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車内で楽しめるニューノーマル時代の新しい音楽フェス「ドライブインフェス」に車中泊女子が参戦してみた
【VANLIFE JAPAN】車内で楽しめるニューノーマル時代の新しい音楽フェス「ドライブインフェス」に車中泊女子が参戦してみた
週末にバンライフ・車中泊を楽しんているサカイカオリです。昨今の新型コロナウイルス感染症蔓延にともない、ソーシャルディスタンスに考慮した、Withコロナ時代にふさわしい、ニューノーマルなイベントが生まれました。その名も「ドライブインフェス」。
ドライブインという形で、車の中で音楽フェスを体験できるイベントで、2020年8月22日・23日の2日間にかけて、ドライブインフェスVOL.1が千葉県で開催されたので、私も1日目に参戦してきました。
手がけたのは、泡パーティなど、様々な新しいイベントスタイルを仕掛けてきた、アフロマンスさん。コロナ禍によって、様々なオフラインイベントのキャンセルが相次ぐなか、Withコロナ時代だからこその、ニューノーマルなイベントのスタイルがそこにはありました。人々が熱狂する、次世代のイベント「ドライブインフェス」の実態とはいかに・・・
また、2024年1月26日(金)から2月29日(木)までの期間限定キャンペーンも行っております。
詳細はページの下部に記載していますので、ぜひ最後までご覧ください。対象者にはAmazonギフト券5,000円分をプレゼントいたします。
出発編:エンジンをかけた瞬間から「ドライブインフェス」は始まっている
イベントの予約メールを確認すると、公式LINEアカウントに登録が必要と通知が届きました。LINEを友達追加すると、イベント案内が分かりやすく一覧にまと纏まっています。どうやら、LINEを軸にしてドライブインフェスのコンテンツを堪能していく様子。
案内をスクロールしてみると、チェキの無料貸出キャンペーン(先着限定)とドライブ時にベストな音楽を流せる無料サービスが。こちらのURLから、SpotifyをDLして音楽を聞くことができるよう。実際に音楽を流してみると、会場に辿り着く長時間のドライブもフェス気分に。家を出たときからフェスが始まっている…!主催者の参加者を愉しませようとする、サービス精神と工夫が伺えます♪
到着編:新型コロナ対策万全のイベント運営体制
会場に到着すると、まずは体温検査を行います。こちらをクリアすると、会場に入ることができます。スタッフはフェイスシードを着用しており、参加者も車外に出るときはマスク着用が義務づけられていました。
そして、会場は、数百台の車両が入りそうな広い駐車場。ステージや撮影ブース・フードトラック等がすでに設置してあり、興奮が止まりません。イベント開始まで、少し時間があるので、会場をみてみようと思います。
まず、車は1台ごと空けて駐車するルールになっていました。そして、駐車スペース内、および、自分の車の右側の1台分の駐車スペースでは、車外に出て音楽鑑賞することが認められていました。
ちなみに、今回のイベントに参加するために、私はこちらのハイエースキャンパーをキャンピングカーのカーシェア「Carstay」で借りて参加しました。
また、先ほどのLINEでトイレの混雑状況もリアルタイムで教えてくれる仕様になっていました。空いている時間に訪れると、混雑時も予想して、間隔を空けて待つようにマークが用意されています。イベントを通じて何回かトイレには行きましたが、1度も混雑している様子はなかったです。コロナ対策が抜かりなく行われている様子が伺えました。
そして、待ち時間も楽しめるように、車と一緒に写真を撮影できる、記念撮影ブースが準備されていました。確かに、愛車と一緒に写真撮影できたら記念に残りますよね。私は、バンライフ仕様に既にデコレーションしてしまったので、代わりにスター気分を味わいながら写真を撮りました。
イベント編:車の中で臨場感溢れる新型フェス
そうこうしていると、開始時間の18時00分に時刻が回っていました。車の数も増え、広い駐車場の大半を100台以上の車が占めたタイミングで、MCあまりさんの掛け声でイベントスタート!
ドライブインフェスの1日目のDJは、Maika Loubtéさん、YonYonさん、オカモトレイジさん、Tomoyuki Tanakaさん、Shinnichi Osawaさんといった、人気DJが勢揃いしていました。日が沈んでいくにつれて音楽のボリュームも上がり、会場のボルテージが高まっていきます!
そして、今回のイベントでは、画期的な試みが用意されました。それは、手元のスマホからLINEを通じて、車内から飲食物を注文することが出来ることです。
イベントスタッフが広い駐車場をローラースケートで駆け抜け、車内にいる参加者に配送するという、いわば「ローラースケートデリバリーサービス」が提供されていました。通常の音楽フェスでは、フードトラックの前に長蛇の列が...となるのが一般的ですが、こちらのサービスにより、参加者は3密を避けて食事を購入することが出来ます。
食事のメニューは、カレー・揚げ物・丼・今流行のレモンレモネード等、様々な種類があります。イベント開始直後から、既にお腹が空いていた私は、ローストビーフ丼とカレーを2つも注文してしまいました。
ちなみに、このイベントの目玉は、音楽ライブをFM電波にて飛ばして、車内のカーステレオで楽しめるようになっていること。そのため、車外に出なくとも、車の中で臨場感溢れる音楽を聴くことが出来ます。そして、聴覚のみならず、視覚にも訴えかけるべく、フェスの臨場感を車内でも体験できるように、特殊照明や炎の放射など、迫力満点の空間演出が施されていました。
また、インスタライブでもDJのプレイを配信することで、車内でも、距離が離れていても、音楽に乗れる工夫がなされていました。オンラインとオフラインの融合という、これまた斬新なアイデアです。
さらに、参加者は配られたライト棒を降ったり、車のハザードランプを点灯したりして、DJに音楽に乗っていることを伝えます。ドライブインならではの車内に飾る公式グッズも車内空間を高揚させ、車内外の一体感が演出されます。
参加者は、駐車スペースで飲食を愉しんだり、談笑したり、ダンスをして各々が好きな時間を心ゆくまで堪能している。その様子はまるで、コロナ禍で私たちが求めていた、人と人との繋がりを感じられるイベントそのものでした。
そして、4時間に及ぶ、ドライブインフェス1日目はShinnichi Osawaさんがミックスした盆踊りの音楽と「おやすみ~!」という声とともに、幕を閉じました。2日目は花火も上がったようです。終始、日本の夏らしさを感じることが出来る音楽イベントでした。
イベント参加後の感想
従来の「車の中で我慢しよう」という考えではなく、逆転の発想で「車の中だからこそ安全で面白い」という新しいコンセプトを体験することが出来るイベントでした。
また、新型コロナウイルス感染症を十分に注意しながらも、参加者に一夏の思い出を作ってもらうべく、様々な工夫と細かい設計が考慮されたイベントだと感じました。制限・制約があるなかでも、ポジティブな発想で新しいエンターテイメントのスタイルが生まれるということを、多くの参加者が体感したのではないしょうか。
これからの音楽シーンやイベント業界は、今回の新型コロナウイルス感染症を機に、大きく変革していきそうな予感です!
【ドライブインフェスVOL.1 概要】
開催日:2020年8月22日(土)・8月23日(日)
出演者:全10組
- 8/22(⼟) Shinichi Osawa/ Tomoyuki Tanaka(FPM)/ オカモトレイジ(OKAMOTOʼS)/YonYon/ Maika Loubté/ MCあまり
- 8/23(⽇) ☆TakuTakahashi (m-flo) / Kan Sano / DÉ DÉ MOUSE / 80KIDZ -DJ Set-/okadada/ TJO / MCあまり
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