東京・天王洲アイルの水上ホテル「PETALS TOKYO」で宿泊! アートと東京の水辺の美しさを堪能しよう
羽田空港から東京モノレールで1本で行ける天王洲アイル駅。ここは今、東京の新たなアートスポットとして注目されています。この地にある「PETALS TOKYO」は、東京で唯一の水上に浮かぶアートホテル。東京の水辺の絶景を独占できます。
羽田空港からモノレールで20分! 品川の天王洲運河に浮かぶアートホテル誕生
Picture courtesy of PETALS TOKYO
羽田空港から東京モノレールに乗って約20分。ゆったりとビル街を抜け、天王洲アイル駅に到着します。
Isle(小島)という名が示すとおり、天王洲アイルは、東京湾の砂が堆積してできた洲を埋め立てた人工島です。江戸時代以降、多くの倉庫が立ち並ぶ物流の拠点となり、運河をわたってさまざまなモノが運搬されてきました。
Picture courtesy of Yuka Akinaga
人類は古代より、運河を通して文明と歴史が誕生し、発展してきました。天王洲アイルもまた、この地で倉庫事業を営んできた会社「寺田倉庫」をはじめとする周辺企業によって30年以上にわたる街づくりが行われ、近年はアートと文化を発信する一大拠点へと変貌を遂げています。
Picture courtesy of 寺田倉庫
東京のウォーターフロントというと、にぎやかな「お台場」が有名です。その一方で、天王洲アイルは、上品で優雅な魅力があふれています。
カフェレストラン、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM」、日本最大級のギャラリーコンプレックス「TERRADA ART COMPLEX」、画材ラボ「PIGMENT TOKYO」などのオシャレなスポットが立ち並び、ゆったりした雰囲気を醸し出しています。
この東京のアートシティ・天王洲の運河沿いに、2020年、新たに誕生したのが「PETALS TOKYO」。アートをゆっくりと楽しめる東京唯一の水上ホテルです。
1日4組限定! 水上アートホテル「PETALS TOKYO」で東京の色んな顔を堪能
「PETALS TOKYO」は、著名な建築家・隈研吾が監修した船上スペース「T-LOTUS M」に隣り合う形で浮かぶ、デザインの異なる4つの小舟で、それぞれが客室になります。
その様子は、あたかも水面に浮かぶ花びら(Petal)の様であることが、ホテル名の由来となっています。
Picture courtesy of PETALS TOKYO
「PETALS TOKYO」の受付は、アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」とイベントスペース「B&C HALL」の間にあります。車で行く場合、バレーサービス(※)が利用できます。チェックイン後、客室の鍵を持って、部屋に向かいましょう。
※バレーサービス……宿泊者の車を受付で預かり、スタッフが駐車場への入庫や出庫を行うこと。
控え目で贅沢な客室「PETAL 1」
Picture courtesy of PETALS TOKYO
PETAL 1の客室は、鮮やかな色合いと大胆な外観が特徴。アイアンアートは、クリエイターがその場のインスピレーションに基づいて生み出した作品だとか。
ドアを開けた瞬間、「違う町に来たのでは」と一瞬驚くような、豪華なインテリアが出迎えてくれます。
ベッドは客室の中央にあり、運河の交差点が目に映ります。一方の窓からは運河沿いをゆったり歩く人たちが、その向かいの窓からは遊覧船が時折通り過ぎる景色が見えるでしょう。
水面が揺れるたびに、水上にいることを改めて感じ、心が躍ります。
シャワールームは、どこか宇宙船のシャワールームのような雰囲気。全室にミストサウナ機能があるほか、設置されたタオルウォーマーで温かいタオルを使うことができるため、冬でも心配無用です。
Picture courtesy of Yuka Akinaga
PETAL 1を含む4つの客室はすべて西向きです。チェックインの15:00に入室すると、運河は陽光にきらめいていますが、日が沈むにつれ、空は黄色や紅に変わっていき、その空には飛行機が飛んでいきます。
水面が通りの音を吸収し、あたかも時間の流れまで静かでゆっくりとなるようで、不思議なくらい気持ちが落ち着きます。
Picture courtesy of Yuka Akinaga
天王洲運河では、夜、船は通りません。静かな水面の上は、ときどき水しぶきの音が聞こえるのみ。シモンズのベッドに横になっていると、どこか天地の間に抱かれているような、安らかな気分になるでしょう。
豪華客船のような客室「PETAL 2」
Picture courtesy of Yuka Akinaga
隣にある客室、PETAL 2は、4棟の内一番広く、運河を見渡せる大きな窓があります。また、船内を連想させる舷窓(げんそう)と呼ばれる小さな丸窓もあります。
ルーフトップでのんびりと運河を楽しむ客室「PETAL 3」
Picture courtesy of Yuka Akinaga
Picture courtesy of PETALS TOKYO
PETAL 3には大きなパノラマウィンドウがあり、波打つ水を身近に感じることができます。
PETAL 3は、4棟で唯一、ルーフトップがある部屋です。近くのカフェやデリで軽食を持ち帰ったり、ウェルカムデザートなどを持って来たりして、運河を眺めながら楽しめます。
唯一の3人部屋!温かみが感じられる客室「PETAL 4」
Picture courtesy of Yuka Akinaga
Picture courtesy of Yuka Akinaga
PETAL 4は、4棟の中で唯一3人で泊まれる客室です(※ほか3棟は全て定員2人)。温かみのある色調が、アットホームな雰囲気を醸し出しています。
なお、全ての客室には「PETALS TOKYO」オリジナルのワインリストがあり、ルームサービスでシャンパンやワインを注文することができます。
「PETALS TOKYO」の環境配慮へのこだわり
Picture courtesy of Yuka Akinaga
「PETALS TOKYO」の客室は、実は法律上は小型船舶に分類されています。そのため、室内には救命胴衣が装備してあります。
特殊な形態の宿泊施設のため、営業許可の取得には普通の何倍ものエネルギーと時間を費やし、やっと実現したのだとか。「PETALS TOKYO」は、実に希少なホテルなのです。
「PETALS TOKYO」では、運河の生態系を守るため、さまざまな環境配慮がなされています。
アメニティには極力プラスチックを使用せず、宿泊客が持ち帰って再利用できるような木製や竹製のものが使われています。客室に置かれている水も、再生可能な資源を使用したパック容器に入れて提供されています。
特に木製歯ブラシは、人の歯の形に合わせた幅・長さが魅力で、硬さもちょうどよく、一度使えば手放せなくなるでしょう。
アート、クルーズ、グルメ!天王洲アイルの魅力を満喫する体験プラン
Picture courtesy of PETALS TOKYO
「PETALS TOKYO」滞在中は、近くのアートギャラリーや展覧会でアート鑑賞するだけでも十分楽しめます。
でも、「もっと天王洲アイルを楽しみたい」という方には、さまざまな体験プランが用意されています。
中でもクルージングは、東京のウォーターフロントならではのアトラクション。特に水上タクシーで目黒川までクルージングを楽しむ「運河沿いに咲く桜を水上から眺める桜クルージングプラン」では、人混みを避けつつ、水面から両岸に咲く桜の絶景を楽しめます。
Picture courtesy of PETALS TOKYO
隈研吾が内装をデザインした画材ラボ「PIGMENT TOKYO」との連携による絵画ワークショップもあり、客室で運河を眺めながら自分だけの作品を制作することができます。
Picture courtesy of Yuka Akinaga
朝食は、近くの人気ベーカリーカフェが提供するモーニングプレートをスタッフが部屋まで運んでくれます。また、希望すれば、直接お店で楽しむこともできます。
運河沿いの景色を楽しみつつ朝食を味わえば、人生の大きな喜びに触れられるでしょう。
Picture courtesy of PETALS TOKYO
隈研吾が監修した船上スペース「T-LOTUS M」では、夏に水上ビアガーデンを開催。運河の流れを感じながら、夜風に当たり、冷えたビールを飲み、友達との談笑を楽しむことができます。
天王洲アイルから東京湾の隠れた魅力を発見しよう
都心のホテルとは異なり、天王洲アイルの「PETALS TOKYO」は、水上で極上のプライベート空間が満喫できるアートホテルです。
ここに滞在すれば、運河の流れ、水面に反射する光の変化、近隣でのアートや文化体験が相まって、東京の魅力を一層深く感じられるでしょう。
「PETALS TOKYO」は羽田空港や品川、お台場、東京ディズニーリゾートといった人気観光スポットにアクセスが便利で、しかも東京のディープな魅力を全て網羅しています。久しぶりの東京旅行は、ほかにはないこのユニークなスポットで過ごしてみませんか。
Written by Lin
Sponsored by PETALS TOKYO