リニューアルした福井県立恐竜博物館を徹底解説!
福井県勝山市にある「福井県恐竜博物館」。 2000年に開館して以来、多くの恐竜ファンから楽しまれています。そんな恐竜博物館ですが、2023年7月にリニューアルオープンしてさらにパワーアップしています。 本記事では福井県立恐竜博物館の新しくなった場所を中心に徹底解説していきます。
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目次
- 新たに増築された 通称「小タマゴ」卵型ドームが出現!
- エスカレーター側の光るモニュメント「恐竜の塔」が登場!
- 目指せ恐竜博士!ダイノライブラリーが開館中
- 化石体験研究室ができました!
- 本館もリニューアル!迫力のある3面ダイノシアター
- 見える収蔵庫が公開されています
- 日本初公開の「草食恐竜ブラキロフォサウルスのミイラ化石」が見られる!
- 恐竜骨格が50体へ増えました!
- 動く大迫力の恐竜ロボはリニューアル後も健在!
- キッズルームを完備!小さいお子様連れでも安心
- レストランとミュージアムショップも大幅リニューアル
- リニューアルした福井県立恐竜博物館へ行こう
新たに増築された 通称「小タマゴ」卵型ドームが出現!
まず恐竜博物館正面口の前に立つと、右側の小さい銀のドームがお出迎えしてくれます。この小さい銀のドームと大きい銀のドームは屋内で行き来することができるようになっているんです。このドームの中を含めたリニューアルしたところをご紹介していきます。
エスカレーター側の光るモニュメント「恐竜の塔」が登場!
1階から3階まで吹き抜けとなっている新館ホールに「恐竜の塔」モニュメントが設置されました。この恐竜の塔には、福井県で発見されたフクイラプトル・フクイサウルス・フクイベナートル・フクイティタン・コシサウルスの5種の恐竜とフクイプテリウスの鳥類1羽があしらわれています。エスカレーターに乗っていると現れるこの塔、迫力満点ですのでぜひエスカレーターに乗る際はぜひご覧になってくださいね。
目指せ恐竜博士!ダイノライブラリーが開館中
ダイノライブラリーは新館連絡通路にあります。館内へ入ると恐竜や化石に関する本や論文などを読むことができます。博物館でわからなかったことはすぐ恐竜ラボで調べられるので嬉しいですね!
化石体験研究室ができました!
模擬化石研究体験ができる研究室が登場。研究員になった気分で楽しむことができそうです。研究室入口には実際に研究員が使用している研究道具などが展示されていて、研究室に入る前から気持ちが高まります。写真(研究室入口)メニューは全部で4種類。通年楽しめる「化石クリーニング」と「CT化石観察」、11月中旬から4月中旬まで楽しめる「化石発掘プラス」と4月下旬から11月上旬まで楽しめる「T-Rex頭骨復元」の4つが体験できます。どれも本格的な化石研究の体験が楽しめます。化石研究体験をしたい方は、「化石研究体験+常設展」のチケットを予約購入するのがおススメです。詳細はこちらからご覧ください。
本館もリニューアル!迫力のある3面ダイノシアター
特別展示室にある大型3面スクリーンになっている迫力のあるシアター。スクリーンには現在の福井駅前や1億2千年前の前期白亜紀の様子を再現した映像などが映し出されます。スクリーンに恐竜が現れると足音の振動がシアター内に広がるなど映像から伝わってくる臨場感溢れる演出は必見です。
見える収蔵庫が公開されています
実際に使われている収蔵庫の一部の壁面をガラスにして、中が見えるようなつくりになっていて化石や標本が保管されています。収蔵庫の中を覗けるのは貴重ですよね。また、中の標本などは入れ替わるので行くたびに変わっているかもしれません!
日本初公開の「草食恐竜ブラキロフォサウルスのミイラ化石」が見られる!
全身に皮膚痕が見られるブラキロフォサウルスの実物ミイラ化石を見ることができます。なんと全身の8~9割に皮膚痕が見られます。当時の恐竜を生で感じられ、生きていた姿の想像が膨らみます。ミイラ化石は世界で十体も確認されていないほど希少なんだそうです。
恐竜骨格が50体へ増えました!
恐竜の全身骨格は50体になりました。そのうち10体は実物の化石を使っているそうです。
動く大迫力の恐竜ロボはリニューアル後も健在!
本館の地下1階に動くロボットのティラノサウルスがお出迎えしてくれます。このロボット、思わず後ずさりしそうなほど再現度の高いロボット。動くティラノサウルスの両脇には草食恐竜サウロロフスと肉食恐竜タルボサウルスの全身骨格化石の複製が設置されました。入館したらぜひご覧になっていただきたい場所のひとつです。
キッズルームを完備!小さいお子様連れでも安心
かわいい恐竜たちが壁面や床にちりばめられているお部屋です。小さなお子様連れには休憩できる場所があるととっても助かりますよね。
レストランとミュージアムショップも大幅リニューアル
レストランとミュージアムショップは隣接されています。レストラン&ショップ入口には巨大なスーパーボールのガチャガチャが出迎えてくれますよ。レストランはリニューアル前と比べると、3倍以上の広さになりました。店内の端には恐竜の化石をガラス越しに見ることができる工夫がされています。福井県で有名なソースカツ丼やおろしそばはもちろんのこと、食べ進めていくと発掘できる!?メニューなど、お子様からご年配の方まで幅広くお召し上がれるメニューが揃っています。レストランの詳細はこちらをご覧ください。
隣接のミュージアムショップにはフィギュアをはじめ、たくさんの恐竜グッズが販売されています。お子様に大人気の「福井県立恐竜博物館限定」オリジナルモデルのアニアも販売されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
恐竜博物館の目の前には、バス停や飲食店が入った「勝山市ジオターミナル」という施設があります。施設内には、日本最大級の恐竜グッズ専門店「スーベニアショップ ふらぷとる」があり、ここでしか買えない限定品や恐竜グッズなどのお土産が並びます。ぜひこちらも見てみてください
リニューアルした福井県立恐竜博物館へ行こう
今回はリニューアルした福井県立恐竜博物館をご紹介しました。リニューアルし、パワーアップした恐竜博物館にぜひお越しくださいね。屋内でも屋外でで体験して、学んで、食べて、丸一日恐竜博物館で遊びつくしましょう。
恐竜博物館へアクセス情報はこちらをご覧ください。
勝山市は、福井県の東北部に位置しています。 市街地は九頭竜川の流れに沿って形成された川岸段丘に位置し、明治以来の地場産業である繊維産業を基幹産業とした商工業と、古くから農林業が盛んな水と緑の豊かな田園都市です。 当社は地域と協働し、観光地域づくりを行うDMO(観光地域づくり法人)です。 勝山市は恐竜博物館や平泉寺など魅力溢れる観光コンテンツの宝庫!勝山を多くの方に体感していただくガイドツアーや恐竜博物館の駐車場内にある「ジオターミナル」、2020年6月にオープンした「道の駅 恐竜渓谷かつやま」の運営など、勝山を訪れたお客様にきめ細かなサービスを提供しています。 また、観光を軸として新たな事業の創造にも積極的にチャレンジし、勝山のまちの活性化を目指しています。