日本以外(にほんいがい)の 国(くに)で お好(この)み焼(や)きを 作(つく)る 方法(ほうほう)を 紹介(しょうかい)します。作(つく)り方(かた)は とても 簡単(かんたん)です。小麦粉(こむぎこ)や たまご、キャベツ、顆粒(かりゅう)スープといった、外国(がいこく)でも 買(か)いやすい もので 作ることが できます。家(いえ)で 日本の 味(あじ)を 楽(たの)しんで みませんか?
外国で 作る お好み焼き
長い間、外国に いる 人は、自分の 国の 料理を 食べたい!と思うことが ありませんか?
日本以外の 国に 長い間 住んでいる 日本人も 同じです。ときどき 「日本の 料理を 食べたい!」と思って、住んでいるところの 食べ物を 使って 日本の 料理を 作るために いろいろ やってみるんです。たとえば、ネギの 代わりに(instead) リーキを 入れて 味噌汁を 作るなど……。
今回は、筆者(writer)が オーストラリアに いたときに 作っていた、大阪で 有名な 食べ物 お好み焼きの 作り方を 紹介します。日本以外でも 買うことが できる 食べ物を 使っているので、大阪の 専門の 店で 食べる お好み焼きとは 少し 違います。でも、日本の 味を 楽しむことは できます。
今 新型コロナウイルス(COVID-19)の 影響で 日本旅行へ 行くことが できなくなってしまった人は、家で 日本の 味を 楽しんで みませんか?
作り方は とても 簡単。子どもと 一緒に 作ることも できますよ!
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お好み焼きの 作り方の 基本と お好み焼きの はじまり
お好み焼き Photo by Pixta
お好み焼きは、小さく 切った キャベツや 卵などを だし汁(dashi stock)と 合わせ、肉などを のせて、鉄板に 広げて 焼いた 料理です。
大阪と 広島のものが 有名で、それぞれ 作り方が 違いますが、今回は 大阪風(Osaka style)の お好み焼きを 紹介します。
お好み焼きが はじまったのは、第二次世界大戦(WW2)の あとです。
食べ物が 少なかった 日本で 小麦粉(flour)に 水を 混ぜて 焼き、ソースを つけて 食べたものが 最初だそうです。その後、キャベツや 豚肉、エビ、イカなど 好きな 食べ物を 入れて 作るように なったので「お好み焼き」という 名前で 呼ばれるように なりました。
お好み焼きを 作るときに 使う 食べ物
まずは、お好み焼きを 作るときに 使う 食べ物を 準備しましょう。
準備するもの (お好み焼き 4枚分)
豚バラ肉(pork belly):100g ※ベーコンでも いいです。
キャベツ:200g(1/4) ※多いほうが いい人は 多くして ください
たまご:1個
小麦粉(flour):150〜200g(ベーキングパウダーが 入っている Self-risingの方が ふんわりとします)
ジャガイモ:小さいもの 1個
水:150ml
パウダーの 出汁や 顆粒うどんスープ(udon soup packet):ティースプーン 1杯
油:適量(to taste)
お好み焼きソースと マヨネーズ:適量
外国で 作るときには この記事の 最後に 書いた アドバイスも 読んで 作ってみて くださいね。
お好み焼きの 準備
まず、準備した 食べ物を 食べやすい 大きさに 切ります。
準備
・キャベツを 千切り(細く 長く 切ること:cut into fine strips)に します。
・豚バラ肉は 3mmくらいの 厚さ(thick)に 薄く 切ります。難しいときは ベーコンを 使いましょう。
・じゃがいもは 皮(skin)を むいて、小さく 切ります。
・切った じゃがいもと 水 50mlを あわせ、ブレンダーで よく 混ぜて ください。
小麦粉と 水を 合わせて 生地(dough)を 作って、そこに 好きなものを 入れて 焼くというのが、作り方の 基本。なので、まずは 生地を 作りましょう。
生地の 作り方
生地を 作ります。下の やり方で 混ぜましょう。
生地の 作り方
・水 100ml、パウダーの 出汁(または 顆粒うどんスープ)、ブレンダーで よく 混ぜた ジャガイモ、たまごを 混ぜます(写真1)。
・小麦粉を 少しずつ 入れながら 混ぜ、パンケーキの 生地と 同じくらいの 固さに します。小麦粉の 量は 生地の 固さを 見て 買えます(写真2、3、4)。
生地が できたら、キャベツを 入れて 混ぜます。あとは 焼くだけ。とても 簡単ですね!
焼き方
生地を 焼きましょう。日本では ホットプレートで 焼く 家も ありますが、フライパンでも おいしく できますよ!
焼き方
・フライパンを 熱くして、油を 入れます。
・フライパンに 生地を 流します。パンケーキくらいの 大きさ(直径(diameter) 20cmくらい)。
・生地の 上に 豚肉を 広げて 乗せ、しばらく 焼いて ください。
・少し 茶色に なったら ひっくり返し(turn over)、フライパンに ふたを して 焼きます。
上の 写真のように、豚肉が しっかり 焼けて、中に ちゃんと 火が 通ったら できあがりです。
完成! ソースや マヨネーズを トッピング
できた お好み焼きには、ソースや マヨネーズを かけて 食べましょう。
この写真では、鰹節(bonito flake)と 紅生姜(red pickled ginger)、青ネギ(green spring onions)を トッピングしています。
ソースと マヨネーズだけでも おいしいですが、鰹節や 紅生姜、青ネギ、青のりを トッピングするのも いいですよ。より 本当の お好み焼きの 味に 近く なります。
外国で お好み焼きを 作るときの アドバイス
・外国では、日本で 売っているような 薄く 切った 豚肉や 牛肉が あまり 売ってないかもしれません。お好み焼きや 牛丼、すき焼きを 作るときは 自分で 薄く 切りましょう。
・日本の お好み焼きは、長芋(Chinese yam)を 擦って(rub) 入れているので しっとり しています。でも 外国では 買うことが 難しいので、筆者は じゃがいもを 使いました。もちもちした お好み焼きに なります。
・パウダーの 出汁や うどんスープは、鰹節の 代わりに 使います。2.80ドルショップの「DAISO」でも 見たことがあるので 行ってみて ください。
・お好み焼きソースが ないときは、「しょうゆ、ケチャップ、バーベキューソース、はちみつ」を それぞれ 同じ 量を 混ぜて 作りましょう。
・日本の マヨネーズが お好み焼きに 合って おいしいです。
・パウダーの 出汁や お好み焼きソース、日本の マヨネーズは アジア系の スーパーで 買うことが できます。日本では 外国の 3分の1くらいの 値段で 売っています。日本へ 旅行に 来たら 買ってみて くださいね。
家で 日本の 味を 作ろう!
お好み焼きの 作り方は 簡単です。
「日本料理を はじめて 作ります」という 人も 簡単に 作ることが できますよ。あなたの 家の 台所で 日本の 味を 楽しんだら、次は 大阪に 来て 本当の 味を 楽しんで ください。
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