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車の免許を取得するには?合宿免許の紹介サイト3選も紹介!
国際免許証の期限は1年間のため、日本に長期滞在をする外国人の方は、日本の車の免許を取得する必要があります。日本の免許の種類や、免許取得の際に通う指定自動車教習所教習所、またお得な合宿免許やその紹介サイトなど、日本での免許の取得方法を解説します。
日本で長期滞在するなら、取得したい日本の免許
日本での生活・旅行には、車が便利
電車や地下鉄が発達した東京や大阪に住んでいると、車の必要性を感じないかもしれません。
しかし、こうした大都市を一歩外に出てみると、日本には、車なしではアクセスしづらい地域がたくさんあります。そうしたところは、交通は多少不便でも、家賃が安かったり、自然が豊かだったりと、多くの魅力があります。
旅行する場合も、車があると便利です。電車ではアクセスできない景勝地に行けるほか、大人数で乗り合わせれば、公共交通機関を使うよりも交通費がずっと安くなります。
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国際免許の限界も
日本に滞在する外国人の方は、国際免許証があれば最初の1年間は車に乗ることができます。でも、それ以降も車に乗る場合は、日本で免許を取る必要があります(※)。
※国籍によって、日本で有効な国際免許証を取得できない場合があります。国ごとの国際免許証の扱いの違いについては、「International Driver's License Required in Japan」の公式HPをご覧ください。
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日本では、どのように免許を取る?
日本の免許の種類
日本の乗用車の免許は「普通免許」と「AT限定普通免許」の2種類があります(※)。「普通免許」はマニュアル車とオートマチック車が両方運転ができる免許、「AT限定普通免許」は、オートマチック車のみ運転できる免許です。
日本では現在、ほとんどの車がオートマチック車になっています。普段の生活や旅行先のレンタカー使用であれば、「AT限定普通免許」で十分です。
※二輪車、大型車などは異なる種類の免許が必要です。
日本における免許の取得方法
教習所では指導員が助手席に座り、運転技術を教えてくれる Photo by Pixta
日本で一般的なのは、指定自動車教習所に通って免許を取る方法です。指定自動車教習所は、安全に運転するために必要な知識や運転技術を教えてくれる学校で、日本全国に約1,340校あります。
指定自動車教習所では、普通免許、AT限定普通免許それぞれで以下の時間の教習を行います(1コマあたり50分)。
技能教習については、最初は教習所内のコースを走ります。そして一定の段階まで進むと、「仮免試験」と呼ばれる中間試験を受けます。これに合格すると、実際の道路に出て、運転の教習をすることになります。
- 普通免許
- AT限定普通免許
免許の種類 | 学科教習 | 技能教習 |
|
26コマ | 34コマ |
|
26コマ | 31コマ |
全部のコマを終了すると、教習所で、運転の技能を見極める「卒業検定」を受けます。
これが終了すると、警察の運転免許試験場(免許センター)に行き、学科試験を受けます。こちらに合格すれば、晴れて運転免許証を持つことができるようになります。
なお、指定自動車教習所に通わなくても、直接、免許センターで技能試験と学科試験を受け、免許を取得する方法があります。
ただし、こちらは難易度が高くオススメしません。基本的にこれは、過去に免許証を持っていた人が再び免許を取得する場合に利用されることが多いようです。
免許取得にかかる費用と期間は?安く早く取得するにはどうしたらいい?
教習所内のコースのイメージ Photo by Pixta
教習料金は、教習所ごとに多少異なります。一般的に、普通免許を取得するまで約30万円かかるといわれています(AT限定普通免許は1~2万円ほど安くなります)。ただし、技能教習に関しては、理解が浅いと判断されると再度の受講が必要となり、追加料金がかかります。
また、教習所に通学しながら教習を受ける場合、一般的に、2~3カ月ほどの時間がかります。
「30万円で2カ月以上もかかるのか。日本で免許を取るハードルは高いな……」。そう思う人もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのが、合宿免許です。
合宿免許の魅力!オススメの申し込み先も紹介
合宿免許は、その名の通り、教習所の近くの宿泊施設に泊まりながら、教習を受けるというものです。
「泊まり込みでの教習」というと、大変そうなイメージを持つかもしれません。しかし、合宿免許を実施している教習所の多くは、風光明媚な観光地にあることが多く、教習を受けながら、空き時間にたっぷり観光を楽しめます!
さらに、宿泊費・食事代が込みで、通学よりも教習料金が安くなることが多いのも魅力のポイント。安い時期に申し込めば、20万円以下でできることもあります。
期間も短く、ATは最短13日、普通免許は最短15日で取得できます。2週間程度のまとまった時間が取れる場合、通学よりも圧倒的に早くお得なのです。
日本では、いくつかの会社が合宿免許を行っている教習所を紹介しています。ここでは、お得な割引を多く行っているサービスを3つ、紹介します。
合宿免許受付センター
日本全国の50近い教習所と提携している合宿免許受付センター。「自炊&お食事フリーコース」「ひとりでおすすめコース」など、受講者のニーズに合わせたさまざまなコースを紹介しています。そのほか、早期申し込みによる割引や、学生向けの割引などがあります。
宿舎は、学校の専用宿舎のほか、一般のホテルや旅館・ マンションなど。相部屋・シングルプランも選べます。
▶詳細はこちら 合宿免許受付センター
yi(ユーアイ)免許
日本全国47の教習所と提携しているyi(ユーアイ)。シーズンでの割引を実施したり、お得な割引コースを設けていたりする教習所を分かりやすく紹介しています。
ユーアイも、早期申し込みや学生の申し込み、グループ申し込みに対して割引を実施しているほか、インターネットからの申し込みに対しても割引を行っていることがあるので、ぜひチェックしてみましょう。
▶詳細はこちら 追加料金なし合宿免許のyi免許
合宿免許ドリーム
大阪を本拠に、30年以上の実績を誇るドリーム。こちらも日本全国の教習所を紹介していますが、公式HPが地域別に分かりやすくなっているほか、夏休みなどのシーズン割引をしている教習所を分かりやすく紹介してくれます。
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外国語対応の教習所も
日本では近年、外国語で教習を受けられる教習所も増えています。
東京では、「コヤマドライビングスクール二子玉川」「武蔵境自動車教習所」など5校が英語に対応しており、「新東京自動車教習所」が中国語やタガログ語に対応しています。
その他の地域の詳細は、全日本指定自動車教習所協会連合会の公式HPを参照ください。
しばらく車に乗ってない人には「ペーパードライバー研修」も
なお、「免許は持っているけど、車にはもう何年も乗ってないから、ちゃんと運転できるか不安」という人もいるでしょう。
そういう人向けに、多くの教習所では「ペーパードライバー講習」を設けています。これは、運転感覚を回復させるための講習で、指導員が一緒に車に乗りながら、運転の練習ができます。
レンタカーで旅行に行こう!
車に乗れるようになったら、気分もウキウキ♪ 早速旅行に行きたくなるでしょう!
レンタカーに関しては、以下のMATCHA記事もご覧ください。安全運転を心掛けつつ、日本での車生活を楽しんでくださいね!
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企業のIR/CSR分野のPR、国際協力分野の情報誌編集を経て、2017年10月にMATCHAに参加しました。2019年4月から香川県三豊市に移住。訪日観光客向けの記事を書くほか、地域おこしにも携わっています。
インターネットサービスやレンタカー、ホテルなどのほか、また西日本の観光スポットの記事を主に担当しています。