【ゆふいん】フォトジェニックな金鱗湖へ。朝靄が描く幻想的な世界
由布岳の麓に佇む金鱗湖は、温泉と湧水が流れ込む不思議な湖。冬の早朝には幻想的な朝靄が立ち込め、夕暮れには魚の鱗が黄金に輝くフォトジェニックな絶景が広がります。由布院屈指の神秘的な美しさを動画と共に紹介。
大分県由布市を代表する観光名所「金鱗湖(きんりんこ)」。由布岳の麓に静かに佇むこの湖は、その美しさから多くの旅人や写真家を惹きつけてやみません。
今回は、その名前の由来や冬ならではの絶景、そして周辺の楽しみ方をご紹介します。
名前が示す「黄金の輝き」
かつては「岳の下にある池」を、大分なまりで「岳ん下ん池(たけんしたんいけ)」と呼ばれていました。1884年、明治の儒学者・毛利空桑が、夕日に照らされた湖の魚の鱗が金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。その名の通り、時間帯によって表情を変える水面は、今もなお訪れる人々を魅了し続けています。
冬の風物詩、朝靄(あさもや)の奇跡
金鱗湖の最大の特徴は、湖底から清らかな水と温泉の両方が湧き出ていることです。年間を通して水温が高いため、外気温が下がる晩秋から冬の早朝には、温度差によって湖面から蒸気が立ち上る「朝靄」が発生します。 霧に包まれた湖面と、その中に佇む「天祖神社」の鳥居が調和する様子は、まるで別世界に迷い込んだかのような神秘的な光景です。
周辺散策と楽しみ方
湖の周囲は約400mの散策路が整備されており、ゆっくり歩いて15〜20分ほどで一周できます。
撮影スポット: 湖の南東にある天祖神社の鳥居。朝靄との組み合わせは必見です。また、冬に限らず、春の新緑や秋の紅葉が水面に美しく映り込む「リフレクション」も、絶好のシャッターチャンスとなります。
自然観察: 澄んだ水の中を泳ぐ魚や、四季折々に色づく周囲の木々が心を癒してくれます。
おすすめの時間: 幻想的な霧を狙うなら、晩秋から冬の冷え込んだ日の早朝。名前の由来の水面の輝きを体感するなら、夕暮れ時がおすすめです。
【動画】金鱗湖の静寂と美しさを映像で体感
金鱗湖の魅力を凝縮した映像がこちらです。 澄み切った空気感や、穏やかに流れる時間。言葉では伝えきれない、由布院の自然が織りなす「静かな美」をぜひご覧ください。
由布岳の見えるまち・大分県由布市のとっておきの旅情報をお届けします。 憧れの由布院温泉をはじめ、ノスタルジックな湯平温泉、開放感あふれる塚原高原、そして由布川峡谷や男池湧水群といった神秘的な自然まで。宿泊・グルメ・自然体験など、地元が自信を持っておすすめするスポットを厳選してご紹介します。