山陰の秘湯・さぎの湯温泉でゆったり大人旅――しっとり温泉と安来節の郷の探索記
寝台列車「サンライズ出雲」や、米子鬼太郎空港を利用してアクセスできるさぎの湯温泉は、微量の放射能を含む塩化物硫酸塩温泉であり、国民保養温泉地の一つです。さぎの湯温泉の魅力や観光スポット、宿泊におすすめのお宿をご紹介します。
さぎの湯温泉とは

今からおよそ1,300年前、白鷺が舞い降り、脚の傷を癒したという伝説から名前がつけられた「さぎの湯温泉」。戦国から江戸時代にかけては、歴代藩主の御殿湯として賑わいをみせていました。
毎分1,100L以上の源泉が湧き出す豊富な湯量は、今も昔も変わりません。さらに源泉温度が50度ほどであるため、浴槽に注がれる頃にはちょうど良い湯加減に。加水・加温をせずに「源泉掛け流し」で、温泉の恵みを享受できます。

泉質は、全国でも珍しい「含弱放射能・ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉」。その特徴は、温泉水の中に「ラドン」という気体を含んでいること。
ラドンからは微量の放射線が放出され、このおかげで新陳代謝の促進や、自律神経を整える効能が期待されています。他にも切り傷、皮膚病などに適応すると言われています。

さぎの湯温泉は、泉質や湯量だけでなく、自然環境や歴史、風土など、さまざまな条件を満たした温泉地だけが指定される「国民保養温泉地」に指定されている地でもあります。飯梨川と月山富田城跡が融合した静かな風土は、保養地として訪れる人々を温かく迎えてくれます。
ランチもお土産も全部そろう!グルメ・観光スポット6選

羽田空港から1時間半。米子空港に降り立ち、レンタカーで50分ほど移動すると、さぎの湯温泉に到着します。
さぎの湯温泉エリアは車で移動しやすく、観光や立ち寄りスポットが多くあります。ここからは、さぎの湯温泉観光で訪れるべき見どころをたっぷりご紹介します。
旅の腹ごしらえは「道の駅 あらエッサ」がおすすめ

米子空港から中海の東側を通って南下し、国道9号をドライブすること30分。車で旅をする人にとって便利な道の駅が見えてきます。どじょうすくいをしている男の子「あらエッサくん」の大きな看板が目印です。

「道の駅 あらエッサ」には、地元の名産を取り扱う「なかうみ菜彩館」と「やすぎ魚々市」、そして手軽にご当地グルメが食べられる「中海の郷」があります。

「中海の郷」でほとんどの人が注文するのが、地元で養殖されたどじょうが食べられる「安来どじょうの柳川定食」。

早速注文し、しばしの間、畳の上で旅の移動で疲れた足を休めます。

運ばれてきたのは、あつあつの状態で煮込まれたどじょうの卵とじ。カツ煮のような見た目をしており、中にはシイタケ・ゴボウ・玉ねぎなど、具材もたっぷり入っていました。

どじょうは熱を通すと縮むと言われていますが、それでもスプーンからはみ出るほどの存在感!1つの定食につき、15匹ほどのどじょうがふんだんに使用されています。

気になるどじょうの食感は、想像よりも弾力があり、喉越しも滑らか。臭みやクセがなく、どじょうに抵抗感がある人でも食べやすい味でしょう。

「安来どじょうの柳川定食」に使われるどじょうは、水田で養殖され、ほぼ自然と同じ環境で育てられているのだとか。ストレスの少ない環境で育った高品質のどじょうを実食してみたい方は、ぜひ「中海の郷」へ立ち寄ってみてくださいね。
安来市のご当地グルメをいただいた後は、お土産探しもお忘れなく。「中海の郷」の隣にある「なかうみ菜彩館」では、地元で採れた季節のフルーツや野菜、島根県や安来市の名産品をじっくり吟味できます。

中でもおすすめは、お店の中央にあるフルーツコーナー。フルーツは安来市産にこだわっており、いつ訪れても安来市の新鮮な果物が購入できます。

筆者が訪れたのは、ちょうどイチゴが旬の時期。紅ほっぺやあきひめなど、ツヤツヤの真っ赤なイチゴが輝いていました。

年間を通して多くの人が買い求めるのが、「島田たけのこ」。えぐみが少なく、その柔らかさが人気で、春には生のもの、茹でたものともに店頭に並びます。

他にも、安来市のフルーツを使ったお菓子やお酒、番茶など、種類豊富なお土産に出会えます。地元のものをじっくり吟味して選びたい時に、ぜひ訪れてみてください。
山陰の中心として繁栄してきた歴史を持つ「月山富田城跡」

さぎの湯温泉の観光で欠かせないのが、日本百名城の1つである「月山富田城」。

車では月山の麓にある「安来市立歴史資料館」までアクセスでき、城跡の散策はどの時間帯でも行えます。

歴史を感じながら散策を楽しみたい方には、「安来市立歴史資料館」で販売されている音声ガイドがおすすめです。ご自身のスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、購入したパスワードを入力するだけで簡単に利用できます。

城跡と聞くと天守閣のあるような建物を思い浮かべがちですが、月山富田城跡は一味違います。標高190mの月山を中心に、数々の防御壁を施した壮大な自然の山城なのです。

山頂まで攻められて落城したことは、歴史上一度もなく「難攻不落(攻めるのが難しく、決して落ちない)の城」としてファンの間でも有名です。

山頂までは1時間ほどで登頂できますが、初心者でも分かりやすい音声ガイドの解説を聞けば、どんどん興味がそそられてしまうはず。攻め込まれないために人工的に急斜面を作った「切岸」や、土でできた防御壁の「土塁」など、知れば知るほど山城の面白さに引き込まれます。
山頂からは、安来平野や中海、島根半島までが望め、絶好の撮影スポットです。綺麗な景色と、学ぶほどに興味が湧く旅の立ち寄りスポットとして、訪れてみてはいかがでしょうか。
どじょうすくいの第一人者が営む「安来節屋」

安来市に来たら、ぜひともチェックしてほしいのが「どじょうすくい踊り」として有名な「安来節」。安来市で生まれた民謡で、江戸末期から明治時代にかけて発展しました。

鼻に銭を付け、手拭いで頭を覆うスタイルや、表情豊かにどじょうすくいの一部始終を表現する様子は、言葉を必要としないユーモラスな踊り。安来市の伝統芸能として継承され、今でも多くの人々が安来節を踊り継いでいます。

中でも安来節の象徴的な存在となり、多くのメディア出演なども果たしてきたのが、一宇川勤さん。安来節の名人として、今でも多くの人々に踊りを継承しています。

そんな一宇川さん自身が店頭に立ち、営んでいるのが「安来節屋」です。ここでは手焼きのお煎餅や、安来節にまつわるさまざまなグッズが販売されています。

お煎餅はどこか懐かしい素朴な味が人気を呼び、お土産にも最適。中でも「みそ」と「たまご」の味が売れ筋なのだとか。
また、予約をすれば、誰でもどじょうすくい体験をすることもできます。実際のどじょうすくいを間近で見て、踊れば、安来節を通して日本の伝統芸能に触れられるでしょう。
日本有数の郷土民謡が鑑賞できる「安来節演芸館」

「安来節屋」から徒歩すぐの場所にある「安来節演芸館」も、安来観光では外せないスポット。両施設をセットで巡るのがお決まりのコースです。
「安来節演芸館」は、山陰で唯一、桟敷席と花道を有している演芸場。土日祝日は、1日2回の安来節公演も行っており、大人1,000円、子ども500円で鑑賞できます。

演芸場は約200人が収容できるホール。安来節だけでなく、出雲神楽や落語などの公演も、不定期で開催しています。

安来節は、迫力のある生演奏と、細部にまでこだわった表情や所作が見どころ。公演の最後には、舞台上で先生に習って、どじょうすくい踊りを体験できるコーナーも大人気です。

平日に訪れる場合は、安来節関連のお土産処や資料館として利用するのがおすすめ。あらエッサくんの限定グッズや、安来の特産品の清水羊羹などに出会えますよ。

また、館内はバリアフリー仕様となっており、車椅子やベビーカーでも来館しやすいのが魅力の一つ。家族みんなで郷土民謡に触れられる貴重な体験ができるでしょう。
まずはこの演芸館で安来節の歴史や世界観に触れてみてください。そして、「もっとしっかり踊りを体験したい」「名人の技を間近で見たい」という気持ちが高まったら、先ほどご紹介した「安来節屋」の名人を訪ねてみる、という楽しみ方もおすすめです。この2つを巡ることで、より深く安来節の魅力を満喫できるでしょう。
来訪する時間、季節によって印象を変える「足立美術館」

四季の美をじっくり味わう観光がしたい方におすすめなのが、さぎの湯温泉エリアにある「足立美術館」。米国の日本庭園専門誌『数奇屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』にて、2003年から連続で日本一に選ばれている日本庭園を有しています。

地元出身の実業家・足立全康氏が、自身のコレクションを元にして創設した足立美術館。足立氏は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念をもとに、日本画と日本庭園の調和を図りました。
四季折々の姿を見せる日本庭園は、借景を含めると約5万坪に及び、開館当初からおよそ15年かけて現在の空間を生み出しています。

同館は年中無休で開館しています(新館のみ展示替えのため休館日あり)。朝日を帯びている庭園や、夕日に染まる庭園など、1日の中でも見え方の異なる庭が楽しめます。

中でも見どころは、美術館の主庭である「枯山水庭」。遠くに広がる自然の山々を庭園の一部になるように取り込み、広大で奥行きのある景色に見せていると言います。

ほかにも床の間の壁をくり抜き、庭園を「生きた絵画」として表現している「生の掛軸」や、窓枠を額縁に見立てた「生の額絵」、横山大観の『白沙青松』の雰囲気を表現した「白砂青松庭」など、見惚れてしまうような庭園ばかりです。庭園は全て、専属の庭師が365日維持管理をしているといいます。

展示室では横山大観をはじめとして、竹内栖鳳、川合玉堂の名画や、北大路魯山人の陶芸や書画などに出会えます。旅の中でもじっくりと時間を取って、目と心を安らげてみてほしいスポットです。
絶品精進料理と清水羊羹に出会える「安来 清水寺」

安来市にある「安来清水寺」が創建されたのは587年のこと。厄払いの寺院として名を馳せている天台宗のお寺です。

108の階段を登っていくと、室町時代に建てられた根本堂に到着します。拝観時間は9:00〜16:00まで。参拝をしたり、お守りの購入ができます。

根本堂の奥にあるのが三重塔。事前に予約をすれば、1人500円で登ることもできます。

清水寺周辺には4つの羊羹店があり、その内、境内には2つの羊羹店があります。「清水羊羹」はそれぞれの店で昔ながらの独自の製法で作られており、店ごとに小豆の味が強く感じられたり、口当たりがなめらかだったりと、様々な味の個性が感じられます。世代を超えて受け継がれる食文化として文化庁が認定する「100年フード」にも選出されており、清水寺に訪れたらぜひ味わいたい名物グルメです。

お寺の入り口にある料理店や、参道に佇む老舗旅館など、この一帯では伝統的な精進料理を味わうことができます。中でも「松琴舘」は、手軽に本格的な精進料理が楽しめる旅館です。1869年の創業以来、古き良き宿泊体験と手作りの料理で、150年以上もこの地で人々をもてなしてきました。

そもそも精進料理とは、仏教の「殺生をしない」という教えに基づいて肉や魚を使わずに作られる料理のこと。松琴舘では野菜や穀物、豆類を使用し、全て手作りの料理を提供しています。

ランチでいただいたのは、品数が豊富な精進料理。島根の食材を使用した「イカもどき」や「ウナギもどき」、なめらかな口当たりの「ゴマ豆腐」など、どれも味わい深い品々です。

「精進料理がこんなに美味しいとは」と驚いてもらえるよう、日々工夫を凝らしているという六代目の青山欣司さん。彩り豊かで目にも心にも栄養をくれる精進料理を食べたい方は、松琴舘へ立ち寄ってみてくださいね。
さぎの湯温泉の恩恵に預かれる3つの旅館
たっぷり安来の観光を楽しんだ後は、いよいよ至福の入浴の時間。
日常の疲れと旅の疲労を一気に回復できる、国民保養温泉地ならではの3つの旅館をご紹介します。
日帰り入浴も!ベジタリアンやヴィーガン、ハラール対応メニューが嬉しい「竹葉」

1959年創業の旅館「竹葉」があるのは、足立美術館の真横。竹が早く、まっすぐ育つ様子から「竹葉」と名付けられたと言います。

竹葉のお風呂は、しっとり浸かれる落ち着いた湯船が印象的。タイル張りの内湯は、静かにお湯が湧いてくるスタイルです。ふんわり漂う蒸気と共に、落ち着く温度の温泉が歩き疲れた足腰を労ってくれます。

石造りの露天風呂は、庭と一体化したような奥行きのある空間。時間がゆっくり流れるように感じられ、外の冷気が心地よく、じっくり身体を温められます。

また、別料金で50分間の貸切風呂も利用可能。こちらも内湯と露天風呂がついており、プライベート空間で贅沢な入浴が可能です。

さらに、日帰り入浴と併せてランチを楽しめるのも竹葉ならでは。ベジタリアンやヴィーガン、ハラールに対応したメニューが注文できるため、外国人観光客にもおすすめです(要予約)。

客室の中でも最も人気があるのが、戦国武将・山中鹿介のコンセプトルーム。特注の甲冑や墨絵を施した迫力満点の部屋は、インパクトも抜群!

月山富田城ゆかりの戦国武将に見守られ、忘れられない宿泊体験ができるでしょう。
木々と植物に囲まれた自然派宿「さぎの湯温泉 安来苑」

足立美術館の新館横に佇む「さぎの湯温泉 安来苑」は、アットホームなおもてなしが魅力の旅館。入り口に掲げられた巨大なひょっとこお面が目印です。

安来苑の宿泊では、24時間源泉掛け流しの天然温泉に入浴可能。温泉に入ろうと脱衣所へ向かうと、作り込まれた世界観に圧倒されてしまうでしょう。

まず出迎えてくれるのは、ジャングルや大自然が連想される木のアーチ橋。奥の暖簾をくぐると、木々の曲線を巧みに配置した芸術的な脱衣所に到着です。

期待を胸にお風呂の扉を開けると、タイムスリップしたかのような瓦屋根のお風呂が出現!石造りの内湯は昼間でも厳かな雰囲気を醸し出しており、温泉好きにはたまりません。

早速かけ湯をして、足からゆっくり湯船に浸かると、源泉47〜50度ほどの熱めのお湯が出迎えてくれます。無色透明でサラリとした泉質は、長風呂をするのに最適です。

入浴すると、岩に白い湯の花がついているのがよく見えます。岩や湯船の周りにある植物たちと一体化しており、自然のど真ん中で入浴しているような開放感も感じられました。

プライベートな入浴を楽しみたい方は、1時間の貸切露天風呂がおすすめ。大浴場と同じく石造りで、露天風呂のためだけに造り込まれた庭を独り占めできるのが嬉しいポイントです。

庭と融合するように飾られたプランターの鉢や、観葉植物も彩りを添えています。

安来苑では2泊までの湯治も受け付けているため、温泉の効能をじっくり享受したい方にもおすすめです。
「さぎの湯荘」なら、絶えず注がれる天然温泉を心ゆくまで堪能できる

この日の宿泊先は、さぎの湯温泉で最も多くの収容人数を誇る「さぎの湯荘」。

到着したら、好みの浴衣が選べる贅沢なチェックインから始まります。

宿泊したのは、自分だけの露天風呂がついている広々した和室。露天風呂の隣には足湯もあり、旅の疲れを癒やす安らぎの空間が広がっていました。

さぎの湯荘で入浴できるお風呂は全部で4種。貸切で利用できる「白露」と「岩露」、大浴場と露天風呂です。
貸切風呂は15:00〜22:00までは予約制で50分使用でき、22:00から翌9:00までは空いていれば、好きなタイミングで利用可能。大浴場は一晩中入浴できるため、早めにチェックインをして入浴を楽しむのも良いでしょう。

お庭を囲むような造りの旅館は、歩いているだけで興味がそそられるものばかり。季節の木々と池の鯉の風流な光景や、地元の名産品が並ぶ売店、卓球場やラウンジなど、散策したくなる工夫が散りばめられています。

夕食は1組ずつ個室に案内され、プライベートな空間で食事を楽しめます。

この日の献立は、冬の味覚をあしらった豪華なラインナップ。「カニ味噌豆腐」や「秋刀魚柚庵焼き」「和牛キノコ鍋」など、見た目も美しく、心まで豊かになる料理がそろいます。

中でも、和牛キノコ鍋は牛肉の上質な脂を楽しめる逸品。優しい出汁が香る透き通ったスープは、牛肉の旨みも甘みも一度に引き出してくれます。

釜飯はじっくり20分ほど炊き上げ、ホクホクの出来立て状態でいただけます。舞茸の旨みがご飯に染み込み、箸が止まらなくなる味わい。

デザートの南瓜プリンはなめらかな舌触り。最後まで幸福感に包まれる食事となりました。

美食で心身が満たされた後は温泉へ。まずは大浴場で身体を芯から温めます。

二面ガラス張りの大浴場は、大自然の中で入浴しているかのような開放感!絶え間なく注がれるたびに波立つ湯面と、島根の自然を交互に見ながら、ゆったりとした気分で過ごせます。
さらに目を引くのが、内湯と同じくらいの大きさを誇る露天風呂。石造りの立派な露天は、10人が入っても余裕があるほど広々した造りです。

ほのぼのした田園風景が望めるのも、さぎの湯荘ならではの魅力です。
人気の貸切露天風呂「岩露」は、外廊下を抜けた先にあります。

プライベートな空間でゆっくり温泉を堪能できる露天風呂は、時間を問わず大人気。日本庭園を模した庭を独り占めできるお風呂は、入っているだけで贅沢な気分に浸れます。

あふれ出る源泉とともに、非日常の時間を心ゆくまで堪能できます。

疲労回復や冷え性、関節痛の改善といった効能があるさぎの湯温泉のおかげか、冷えることなくぐっすり熟睡。朝は客室露天風呂に流れる源泉の水音で、心地よく目覚めることができました。

清々しい朝の始まりは、身体に優しい和朝食から。湯豆腐やもずく、焼き魚など、ずらりと並ぶラインナップに思わず笑みがこぼれることでしょう。

デザートの柚子ゼリーまで飽きることなく、美食を楽しめます。

チェックアウトまでのひと時は、客室露天風呂でゆったり時間を過ごします。好みで冷水も入れられるため、温度を調整したり、足湯を楽しんだりしながら最後まで温泉を堪能。

日々の暮らしから一歩離れ、「国民保養温泉地」ならではの豊かな湯と、心尽くしのおもてなしに身を任せる。「さぎの湯荘」で過ごす時間は、そんな贅沢な願いを叶える、忘れられない旅となるはずです。
アクセス情報

東京からさぎの湯温泉へ向かう場合、主に2パターンの手段があります。
飛行機で行く場合
1つは、羽田空港から米子空港まで飛行機でアクセスする手段。米子空港からは空港のレンタカーを利用すると、最も時間を有効に使った観光が可能です。
車の運転が難しい場合は、米子空港駅から境線または空港連絡バスで米子駅へ移動し、山陰本線で隣駅の安来駅までアクセスします。
安来駅からは安来市広域生活バスやタクシーを利用し、さぎの湯温泉街へアクセスすると良いでしょう。安来駅から温泉街への所要時間は20分ほどです。また、温泉街の近くにある足立美術館への移動には、安来駅から無料シャトルバスがあります。
特急列車で行く場合
東京からの2つ目のアクセス手段は、寝台特急「サンライズ出雲」を活用すること。毎日夜間に出発し、翌日昼に到着する寝台特急は、移動も旅の醍醐味として楽しみたい方にうってつけ。
東京からは11時間ほどで安来駅に到着します。安来駅からは安来市広域生活バスやタクシーを利用しましょう。また、さぎの湯温泉街の近くにある足立美術館への移動には、安来駅から無料シャトルバスがあります。
関西方面からのアクセス
関西方面から行く場合は、新幹線を利用する方法と飛行機を利用する方法の2パターンの手段があります。
新幹線を利用する場合、新大阪駅から岡山駅へ移動し、特急「やくも」に乗り換えて安来駅へアクセスします。所要時間は約3時間半ほど。安来駅からは安来市広域生活バスやタクシーを利用しましょう。安来駅からさぎの湯温泉街への所要時間は20分ほどです。また、温泉街の近くにある足立美術館への移動には、安来駅から無料シャトルバスがあります。
飛行機を利用する場合は、伊丹空港から「出雲縁結び空港」へ。フライト時間は約50分で、空港からレンタカーを利用すれば1時間弱で温泉街へ到着します。
国民保養温泉地とは、温泉利用の効果が十分期待され健全な保養温泉地として、「温泉法」に基づき環境大臣によって指定されています。全国に79箇所の温泉地が指定されています。(2024年10月現在) 国民保養温泉地の選定は、おおむね以下の基準によって行われています。 第1 温泉の泉質及び湧出量に関する条件 (1)利用源泉が療養泉であること。 (2)利用する温泉の湧出量が豊富であること。なお、湧出量の目安は温泉利用者1人あたり0.5リットル/分以上であること。 第2 温泉地の環境等に関する条件 (1)自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の観点から保養地として適していること。 (2)医学的立場から適正な温泉利用や健康管理について指導が可能な医師の配置計画又は同医師との連携のもと入浴方法等の指導ができる人材の配置計画若しくは育成方針等が確立していること。 (3)温泉資源の保護、温泉の衛生管理、温泉の公共的利用の増進並びに高齢者及び障害者等への配慮に関する取組を適切に行うこととしていること。 (4)災害防止に関する取組が充実していること。