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都会のオアシス 上野「不忍池」で憩いのひと時を
上野公園の不忍池。エキゾチックな「蓮池」や鳥たちの憩いの場である「鵜の池」、ボートに乗れる「ボート池」が、四季折々の魅力を旅行者に与えてくれます。
早起きして、圧巻の蓮池を見に行こう
池の水面が見えなくなるほど、一面に青々と茂る葉。そう、これは蓮池です。
蓮(ハス)は、ヒンドゥー教や仏教といった文化の中で「清らかさ」などを象徴する花として親しまれており、どこかエキゾチックで神秘的なイメージがありますよね。
上野公園内の不忍池は一部が蓮池となっており、このハスを鑑賞することができます。
実は、ハスの花の見頃は7~8月なのですが、花が開いているのは朝の7時~9時頃で、昼になると閉じてしまうんです。
花が開いていなくても不忍池の蓮池には十分風情がありますが、せっかくならば花が開いているところを見たいですよね。
ちょっと早起きして、この蓮池から上野観光の1日をスタートするのはいかがでしょうか。清々しい気分になれること間違いないでしょう。
3つに分かれる不忍池と「弁天堂」
不忍池の見どころは蓮池だけではありません。不忍池は全体で約11万㎡の大きな天然の池なのですが、全体は大きく3つにわかれています。すでにご紹介した「蓮池」、カワウなどの鳥が生息する「鵜(う)の池」・ボートを漕いで楽しむことのできる「ボート池」です。
また、池の中央あたりに島状の部分があり、そこに「弁天堂」という寺があります。
寺の他に、「包丁塚」や「めがねの碑」などといったユニークな碑がたくさん立っているのも特徴。文字が読めなくても、近くに日本人がいたら何の碑か尋ねてみると面白いかもしれませんね。英語が刻まれている碑もあります。
アクティブ派はボートを漕いでみよう
ボートに興味をもったアクティブ派の方は、ボート池と蓮池の境界に位置するボート乗り場に行ってみましょう。
ボートは3種類あり、以下のプランから選んでボートを楽しむことができます。
1.ローボート
人数:大人3人まで
料金:60分700円(以降30分毎300円)
2.サイクルボート
人数:大人2人と子ども1人まで
料金:30分600円(以降30分毎600円)
3.スワンボート
人数:大人2人と子ども2人まで
料金:30分700円(以降30分毎700円)
みどころいっぱいの不忍池
いかがでしたか? 蓮池をもっとも楽しめるのは夏ですが、四季折々移り変わる不忍池の景色はどれも見応えがあるでしょう。
不忍池は、日本文学作品の中にも多数登場するなど、古くから日本人に愛されてきた池です。
また、野生の生物を観察したりボートを漕いだりといった楽しいアクティビティも可能な、都会の真ん中にあるオアシスともいえる不忍池。
上野観光の際は、ぜひ不忍池を訪れてみてくださいね。
Information
不忍池
住所:東京都台東区上野公園
上野公園開園時間:5:00~23:00
上野公園公式HP :上野恩賜公園
【不忍池ボート場】
電話番号 :03-3828-9502
営業時間 :午前9時~午後4時30分(12月)
午前9時~午後5時(1月、11月)
午前9時30分~午後5時30分(2月~3月、10月)
午前10時~午後6時(4月~7月、9月)
午前10時~午後6時30分(7月~8月(夏休み期間))
※時期及び状況により変更する場合があります。
定休日 :12月~2月の水曜日
ライター
東京生まれ東京育ち東京在住の20歳。大学生をしています。動物とたわむれることと散歩をすることがとっても好きです。世界中の野生の動物に会いに行ったり、世界中の街を散歩しに行ったり、いつかできたらいいなぁ、なーんて思ってます。