三重県松阪市 松阪駅周辺の“オブジェ”散策コース紹介
松阪駅から歩いて巡る「オブジェ散策コース」をご紹介します。
松阪駅周辺の“オブジェ”を歩いてめぐる
松阪牛や城下町の風情で知られる三重県松阪市は、歩いてみると小さな発見が見つかる楽しいまち。
歴史あるまちなみの中に、思わず足を止めて眺めたくなる“オブジェ”が、さりげなく溶け込んでいます。
今回は、そんなオブジェを松阪駅から歩いて巡る「オブジェ散策コース」をご紹介します。
松阪駅ロータリーに大きな鈴と小さな牛が・・・
松阪駅周辺には様々なオブジェが点在しています。

JR松阪駅南口を出た駅前広場に「大きな鈴」のオブジェがあります。
この鈴は、松阪に生まれ、『古事記伝』を著した国学者・本居宣長ゆかりの遺品「七古鈴(七種鈴)」の一つである「驛鈴(えきれい)」と呼ばれるものをかたどったものです。
「驛鈴」は今も松阪のシンボルの一つとして市民に親しまれ、まちの各所で見ることができます。
松阪駅には、驛鈴のほかにももう1つのオブジェが。

松阪といえば、「松阪牛」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
JR松阪駅南口前には、小さな牛のオブジェも何体か設置されています。このミニ松阪牛、季節によって衣装チェンジすることもあるそうです。
ぜひ探してみてください。
松阪にライオン像?
次に松阪市役所の方に歩いていくと「ライオン像」が見えてきます。

この場所は「豪商ポケットパーク」と呼ばれ、地域のちょっとした休憩スポットとして知られており、街の散策途中での休憩や、のんびりするための場所として利用されています。

この大きなライオン像は、平成27年に、株式会社三越伊勢丹ホールディングスから松阪市へ寄贈されました。百貨店・三越のシンボルとして知られているライオン像。三越のルーツとなったのが、松阪出身の商人・三井高利です。
三井家の祖とされる三井高利は松阪に生まれ、のちに全国にその名を知られる大商人となりました。
高利が延宝元年(1673年)、江戸・日本橋(現在の東京都日本橋)に開いた呉服商・越後屋が、のちの株式会社三越となり、現在の株式会社三越伊勢丹へとつながっています。
ここで一つ豆知識!
三越のシンボルであるライオン像は、ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔下のライオン像をモデルとして鋳造されたもの。
「願いをかなえてくれる像」として有名で、背にまたがると願いがかなうと言い伝えられています。ぜひ跨いでね。
松坂城跡にハート型の石が・・・見つけられるかな?
次に、ライオン像から南西に歩みを進め、松阪市役所を通り過ぎると「松坂城跡」が見えてきます。
松坂城は、1588年に戦国武将・蒲生氏郷(がもううじさと)が築城した歴史的なお城で、現在はお城自体は残っていませんが、公園として整備されています。
今も残る石垣の美しい造りが注目を受けており、季節によって桜や紅葉が楽しめる美しい観光スポットとなっています。
その松坂城跡の石垣の中に、偶然の産物と思われる「ハート」に似た形をした石があります。

このハート型の石は、見る人にロマンチックな気分を感じさせるとして、特にカップルや家族連れの観光客に人気があります。
広い城跡内のどこにあるのか、ぜひ探してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したオブジェは、どれも松阪駅から徒歩で行くことができます。
松阪駅周辺での観光のついでに「驛鈴(えきれい)」「松阪牛の像」「ライオン像」「ハートの石」を探してみてください。それでは松阪で待ってます。
・驛鈴と松阪牛の像
JR松阪駅南口(三重県松阪市京町301)
・ライオン像
豪商ポケットパーク(三重県松阪市本町2176-10)
アクセス:JR・近鉄「松阪駅」から徒歩約10分
・ハートの石
松坂城跡/松阪公園(三重県松阪市殿町1538-1)
アクセス:JR・近鉄「松阪駅」から徒歩約15分
駐車場:松阪市駐車場(無料)
松阪市観光公式Instagram(日本語)
https://www.instagram.com/discover_matsusaka/
三重県松阪市は日本のほぼ中央に位置し、世界に誇るグルメ・松阪牛、豊かな歴史文化、美しい自然を楽しめます。江戸時代、お伊勢参り(日本最高位の神社への巡礼)の最後の宿場町であった松阪は、多くの人やものが行きかう交通の要衝として栄え、多数の豪商を輩出しました。これらの商人たちが、江戸で松阪もめんなどの商いに成功し、松阪に繁栄をもたらしました。