東京から関西や九州までひとっ飛び！ 東海道・山陽新幹線運賃＆お得チケットまとめ

横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、博多など、東京から西日本の主要都市をつなぐ東海道・山陽新幹線。

とても、便利な交通機関ですが、自由席・指定席で値段が違ったり、条件次第で使える割引があるなど、ちょっとややこしい面も。今回は、2016年8月現在の新幹線の料金をわかりやすくまとめてみました。ぜひ、活用してください。

こだま、ひかり、のぞみの違い

東海道・山陽新幹線には、こだま、ひかり、のぞみという3種類の車両がありますので、まずはそちらを紹介します。

のぞみ

3つの中で1番早いですが、停車しない駅があるので注意が必要です。新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、広島、博多など主要な駅には停車します。

停車しない駅は、小田原、熱海、浜松、姫路(一部の列車)、新下関などです。

ちなみに、東京駅から新大阪駅までの所要時間は約2時間半です。

ひかり

のぞみの次に早く、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、広島、博多など、主要な駅には停車します。

ただ、ひかりにも停車しない駅があるので確認が必要です。一部の列車ですが、小田原、熱海、浜松には停まりません。

東京駅から新大阪駅までの所要時間は約3時間です。

こだま

すべての駅に停車するため、のぞみ、ひかりに比べ目的地までの乗車時間は長くなります。3つの中では自由席が1番多いです。東京から新大阪までの所要時間は約4時間です。

乗車料金の違い

のぞみ、ひかり、こだまの運賃は、自由席であれば、すべて同じ料金です。詳細料金は後述しますが東京駅から新大阪駅まであれば13,620円です。

指定席の運賃は、自由席より高くなります。同じく東京駅から新大阪駅であれば、1番早いのぞみは14,450円、ひかり・こだまは14,140円です。

ちなみに、自由席は混雑していると座れないこともあるので注意してください。

お得な割引切符

また、通常の切符の他に、お得な切符もあります。

のぞみ早得往復きっぷ

「のぞみ早得往復きっぷ」は岡山エリア〜東京、広島市内〜東京、福岡市内〜名古屋市内への区間で使用できる割引き切符です(大阪・京都・名古屋〜東京は使用できません)。

指定席の往復チケットで、乗車日から7日間の間使用可能です。例えば、6月10日に広島駅から東京駅まで行ったら、6月16日までに東京駅から広島駅に帰ればよい、ということです。乗車予定の21日〜7日前の期間内に購入できます。

東京往復スーパー早得きっぷ

「東京往復スーパー早得きっぷ」は、岡山～東京都区内、広島市内～東京都区で利用できる割聞き切符です(大阪・京都・名古屋〜東京は使用できません)。こちらも指定席の往復チケットで、乗車日から3日間使用可能。乗車予定日の21日〜14日の期間内に購入できます。買うことができる期間が短い代わりに、料金も安く設定されています。

東京往復スーパー早得きっぷとのぞみ早得往復きっぷの購入は、出発地周辺のJRの駅の案内・券売所、みどりの窓口(Ticket Office)で可能です。

ぷらっとこだま

「ぷらっとこだま」は新幹線こだまを利用することを条件に、通常の電車料金よりも安い料金(例：新大阪まで10,300円)で、東京駅から新大阪駅までの区間で利用できるサービスです。

JR東海ツアーズのホームページ、電話、JR東海ツアーズ及びJTBの各支店のいいずれかで事前予約をする必要があります。インターネットでは出発の1か月前から5日前まで、電話では2日前まで、支店予約だと前日まで予約を受け付けています。英語版のホームページもあるので、日本語が話せなくて心配、という方も安心して予約ができます。

詳しくは、こちらのJR東海ツアーズの英語版ホームページをご覧ください。

料金まとめ

これらのサービスを踏まえ東京から、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、岡山、広島、博多の8駅に向かう料金を比較します。のぞみ早得往復割引きっぷと東京往復スーパー早得きっぷは、往復料金を半分にした場合の値段、通貨は円で表記します。また、料金は、繁忙期や閑散期以外の通常期のものを載せています。

自分の旅行プランに合わせて上手に新幹線を使ってみてください。海外からの新幹線の切符はJapan Rail Passなどで購入が可能です(取り扱い種類は要確認)。

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