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新幹線と高速バスどっちを選ぶ?大阪から広島への行き方
広島県には2つの世界遺産「原爆ドーム」と「厳島神社」があります。どちらも広島市街から近いため、広島市に着けば移動はカンタンです。大阪からだと新幹線、電車、高速バスと時間と予算に合わせて選べますので、今回徹底的に比べてみました。
広島とは
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中・四国地方の主要都市でもある広島は、負の世界遺産とも呼ばれる「広島原爆ドーム」をはじめ、日本三景のひとつ「厳島神社」とふたつの世界遺産を抱える観光都市です。
また豊かな自然と近隣の海から捕れる新鮮な魚介類を使った郷土料理や「広島お好み焼き」などでお腹も満たしてくれる、グルメの街でもあります。大阪から広島まで、直線距離で約330キロメートル、行き方は新幹線、電車、バスの3つから選べます。
大阪から広島へ新幹線で行く方法
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一番のオススメは新幹線。所要時間は1時間30分なので日帰りだって可能です。新大阪駅からだと「のぞみ」「ひかり」「こだま」に加えJR西日本しか走ってない「さくら」「みずほ」の4機種から選べるのが嬉しいところ。
料金はおおよそ数千円。指定席の料金が同じく数千で合わせて1万円前後です。2017年の3月まで、運がよければ1日1往復のエヴァンゲリオン新幹線にも乗車できます。新大阪11:32発、全席自由席なのでオススメです。
大阪から広島へ電車(在来線)で行くには
ちなみに、新幹線以外の普通列車は、所要時間は6時間~6時間半ほどかかり、以下のように乗り換えも多いです。
新大阪発(JR東海道山陽本線姫路行き)→姫路(山陽本線新見行き)→岡山(山陽本線三原行き)→三原(山陽本線岩国行き)→広島着
メリットは料金の安さ。上記のルートで5,620円です。さらに、お得な1日乗り放題切符もあるのでそちらを使うと格安に。春、夏、冬に発売される「青春18きっぷ」はチケット5枚1組で11,850円。1枚当たり2,370円で始発から23時59分までJRの普通列車が乗り放題です。
チケットは同行者とわけて使用ができます。つまり、5人なら2,370円、ほか、11,850円割る人数の料金で広島まで行くことができるんです。期間中に何回か分けて使用することもできます。
ただし、使用できるシーズンが決まっているので、事前に確認が必要です。
大阪から広島までバスで行く方法
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大阪から広島まで高速バスが走っています。文字通り高速を疾走するバスです。所要時間は5時間~8時間30分。料金は3,850円~5,850円と新幹線の半額で、とにかく安いのがオススメです。
座席数が3列と4列でお値段に差がありますが、こちらはご予算と好みで選ぶとよいでしょう。高速バスは昼行便と夜行便があり、昼行便の方が便数は多いです。長距離バス移動に慣れている方であれば、移動中に眠れる夜行便で時間を節約し、着いた早朝から観光を楽しむのもよいかもしれません。
ホテル代が1泊分浮くので経済的でもありますが、車中泊に慣れていないと疲労が溜まってしまいます。昼行便は高速道路からの景色を楽しみながら、途中で寄るSAでおみやげを買ったりご当地グルメを堪能することもできます。
大阪から広島までは意外と近いので、新幹線なら日帰りも可能です。時間節約なら断然新幹線が、時間に余裕があり交通費を節約したいのなら電車、その中間がバスと考えると参考になるのではないでしょうか。新幹線も電車もバスも、それぞれソコだけでしか味わえない体験がありますから、行きと帰りで交通手段を変えるのも、よいかもしれません。
日本への訪日外国人の方が、もっと増えますように!