交流なども楽しみたい方におすすめですよ。
野沢温泉スキー場
【住所】長野県下高井郡野沢温泉村豊郷7653
【電話番号】0269-85-3166
【アクセス】JR「戸狩野沢温泉駅」より車・タクシーで約20分
豊田飯山ICより車で約25分
【営業時間】8:00〜17:00 ※時期によってナイター営業あり
【公式Webサイト】https://nozawaski.com/
【SNSアカウント】
https://x.com/nozawanaski
https://www.instagram.com/nozawaski/
https://www.facebook.com/nozawaonsen.snowresort/
8.志賀高原スキー場|全18ヶ所のスキー場が集結した日本最大級クラスのスキーリゾート

18のスキー場が結集した「志賀高原スキー場」は、日本最大級クラスの広大なスキーリゾートです。一日では滑りきれないほどのスケールの広さとコース数、そして標高の高さがつくり出す良質な雪質が人気で、初心者から上級者まで飽きずに滑れます。
国内外の大会が開催されることもあるため国際的な認知度も高く、海外から多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れています。スキー場内のレストランも豊富で、日本食だけでなく多国籍料理も堪能できますよ。
志賀高原スキー場
【住所】長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
【電話番号】0269-34-2404
【アクセス】
長野電鉄「湯田中駅」よりバスで約40分
信州中野ICより車で約30分
【営業時間】8:30〜16:30 ※スキー場によって異なる
【公式Webサイト】https://shigakogen-ski.or.jp/
【SNSアカウント】
https://x.com/shigaofficial
https://www.instagram.com/shigakogen.jpn/
https://www.facebook.com/shigakogen/
海外の人が多い日本のスキー場で感じるメリット・デメリット

海外の人が多いスキー場は、国際的な雰囲気が漂い、異文化交流のチャンスがあります。その一方で、混雑や文化の違いを感じる場面も……。
ここでは、外国人に人気のスキー場を実際に訪れる前に知っておきたい、メリット・デメリットを紹介します。
メリット:多国籍レストランや異文化交流を満喫!
海外の人が多い日本のスキー場の一番のメリットは、日本にいながらも異文化を感じられる点です。たとえばニセコや白馬などの国際的なエリアでは、スキー場内レストランでも多国籍料理メニューが充実し、海外の料理も楽しめるようになりました。また、キャッシュレス決済の普及も進んでおり、快適に滞在できる環境が整ってきているのもポイントのひとつです。
ゲレンデや宿泊先で自然と異文化交流が生まれることも多く、リフトで隣り合わせた外国人旅行者と会話を楽しむ、海外の若者と夜のバーで情報交換するなどといったことが可能。海外のリゾート地に来たかのような、リアルな異文化交流を楽しめるのが大きなメリットですね。
デメリット:混雑やマナー・ルールの違いには注意
一方、海外からの旅行者が増えることで、人気のスキー場ではリフト待ちが長くなったり、レストランが混み合ったりすることもあります。また、海外とルールやマナーの感覚が異なることがあり、戸惑う場面もあるかもしれません。
ただし、スキー場側もルール説明を多言語化するなどの改善を進めています。事前に混雑時間を避けたり、ルールを把握したりしておけば、大きなストレスにはなりにくいので、工夫して楽しむようにしましょう。
外国人にも人気の日本のスキー場で「JAPOW」を堪能しよう

日本のスキー場は、世界最高峰とも賞賛される雪質「JAPOW」をはじめ、文化・温泉・安全性・コスパといった多彩な魅力で海外の人から人気を集めています。
外国人が多いスキー場では、国際的な雰囲気や異文化交流を楽しめるなど、日本にいながらも特別な体験が可能です。
本記事で紹介したスキー場の情報を参考に、この冬は世界から注目される日本のスキー場で、“JAPOW”とグローバルな雰囲気を堪能しながら、最高の雪旅を満喫してみてはいかがでしょうか?
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