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【神河町】大自然の中、大人も子供も遊びつくす【森のわんぱく冒険塾@鋒山山荘】
ゲームやスマホは一切必要なし。遊び道具は、大自然。初めは、そんな環境で一体、どうやって遊んだらいいのかわからない子供や、本気で遊んでいた頃から何十年も過ぎてしまった大人も、ここ『森のわんぱく冒険塾』なら、一緒になって笑い、思いっきり遊ぶことができますよ。
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目次
- 『森のわんぱく冒険塾』とは?
- 山荘の中は、オシャレな空間
- さっそく出発!
- ハイジの気分?絶景ブランコ
- 難易度高し!綱のぼりに挑戦
- バランスが大事?二人乗りブランコ
- 子供に大人気!ジップライン
- 木登りしだす子も…
- みんなで秘密基地作り
- 自然の中で遊ぶ大切さ
- 基本情報
『森のわんぱく冒険塾』とは?
青少年や子供たちがスポーツや遊び、農業や林業など自然環境の体験を通じて、健全で豊かな心を育むことを目的とした特定非営利活動(NPO)法人『森のわんぱく冒険塾』は、2016(平成28)年7月に設立され、兵庫県の鋒山高原、千種高原、佐用町奥海、岡山県の東粟倉を中心に活動しています。
ここ鋒山高原では、幼稚園や保育園の子供たちが遠足に訪れたり、冬には山荘の横で雪遊びやソリ滑り、かまくら作りなどを楽しんだりしています。
もとは会社の保養所だったところを開放感のあるオシャレな山荘に改装。現在は、宿泊もできるよう整備中です。理事長は、元兵庫県の県立高校教師の福永順二郎さん。自らミニショベルカーを操作し、山荘前のエクステリアも手がけるそう。
山荘の中は、オシャレな空間
部屋に入ると、標高950mからの見晴らしの良い景色が目の前に広がり、部屋の中央にある薪ストーブが暖かく迎えてくれます。
都会では見ない大きな薪ストーブに子どもたちは興味津々の様子。「触ったら熱いからね」と大人たちが注意すると、みんな少し離れてジーっと見守るしぐさも。こういう経験も子供にとっての学びに繋がりますね。
夏には、満天の星空が見えるそう。山荘で星の観察もできますよ。
福永さん、スタッフさんの挨拶の後、今日の参加者たちも順に自己紹介しました。
さっそく出発!
山荘から10分ほど歩いたところにある、通称「トトロの森」で記念撮影。空気がきれいで爽やかな風が心地よく、本当にトトロがいそうな森です。
ハイジの気分?絶景ブランコ
斜面に位置した巨大なブランコをはじめ、全ての遊具は、福永さんの手作り。木の形や地形を考え、そこにマッチした遊び道具を考えるそう。下り坂を利用して、大きく弧を描くブランコに乗ると、初めは怖々ブランコを揺り動かしていた子供達でしたが、慣れてくると大きく揺らしていました。
「公園のブランコと全然違っていて、楽しい!」と目を輝かせてはしゃぐ子が続出!
そしてその後・・・
大人も楽しい~っ!
難易度高し!綱のぼりに挑戦
こちらは、ブランコよりも難関な一本綱。数カ所ある結び目に足を置いて、次に手で上部の綱をたぐり寄せて登るのがコツ。初めてトライした男の子は、福永さんやスタッフさんに教えてもらいながら、高く登れました。
大人も負けていられません。上まで登れた時、思わず歓声が沸きました。
バランスが大事?二人乗りブランコ
こちらは幅が広めのブランコ。体重差があると、二人で乗るのも以外に難しいですね。
子供に大人気!ジップライン
滑車から垂れているロープにつかまって、スピーディーに端から端へ移動するジップライン。「やりたい、やりたい!」と、子供達が集まってきますが、まずは、説明から。どこを持って、どう止まれば良いのか、わかりやすく解説してくれるスタッフさんの話を子供達は、真剣な表情で聞いていました。そして・・・
見事な滑りだし!たとえダイナミックにしりもちで着地しても、フカフカした葉っぱの上だから、痛くありません。
木登りしだす子も…
遊具ではないけれど、木登りをしだす子も。それを見て、後に続く子供達。大人が見守る中、どこに足をかけたらよいかを教え合いながら登っていくのも、とても楽しそうです。
みんなで秘密基地作り
最後に大きい枝や棒きれを重ねていき、みんなで秘密基地を作りました。
「この上に乗せようか?」「ここをもっと重ねて屋根にしたらどうだろう?」など、会話が飛び交い、大人も子供も一緒になって想像を巡らせ、作りました。
子供たちも真剣そのもの。一生懸命に枝を運ぶ子、細かいところに気がつく子、全体の形を見ながら、みんなにアドバイスする子など、それぞれの個性が出て面白いですね。
完成して記念撮影。今日の良い思い出になりました。
自然の中で遊ぶ大切さ
「最近は、こけた時にとっさに手をつけない。そのまま顔をぶつけてしまう子が多いんですよ」と、福永さん。「反射神経は、幼少期の遊び方、過ごし方によって大きく影響します。運動能力や瞬発力、基本的な筋力や柔軟性など、生きるために必要なものは、子供の時に充分に外で自由に遊ぶことで発達し、身につくのではないでしょうか」と語ります。
ご自身も子供時代の遊びが、体も心も鍛えられ、同時にコミュニケーション能力などの「生きる力」にも繋がったと実感されています。
また、高校教師時代に多くの不登校や引きこもりの子供達と出会い、一緒に自然の中で体を動かして遊び、いろんな体験を通じて改善されてきたことが、『森のわんぱく冒険塾』を設立するきっかけにもなったと振り返ります。
「自然の中で体を使って思い切り遊ぶことが、子供の豊かな心や健康な体を育みます。親子にとってもかけがえのない時間になりますよ」と福永さん。
『森のわんぱく冒険塾』では、夏は川遊び、秋は田植え、冬は雪遊びなど、季節に合わせた楽しいイベントを企画しています。みなさんのご参加をお待ちしています。
(ライター ako)
※本記事は2023年5月時点の情報です。価格は税込み表示です。商品内容や価格が変更となる場合があります。
基本情報
森のわんぱく冒険塾鋒山山荘
住所:〒679-3125 兵庫県神崎郡神河町上小田
電話番号:079-265-5017(代表自宅)
アクセス:【電車の場合】播但線寺前駅で下車、子供だけの参加の場合は、スタッフが寺前駅まで迎えに行きます 【自動車の場合】播但自動車道神崎南ICで下車、峰山高原リゾート ホワイトピークの手前約500Mを左へ入ります
駐車場:あり
SNS:Instagram
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