【沖縄】神秘パワーを全身で感じる、「石垣島鍾乳洞」探検！

「鍾乳洞(しょうにゅうどう)」をご存知ですか？ 鍾乳洞は、石灰岩が地表水や地下水などによって侵食されてでできた洞窟のことです。

日本には北は岩手県、南は沖縄県まで、各地に鍾乳洞が点在しています。今回はその中でも日本最南端にある沖縄「石垣島鍾乳洞」をご紹介します。

Googleのストリートビューを使って、鍾乳洞探検を疑似体験してください。

観光地「石垣島」に位置する鍾乳洞

石垣島は、全部で10の島から成る「八重山諸島」に属す、沖縄きっての観光スポット。亜熱帯気候の中で形成された美しい自然は、多くの人びとの人気を集めています。

2013年に「新石垣空港」がオープンしたことでアクセスが便利になり、ますますたくさんの観光客が石垣島を訪れるようになりました。

八重山諸島の経済、行政、観光の中核を担う石垣島は、「八重山の玄関口」としてその他の離島へのアクセスの起点にもなっています。

石垣島鍾乳洞とは

日本最南端に位置する「石垣島鍾乳洞」は、知る人ぞ知る石垣島の観光名所のひとつです。20万年前には海底だったこの地は、長い年月を掛けて今のような形に変化を遂げました。

それでは、さっそくストリートビューを通して、鍾乳洞の中に入ってみましょう。

探索に出発!

石垣島鍾乳洞は、全長3.2キロもある長い鍾乳洞ですが、ストリートビューではその内の約660メートルを公開しています。入口から出口までの所要時間は約30分で、コースの至るところに見どころが満載です。

ここが鍾乳洞の入口です。駐車場から、長い一直線の道のりを歩いて辿り着いた先にあるこの入口は、まるで異世界に足を踏み入れるかのような感覚を与えてくれます。

入り口の奥をクリックしてください、画面が前進し、建物の中へ入ることができます。

そのまま前進すると、両側を草で覆われた階段が登場します。南国の植物が、鍾乳洞探検の気持ちを盛り上げます。階段を下った先は、いよいよ鍾乳洞の始まりです。

画面内をクリックすると前進し、ドラッグすると周囲を見回すように景色を変化させることができます。

成長速度日本一!石垣島鍾乳洞の中へ

しばらく進むと、「鍾乳石」が見えてきました。鍾乳洞の中に出来る特有の石のことで、地下の天井から垂れ下がった"つらら状"の形状が特徴です。

石垣島鍾乳洞は、この鍾乳石の成長速度がとても早いことで有名な場所なのです。通常、1ミリ成長するのに10年から30年の年月がかかると言われていますが、この石垣島鍾乳洞はなんと3年で1ミリという驚異のスピードで成長するのです。

鍾乳洞内のイルミネーション

鍾乳洞の中には、イルミネーションが施されてるスペースがあります。暗い空間に浮き上がるイルミネーションのライトは、鍾乳洞をより一層神秘的な雰囲気にしています。

長寿の湖

続いては、「長寿の湖」が見えてきます。緑色に照らしだされた湖は、眺めていると吸い込まれてしまいそうなほど、魅惑的です。

おちてたまるか(受験石)

長寿の湖の近くにあるのが、この「おちてたまるか(受験石)」です。つらら状の鍾乳石が何かの衝撃で折れたものの、下の鍾乳石の上に留まっていることから「落ちない石」として知られるようになりました。

日本では受験や試験に受からないことを「落ちる」といいます。そのため「"落ちない石"とは、縁起がいい！」と考えら得るように鳴り、合格を祈る受験生が多く訪れるようになったのだとか。

トトロ

最後にご紹介するのは、「トトロ鍾乳石」です。観光客の間でトトロに似ていると話題になり、あとからこの名前が付きました。

今では撮影スポットとして大人気のトトロ鍾乳石。耳がふたつまっすぐについていて、本物のトトロの姿を彷彿とさせます。この形も、自然の力によってできたものであるというのですから驚きです。石垣島鍾乳洞には、本当に多くの力が眠っているのですね。

最後に

石垣島鍾乳洞はいかがでしたでしょうか。全国各地に点在する鍾乳洞の中でも、知る人ぞ知る名所であるこの鍾乳洞には、「長寿の湖」や「おちてたまるか(受験石)」など、多くのパワーが宿っていました。石垣島に訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

Information

石垣島鍾乳洞

住所：沖縄県石垣市石垣1666
営業時間：9:00～18:30(最終入洞受付18：00)
定休日：年中無休
Wi-Fi環境：-
クレジットカードの有無と種類：-
言語対応レベル：日本語のみ
他言語メニューの有無：英語パンフレットあり
最寄り駅：-
アクセス：石垣市内から車で8分、石垣空港から車で30分
入場料金：大人1,080円、小人540円
宗教情報：-
電話番号：0980-83-1550
公式HP：石垣島鍾乳洞(英語・繁体字)