【四国 愛媛県最南端 愛南町】漁村地域の伝統行事の秋祭りを覗いてみませんか
四国愛媛県最南端の愛南町では、毎年11/3に秋祭りが行われます。1か所で開催というのではなく、集落ごとにお祭りが行われます。今回は、私が住んでいる漁村である中浦の秋祭りを紹介します。お神輿で集落を練り歩き~宴会と祭りは続きます。
秋祭りが始まります
お祭りの朝、近所の神社に集まります。お祭り用の衣装を着て、頭にねじりはちまきをつけて、準備をはじめます。

お神輿と牛鬼が集落を練り歩きます
お神輿とは?
お祭りの時に神様が地域内を回る為に乗る「輿」(乗り物)のことです。祭りの衣装の担ぎ手たちが、神社近隣の地域を回ります。災厄や穢(けが)れを吸収して清めたり、人々の豊作祈願や願いを聞き入れたりするために行われると言われています。
中浦では、樽神輿が集落を練り歩きます
昔は神輿を担いでいましたが、人口減少で担ぎ手が少なくなり、お神輿ではなく、樽神輿4基が集落を練り歩きます。樽神輿とは、神社などの社殿を模した一般的な神輿の代わりに、酒樽(飾り樽)を神輿として仕立てたものです。古くから日本酒と神事は深く関わっており、お祝いで使われる「縁起の良い樽」を担ぐという非常にユニークな形式です。練り歩くとは、神輿や牛鬼を激しく前後左右に揺さぶる、あるいは門付け(花代=お礼を貰った家の玄関)として、地域の健康や安全を祈願することです。


牛鬼とは?
牛鬼は、祭りにはなくてはならない人気者で、鬼面の巨大な牛の作りものです。地区によって顔が違い、厄除けとして町中を練り歩き、それぞれの家に首を突っ込み、振り厄よけを行い、家の人はお礼にお花代を渡します。

練り歩く際には、太鼓のお囃子もあり、子どもたち、人が足りなければ大人たちが太鼓を交代しながら続けます。昔から続く秋祭り、地元の人たちは叩ける人が多く地域の繋がりの濃さを知ることができます。今は住んでいない地元出身の人たちが家族で秋祭りに合わせて帰省し、いつもより人がいて集落がにぎやかになる日でもあります。

神社にお神輿を宮入りして、お昼に解散。
宮入り後は、中浦公民館で海が近い地域ならではのたくさんのお刺身、オードブルやおにぎり、お酒などが振る舞われ、祭りに参加した人達、若者から高齢者までが一緒にご飯を食べ、お酒を飲みながら交流をします。カラオケもあり、途中からはカラオケ大会と大盛り上がりで宴会はお昼過ぎから夕方まで続きます。


四国愛媛県最南端 11/3愛南町の秋祭りを体験しにきませんか?
今回は中浦のお祭りを紹介しましたが、同じ町内にも別の集落が多くあり、お神輿を船に乗せる地区や、五ツ鹿、唐獅子が舞をしたり、人数が多い、少ない、時間が短かったり、長かったりと集落によって内容が違います。現在も残っている地方の伝統文化をぜひ訪れて体験して欲しいです。
愛南町の行き方
愛南町への道のりは遠いです。
電車も、高速道路も途中までしかないので、レンタカーで愛南町に向かうのが1番スムーズです。
時間がかかるこそ、豊かな自然が残っていて、道中の景色も楽しみながらのんびりお越しください。
レンタカー利用の場合、松山空港から愛南町までの所要時間はおよそ2時間30分です。
四国愛媛県の最南端最南端に位置している愛南町は「足摺宇和海国立公園」に代表する豊かな海・山を有し自然環境に恵まれた地域です。気候は四季を通じて温暖でサンゴや熱帯魚などを見ることもできます。