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白馬コルチナスキー場|パウダースノーを楽しむための基本情報とハイライト
1998年、長野冬季オリンピックの舞台の1つとなった長野県白馬エリア。 長野県白馬エリアは、ただの雪国というだけでなく、極上のパウダースノーが味わえる場所の1つです。 パウダースノーを楽しむために、日本国内だけでなく、世界中のスキーファンやスノーボードファンが訪れるスキー場の1つが「白馬コルチナスキー場」です。 そこで今回は、初心者から上級者まで楽しめる「白馬コルチナスキー場」の基本情報とハイライトをご紹介します。 この記事を参考に、パウダースノーの虜になること間違いなしのスキーリゾート「白馬コルチナスキー場」をぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
白馬コルチナスキー場について
白馬コルチナスキー場は、長野県の北アルプス山麓に位置し、雄大な山々に囲まれた「白馬バレー(HAKUBA VALLEY)」の一部です。
白馬コルチナスキー場は白馬エリア屈指の降雪量と良質なパウダースノーが味わえる多彩なコースが16本用意されており、ウインタースポーツ初級者から上級者まで楽しめます。
各種料金について
ここでは、白馬コルチナスキー場で使用できる、主なリフト券、レンタル用品、ロッカー更衣室料金についてチェックしましょう。
リフト券
2023/2024シーズンにおける白馬コルチナスキー場のリフト券は、今回ご紹介の白馬コルチナスキー場と白馬乗鞍温泉スキー場で利用できる「共通リフト券」と、ホテル「グリーンプラザ白馬」の宿泊がセットになった「宿泊パック付帯リフト券」があります。
※最新情報および、そのほかの券種については公式Webサイトをご参照ください
宿泊パック付帯リフト券はホテル「グリーンプラザ白馬」のWebサイト内の宿泊料金をご確認ください。
またオンラインで購入可能な「Web電子チケット」も販売しているようです。日本語のほか、英語や中国語(台湾繁体字、香港繫体字、中文簡体字)に対応しています。
リフト券のみの購入を希望している方は、事前に購入しておくと現地でスムーズに動けるでしょう。
レンタル用品
白馬コルチナスキー場では、1日あたり5,000円からスキーやスノーボー用具のレンタルが可能です。
※最新情報およびそのほかのレンタル用品情報は公式Webサイトをご確認ください
利用可能な時間帯は8:00~17:00までとなります。
旅行中にすべてのスポーツ用品を持ち運ぶのは手間がかかるものです。白馬でのスキー・スノーボードを旅行計画に組み込む際は、自身の用具を持ち込む手間とレンタル用品の予算を比較して、最適な方法を選択することをおすすめします。
ロッカー・更衣室
白馬コルチナスキー場でロッカーを利用する際は、隣接するホテル「グリーンプラザ白馬」1階の更衣室・ロッカーを利用しましょう。
更衣室は男女各1ヵ所用意されています。ロッカーの大きさや料金、台数などの情報については、以下のとおりです。
※最新情報は公式Webサイトをご確認ください
なおロッカー・更衣室は日帰りで白馬コルチナスキー場を訪れる方も利用できます。営業時間は7:00~18:00までですので、時間に注意して利用しましょう。
白馬コルチナスキー場の特徴
白馬コルチナスキー場は、外国人の方にも魅力的な特徴が9つあります。
- 極上のパウダースノーが楽しめる
- 初心者も上級者も楽しめる16コースの用意がある
- 多彩なチケットタイプで楽しめる
- オフィシャルホテル宿泊でアクセスがもっと便利になる
- 外国人向けスキー・スノーボードレッスンや託児所がある
- スキー後の温泉が楽しみやすい
- 地産地消の美味しい食事が味わえる
- スキー・スノボ以外でゲレンデを満喫しやすい
- スキー場限定のお土産で思い出が作れる
以下より詳しくご紹介します。
極上のパウダースノーが楽しめる
白馬コルチナスキー場が海外からも多くのお客さまが訪れるのは、極上のパウダースノーを楽しめることが大きな理由です。
パウダースノーは転倒しても体が濡れにくいため、心地よくスキーやスノーボードができます。
白馬コルチナスキー場は天然雪100%で覆われており、柔らかくサラサラとした雪質が特徴です。
白馬コルチナスキー場は白馬エリアの中でも最北端に位置しており、北アルプスを越える寒気が日本海から流れ込んで雪を降らせます。
また白馬コルチナスキー場は、ほかの白馬エリアにあるスキー場よりも10~20センチメートルほど雪が多く積もる点にも注目です。
北アルプスの恵まれた環境下にある白馬コルチナスキー場は、他所では味わいにくい最高の雪質が楽しめます。
初心者も上級者も楽しめる16コースの用意がある
白馬コルチナスキー場は、初級者向けの広いコースから標高1,400メートルの絶景を楽しめる上級者コースまで、合計16コースを用意しています。
白馬コルチナスキー場はコースがほぼすべて合流する「つぼ型」の構造です。赤い三角屋根が特徴のホテルを目印にすれば、初めての方でもゲレンデ内で迷いづらいかもしれません。
極上の雪を味わえるツリーランが可能
白馬コルチナスキー場ではツリーランができるエリアを「自己責任エリア」として開放しています。特に外国人スキーヤーやスノーボーダーには人気です。その人気は、リフト乗り場前に行列ができるほどです。
世界的にパウダースノーで知られる白馬コルチナスキー場の中でも、ふわふわのディープパウダーが味わえる「自己責任エリア」。スキルに自信があり、木々の間を滑走するツリーランを体験してみたいという方は、安全対策を講じたうえで、チャレンジしましょう。
多彩なチケットタイプで楽しめる
白馬コルチナスキー場では多彩なチケットタイプが提供されています。白馬コルチナスキー場と白馬乗鞍温泉スキー場との共通リフト券を利用すれば、なんと30コースでの滑走が可能です。
また白馬コルチナスキー場が属する「白馬バレー」エリア内にある10スキー場では、「Hakuba Valleyパス」による共通自動改札システムが導入されています。
「Hakuba Valleyパス」を購入すれば、有効期限内で白馬バレー内の9つのスキー場を1つのスキー場として扱われ、窓口に並ぶことなくリフトに乗車できるようになります。
そのほかにも、国際的なスキーシーズンパス「Epic Pass」も利用可能です。
※「Epic Pass」のモバイルアプリでは「Hakuba Valleyパス」を使用できません
オフィシャルホテル宿泊でアクセスがもっと便利になる
白馬コルチナスキー場のオフィシャルホテルである「ホテルグリーンプラザ白馬」は、ゲレンデまでわずか徒歩10秒でアクセスできます。
「ホテルグリーンプラザ白馬」ではリフト券付きのお得なプランも提供されていますので、スキーやスノーボードをより便利に楽しめます。
外国人向けスキー・スノーボードレッスンや託児所がある
白馬コルチナスキー場では外国人向けのスキー・スノーボードレッスンがあります。レッスンは中国語と英語で行われており、中国語圏の方々にはJSKI、英語圏の方々にはEvergreenがそれぞれ対応しているようです。(2023年10月時点)
スキーやスノーボードを学ぶのに言語の心配がないので、初心者の方や未経験者の方も安心できますね。また白馬コルチナスキー場では英語対応の託児所もあり、18か月から6歳の子どもを預かってくれます。
スキー後に温泉が楽しめる
白馬コルチナスキー場でスキーを楽しんだ後は「ホテルグリーンプラザ白馬」3階にある大浴場「白馬コルチナ 美人の湯」に行ってみましょう。ゲレンデで冷えた体を温めたり、リラックスするのに最適です。
温泉は美肌効果のある重曹泉で、炭酸水素イオンが豊富に含まれています。北アルプス山麓の地下1,221メートルから湧き出ている自家源泉を使用しており、ほんのり硫黄の香りがするのも特徴です。
日帰りの利用も可能ですので、日本のスキー後の楽しみもぜひ味わってみてください。
地産地消の美味しい食事が味わえる
レストランでは、長野県の素材を使った料理や、季節ごとに変わる郷土料理が楽しめます。
「ホテルグリーンプラザ白馬」内にあるレストラン「アルプス」では和洋中料理を提供しており、ランチタイムにはスキー・スノーボード客も利用が可能です。
ティーラウンジ「りりかる」ではカフェ、スイーツからランチまで幅広いメニューが楽しめます。
長野県は南北に長い地形です。それぞれから生まれる気候風土により、各地域で独自の食材や食文化が形成されました。地域ごとに異なる食材や食文化が育まれている長野県の郷土料理は、日本の選択無形民俗文化財にも登録されています。
雪景色を眺めながら味わう地産地消の食事は、心も身体も温かくしてくれるでしょう。
スキー・スノボ以外でもゲレンデを満喫
白馬コルチナスキー場は、スキーやスノーボード以外のアクティビティもおすすめです。
スキー場とは別エリアには「雪あそびパーク」のほか、雪を固めてつくった家「かまくら」や雪の森など、ウインタースポーツができなくても楽しめるエリアが用意されています。
さらに「ホテルグリーンプラザ白馬」前の美しいイルミネーションは、息をのむほど幻想的な雰囲気です。
またソリすべりやスノーラフティング、雪上車体験などのウインターアクティビティもあるため、スキーやスノーボード以外でゲレンデを満喫できます。
スキー場限定のお土産で思い出が作れる
白馬コルチナスキー場では、スキー場限定のお土産や思い出づくりにぴったりのアイテムも購入できます。
スキー場にある売店やショップでは長野県のお土産だけでなく、コルチナスキー場限定の衣料品やグッズが販売されています。スキー・スノーボード関連の小物類も充実しており、小物類の現地調達も可能です。
また、売店では軽食も販売されています。レストランでの食事に時間を費やすことなく、スキーやスノーボードに集中したい方にもおすすめです。
白馬コルチナスキー場へのアクセス方法
白馬コルチナスキー場への主なアクセス方法は「バスを利用する方法」と「JRとバスを利用する方法」の2つです。スムーズな移動ができるように、ここで白馬コルチナスキー場へのアクセス方法を一緒に確認しましょう。
JR+バスで向かう方法
「ジャパン・レール・パス」の利用を検討している方には、JRとバスを組み合わせての移動が便利です。主要都市からのアクセス方法を以下にご紹介します。
- 東京から:長野駅まで北陸新幹線を利用。約79分。
- 新宿から:中央本線特急を乗り継いで南小谷駅まで。約4時間10分。
- 大阪から:新幹線と中央本線特急を利用して南小谷駅まで。約4時間40分。
- 名古屋から:中央本線特急を利用して南小谷駅。約3時間45分。
- JR南小谷駅:無料の送迎バスで白馬コルチナスキー場へ
- JR長野駅:路線バスを利用して白馬コルチナスキー場へ
なお新幹線利用時の乗換駅「JR長野駅」から発車する有料路線バスを利用する際は、冬期の運行スケジュールをバス会社に確認しなければなりません。心配な方は旅行代理店に相談し、移動スケジュールを組むことをおすすめします。
バスで向かう方法
白馬コルチナスキー場のある「白馬バレー」へは、直行バスで向かうのもおすすめです。
日本では都心部や空港とスキーリゾート地域間を運行する「スノーライナー」と呼ばれる高速バスがあります。
直行バス「スノーライナー」は昼行と夜行があり、料金は大人1人あたり7,500円前後が一般的です。
当メディア『MACHA』からもスキー場直通バス「スノーライナー」の申し込みが可能です。
今まで日本のスキー場訪問を諦めていた方も、この機会に「スノーライナー」を活用してみてはいかがでしょうか。
白馬コルチナスキー場で天然雪を満喫しよう!
長野県にある白馬コルチナスキー場は、天然雪を満喫するのにおすすめできる冬のリゾート地です。
規模も大きくなくプライベート感があるだけでなく、ホテルに宿泊すればまるで専用のスキー場を楽しむかのような感覚が味わえるでしょう。
また赤い屋根のホテルを目印にすればゲレンデ内でも迷いにくいため、初めて日本でスキーをする方にもおすすめです。
電車では行きづらい白馬コルチナスキー場も、スキー場直行バス「スノーライナー」を利用すれば、乗り換え不要で現地へ向かえます。
白馬コルチナスキー場で、自然が織りなす雪の魅力を存分に味わってみてください。
羽田・成田空港から各スキー場への直行バスを運行してます。 https://spur.jamjamliner.jp/