【高知県土佐清水市】石抱きアコウへの行き方解説・注意点など
土佐清水市松尾地区の海岸にある「石抱きアコウ」への行き方や注意点などを解説します。
はじめに
松尾地区の海岸にあり、名前はよく耳にしていましたが、実際に足を運んだことがなく、「アクセスに難がある」「草が生い茂っていてそもそも行けない」「問題なく行ける」など様々な情報をネット上で見かけました。
今回は、実際に「石抱きアコウ」まで行ってきましたので、令和8年3月現在の状況と、詳細なアクセス方法について記事にさせていただきます。
石抱きアコウとは
土佐清水市松尾地区の海岸にある珍しい自然の造形です。
アコウの木が大きな岩を抱き込むように成長しており、長い年月をかけて岩を包み込んだ独特の姿を見ることができます。
力強い根と幹が岩に絡みつく様子は、自然の生命力と神秘を感じさせる景観として知られています。足摺地域の自然を象徴する見どころの一つで、観光客にも人気のスポットです。
前提として
重要なのは靴です。ヒール付きの靴やサンダルでは大変危険です。
最低でも底が厚めのスニーカーがベターです。
また、藪の下を通ったりしますので、夏場は虫対策などもあれば良いと思います。
なお、結論から言いますと2026年3月現在では評判通りの悪路ですが、草が生い茂って進めないというほどではありませんでした。
アクセス方法:県道27号線から駐車スペースまで
土佐清水市方面から足摺岬へと向かう高知県道27号線沿いに入口があります。
目印は白い道路標識です。
この地点から右折し、坂を下ります。カーブが急なので注意してください。

坂を下りきった突き当りを右折します。
ここから先は車同士のすれ違いが難しい狭い道になります。
また、路線バスも通りますので十分に注意してください。

100mほど進んだ先にあるカーブミラーが目印になります。
ここを左折します。

200mほど坂を下ると国指定天然記念物の松尾のアコウがあり、その先にある松尾天満宮の裏手に駐車します。
車が停まっていたり、駐車できない場合はさらに進んで「海老洞(青の洞窟)」のある松尾漁港の邪魔にならないスペースに駐車できます。

アクセス方法:駐車スペースから入口まで
そのまま道なりに、松尾天満宮の鳥居を左手に見ながら坂を下っていきます。

右手には「カフェ69(カフェログ」さんも見えます。

駐車スペースから100mほど下ったところにあるカーブミラーに
かすれていて見づらいですが「石抱アコウ」の案内看板があり、それに従って進みます。

想像していた以上にきつい坂道で、体が前傾してしまうほどです。
およそ50mほど坂を登ります。

右手に見えてくる小さな駐車スペースが目印になります。
停まっている車の影にある看板に従って進みます。

アクセス方法:入口から現地まで
ここからが石抱アコウへアクセスするルートの本番となります。
くれぐれもヒール付きの靴やサンダルでは足を踏み入れないでください。

この日は雨が降っていたため、滑りそうになりましたが
ところどころしゃがみながら慎重に降りていきます

高低差は多少ありますが、距離にすれば100m程度の道のりを10分弱かけてゆっくり進みました。
まるでトトロの中に出てくるような笹薮のトンネルをくぐっていきます

ここまで来ると、冒険している気分になって楽しくなってきました。

階段を降りきって少し安心しましたが、油断できません。
この場所の土が濡れているととても滑りやすかったので気を付けてください。

ここまで来ればもう一息です。
ただし一筋縄では行かないのが石抱アコウです。
海岸に降りれば多少は歩きやすくなるだろうと予想していましたが
ソフトボール大から炊飯器サイズくらいの石でびっしりと覆われた浜辺にたどり着きます。

筆者は28.5cmと大きめの足ですが、比較してもこの状態です。
油断すると足を取られかねません

そして、浜辺に降りて最初に目に入るのが白山洞門と同じ仕組みで出来た海蝕洞の「松尾の洞門」です
歩くのに苦労しそうで、この日は近くまで行きませんでしたが
それなりの規模の洞門で、なかなかの迫力がありそうです。
ここまで来て体力に余裕のある方はぜひ近くまで行って見てください。

そして、降りてきた道を背にして左に少し歩くといよいよ石抱アコウが見えてきます。

悠久の時をかけて、とまでは行かないと思いますが、おそらく数百年の時間をかけて海岸の丸石を巻き込んで成長した
石抱アコウの木です。
タイの奥地にある世界遺産を連想される方も多いと聴きます。

まとめ
まるで海辺に現れた怪物のような、不思議な存在感がある「石抱アコウ」
ここにたどり着くまでに、運動不足の私は非常に苦労しましたが、その価値があると思いました。
とんでもない悪路も、冒険だと思って楽しめる方にはとてもおすすめできるスポットです。
駐車スペースからの所要時間ですが、運動不足の私でも大体15分程度でした。
ゆっくり石抱きアコウを見学したり、「松尾の洞門」を見ても大体1時間くらいあれば満足できるスポットだと思います。
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高知県幡多地域は四国の西南端に位置し、東は土佐湾、西は豊後水道に面する太平洋に突き出た半島で、四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の3市2町1村から構成されています。 全国的に有名な四万十川や足摺岬をはじめ、沿岸を流れる黒潮の恵み、全国でもトップの森林面積を誇る山の恵み豊かな自然大国です。