おうちでも失敗せずきれいに作れる!みっちゃん総本店No.1職人に学ぶ広島のお好み焼の作り方
広島のお好み焼といえば大きな鉄板で作るのが基本。しかし、コツを押さえれば家庭用フライパンでもおいしいお好み焼を作ることができます。今回は、みっちゃん総本店No.1職人「二代目井畝満夫」さんに、お好み焼を家庭できれいに作る方法を教えてもらいました!
今回お好み焼の焼き方を教えてくれるのは二代目井畝満夫!
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目次
- フライパンで作る広島のお好み焼【材料】
- フライパンで作る広島のお好み焼【下準備①生地を作る】
- フライパンで作る広島のお好み焼【下準備②キャベツを切る】
- フライパンで作る広島のお好み焼【下準備③中華麺を湯煎する】
- フライパンで作る広島のお好み焼【フライパンで焼く】
- フライパンで作る広島のお好み焼【調理のポイントをおさらい】
- おうちでもおいしいお好み焼を作ってみよう!
※こちらの記事は、「広島お好み焼みっちゃん総本店【公式】」のYouTubeチャンネルより抜粋した内容となっています。
今回お好み焼の焼き方を教えてくれるのは、みっちゃん総本店No.1職人である「二代目井畝満夫」さん。「みっちゃん総本店」を創業した井畝満夫さんの名前を、直弟子である上川学さんが継承しました。「二代目井畝満夫」さんは初代の味を守りつつ、全国に広げるための活動を行っています。
フライパンで作る広島のお好み焼【材料】
まずは、材料を見ていきましょう。
<材料(お好み焼1枚分)>
キャベツ 170g(1/4玉)
豚バラ 3枚
もやし 50g
たまご 2個
中華麺 1玉
イカフライ(駄菓子) 2枚
天かす 15g
かつお節 少々
青のり 少々
<調味料>
薄力粉 50g
サラダ油 5ml
お好みソース
お店との違いは、手に入りやすい食材を使っていること。お店では生麺を使っていますが、今回は手に入りやすい袋麺での作り方を教えてくれます。
フライパンで作る広島のお好み焼【下準備①生地を作る】
まずは、お好み焼の生地をつくりましょう。水と小麦粉をボウルに入れ、しっかり混ぜます。水を入れすぎると生地が破れやすくなるそうなので要注意です。たまごを追加して、さらに混ぜたら生地の完成!できた生地は冷蔵庫で20~30分寝かせるのがポイントです。
フライパンで作る広島のお好み焼【下準備②キャベツを切る】
次に、キャベツの下準備です。芯を取って軸に対し直角に切っていきましょう。1/4にしたキャベツをそのまま切っていくと高さがありケガしやすくなるため、なるべく低くして切るのがおすすめ。
細いキャベツではお好み焼の中がスカスカになってしまうので、キャベツの太さは写真くらいの細さにしましょう。焼いたときに均等に蒸らせるよう、キャベツの長さをそろえるのもポイントです。切ったキャベツはざるに入れ、水にさらしておきましょう。
フライパンで作る広島のお好み焼【下準備③中華麺を湯煎する】
スーパーで販売されている中華麺は油をまぶしてあるので、先に湯煎して油を落としておきましょう。袋からざるに移して沸騰したお湯が入った鍋に入れ、すぐに取り出せば準備完了です。
フライパンで作る広島のお好み焼【フライパンで焼く】
焼くときに使うのはフライ返しのみ。箸は使用しません。2つのフライパンを用意して、どちらも中火で温めます。テフロン加工されたフライパンであれば油がなくても問題ありませんが、気になる場合はサラダ油をキッチンペーパーで広げておきましょう。
1つのフライパンがまだ温まってない状態で生地を入れ、フライパンを回すようにして薄く広げます。
生地に火が通ってきたらかつお節をのせ、その上にキャベツたっぷりのせます。蒸気が通るよう、ふわっとのせるのがポイント!上に天かすとイカ天をのせ、もやし、豚バラ肉を重ねます。焼きムラを防ぐため、肉は重ならないように置きましょう。余った生地を少量かけ、つなぎにします。
フライパンを揺らして生地がすべるか確認したら、温めておいたもうひとつのフライパンにひっくり返すようにして移します。これならひっくり返すときの失敗もありません!フライ返しで形を整えながら、音を確認。ジュージューという音がしていれば、ちゃんと焼けています。ジュージューという音がでていなければ少し火力を強めましょう。
空いたもうひとつのフライパンで湯煎しておいた中華麺を入れ、サラダ油をかけて焼きます。入れた状態で動かさず、しっかり焼いていきましょう。
フライ返しの先で押さえたときに硬い感覚がある場合は、まだ早いということ。生地をめくってキャベツが半透明になってしんなりしていればOKです。麺の上にもうひとつのフライパンの具材を滑らせるようにしてのせたら、フライ返しで具材をぐっと押さえます。具材を押さえるのはこのタイミングのみ。焼き加減が見えないのがフライパンの欠点ですが、フライパンをゆすってお好み焼が動けば焼けていると判断できます。
もうひとつのフライパンを弱火にしてたまごを割り入れ、フライ返しでフライパン全体に広げます。たまごの上に具材をすべらせるようにしてのせ、フライパンに皿でふたをするように置きひっくり返せば、お好み焼の完成!
フライ返しで食べやすいサイズにカットして、ソースと青のりをかけていただきましょう。
フライパンで作る広島のお好み焼【調理のポイントをおさらい】
押さえておきたいポイントは以下の通り!
- キャベツが蒸れやすくなるようなるべく長さをそろえて切る
- 焼きムラが出ないようお肉は重ならないように置く
- キャベツの焼き具合の目安は半透明
- 押さえるのはたまごを重ねる前の1回だけ
- たまごを焼くときは弱火で火が通ればOK
- 中華麺は一度湯煎して油をとる
ひっくり返すのがお好み焼の最大の難点ですが、ふたつフライパンを使えば失敗なし!ポイントを押さえれば、おうちでもおいしいお好み焼が作れそうです。
おうちでもおいしいお好み焼を作ってみよう!
今回はみっちゃん総本店No.1職人の「二代目井畝満夫」さんにフライパンでお好み焼を作る方法を教えてもらいました。ぜひYouTubeもチェックして、おいしいお好み焼作りにチャレンジしてみてみましょう。また、広島にお越しの際は、ぜひみっちゃん総本店に足を運び、本場の味を食べてみてください。
※こちらの記事は、「広島お好み焼みっちゃん総本店【公式】」のYouTubeチャンネルより抜粋した内容となっています。
昭和二十五年創業。元祖 広島流お好み焼には、井畝満夫のこだわりがつまっています。 “みっちゃん”こと井畝満夫がこだわるのは「毎日でも食べられる、あっさりと飽きのこないお好み焼」。 昔からのスタイルを変えずに、今も元祖 広島流のお好み焼の味を守り続けています。