よいデザインは生活を変える！グッドデザイン賞受賞商品が集まる店「GOOD DESIGN STORE TOKYO店」

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グッドデザイン賞(Good Design Award)は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合性デザイン評価制度」により決定します。東京駅近くのKITTEにある「GOOD DESIGN STORE TOKYO店」では、過去受賞したグッドデザイン賞品をそこで直接購入することができます。

ライター

miho

東京

台湾出身、日本のファッション雑誌編集者、資生堂などの日本、台湾企業通訳、コピーライター、現在MATCHAの台湾版編集長など幅広いジャンルで活躍。

自身で運営するFacebookページ『東京、不只是留學（留学だけじゃなくて）』では、12万人のファン数を誇る。

台湾以外にも香港、日本の読者層がおり、7割が女性の読者というブロガー。300店舗以上取材経験から最新情報・穴場・伝統なスポットを把握しており、台湾・アジアで日本に関する本を6冊出版している。

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2014年に受賞した「雪結晶パスタ」。山形産の発芽玄米(※1)、赤米玄米(※2)、そば粉(※3)の3種があり、特別な製麺機を使い雪結晶の形に仕上げられています。食事の際、山形県の山々に積もった美しい雪景色を想像してもらいたいという願いが込められています。

※1：発芽玄米……玄米(精米する前の米)を発芽させたもの。白米より栄養が高いと言われている。
※2：赤米玄米……玄米の一種で赤褐色のもの。
※3：そば粉……そばの実を製粉したもの。

お酒の瓶のような水出し茶ポット

2013年に受賞した、水からお茶が作れる水出し茶ポット「フィルターインボトル」。外見はお酒の瓶のようなデザインで、食事の際、お酒を楽しむようにお茶も飲んで欲しいというコンセプトで作られています。

茶葉と水をポットに入れると、簡単にお茶が出来ます。コップに注ぐ時は網目状のデザインがされているので、茶葉がコップに入ることはありません。

詰め替え便利な洗剤容器

2016年に受賞したのは、環境に優しい食器洗い洗浄液とその容器「ヤシノミ洗剤　プレミアムパワー」。一般的な詰替用ボトルには、「全て使い切るが難しい」「入れ替えている途中にこぼしてしまう」などの問題がありました。

この商品は、詰替用の洗浄液をそのまま容器の一部として使うことで、そういった問題を解消しています。また、デザインもシンプルでとても使いやすそうですね。

店員さんのオススメ商品

子どもの思い出に！メモリアルボックス

日本には元々、抜けた乳歯のうち下の歯は空に向かって、上の歯は地面に向けて捨てる習慣がありました。しかし現在では、衛生の問題もあり習慣として廃れつつあり、代わりに思い出として保存するケースが増えてきました。
2016年に受賞した木製メモリアルボックス「おしばなし文庫」は、そんな人のために、へその緒や乳歯など子ども時代の思い出を保存するために作られた商品です。

割れない花瓶

2003年に受賞した「D-BROS」。誰でも簡単に飾ることができ、また落として割れることもありません。カラーも複数種類あり、水を入れれば光の反射で色も変化します。

グッドデザイン　ロングライフ特別賞

こちらの特別賞は、長年にわたり販売と生産が行われていることが条件です。時代が変化わっても、生活の中で重要な役割を担いつづけているかということがポイントとなっていることから、この条件がつけられました。

日本のドラッグストアでよく見かけるカウブランドの「化粧石鹸」。肌へのダメージを少なくするため使用成分にこだわりを持っており、使えばさっぱりすべすべの肌にしてくれます。1928年に販売が開始され、税抜80円とお手頃な値段で、パッケージも現在まで受け継がれています。

1919年に創業した、スプーン・フォークなどのカトラリー商品をつくる燕振興工業株式会社は、質の高さとデザイン性から世界のトップクラス企業の仲間入りを果たし、その商品はニューヨークの近代美術館MOMAでも販売されています。

まとめ

みなさんの中にも、「デザイン」という言葉に「生活と切り離されたもの」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、よいデザインは様々な生活の中で実際に使用されているもの。このグッドデザイン賞の店舗に足を運んで自分にあった商品と出会えば、みなさんの「デザイン」の定義も、より身近なものに変わるかもしれません。