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江戸時代から続くお店で発見する「東京らしさ」
東京は、かつて「江戸」と呼ばれていました。江戸時代(1603〜1868)は平和な時代で、江戸の城下町では様々な商売が栄えました。それから150年以上の歳月を経て、今でもその伝統を守り抜くお店が存在しています。これらの店は、日本独特の文化や東京の特色を反映した商品を提供しており、昔ながらの日本の雰囲気を感じたい人々にとって魅力的な場所です。 今回の記事では、江戸時代から続く老舗を3軒ご紹介します。
400年以上愛され続けてきた酒舗「豊島屋」
「豊島屋」は東京最古の酒舗です。豊島屋創業者の十右衛門が、1596年に東京神田で酒屋兼居酒屋を始めました。当時、江戸城の大拡張が行われ、建設に必要な石や木材は鎌倉から江戸に運ばれ、お店の近くで陸揚げされていました。多くの人が集まる場所で、お酒とおつまみを安く提供していた「豊島屋」は大変な人気店でした。そして、400年以上の時を経て、今日まで営業を続けているのです。日本酒は素敵なプレゼントにもなるので、お酒を買うなら、ぜひ「豊島屋」に足を運んでみてはいかが?
約200年前に描かれた「豊島屋」。十右衛門が作った「白酒」というお酒(注:中国の「白酒」とは異なります)
気軽に日本酒&小皿料理を体験するなら「豊島屋酒店」
豊島屋が運営する、KANDA SQUARE内にある「豊島屋酒店」は、「江戸東京モダン」がコンセプトの立ち飲み屋です。日本酒ファンが舌鼓を打つ伝統の味から若者に人気の創作メニューまで取り揃えて、日本酒の初心者から上級者まで気楽にお酒が楽しめるオススメのお店です。
英語メニューもあり!「飲み比べセット」がおすすめです。
左上)お味噌を乗せた「豆腐田楽」とヤギのクリームチーズ(右上)バターとドライフルーツのやみつき「豊島屋バター」(左下)甘納豆マスカルポーネ(右下)本マグロお刺身
「豊島屋本店」https://www.toshimaya.co.jp
東京都千代田区神田猿楽町1-5-1
Google Maps: https://maps.app.goo.gl/ea3MM1WNF7eJy3E87
「豊島屋酒店」https://www.toshimaya.co.jp/sakeshop/
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 1階
Google Maps: https://maps.app.goo.gl/gAAzB3cwJ5eCsmxi6
東京の街を優しく照らす提灯を作る「吉野屋商店」
神田祭の伝統を守り継ぐ「祭り提灯」、歌舞伎座の木挽町広場(こびきちょうひろば)の賑わいを演出する「大提灯」、心が和む東京大神宮の境内を照らす「献灯(けんとう)提灯」。これらの提灯はすべて吉野屋商店によって手作りで作られたものです。創業は1854年です。
秋葉原にある吉野屋商店のショールーム
吉野屋商店は主にお店や神社などのために提灯を製造していますが、個人への販売もOKとのことです。江戸提灯に職人よって手書きで字を書かれた提灯は、唯一無二の特別な思い出になるに違いありません!タイミングが良ければ、職人が筆で字を書いているところを見学できます!
「吉野家商店」http://www.e-yoshinoya.jp/index.html
東京都千代田区神田佐久間町2-13
Google Maps: https://goo.gl/maps/L8jkkvQNYYsWuSb38
昔ながらの甘味と甘酒で暖まろう!神田明神そばの「天野屋」
1846年創業の「天野屋」は、砂糖を一切使用しない米と糀のみを使用する伝統的な甘酒を提供する老舗です。甘酒や納豆などを販売しているショップに隣接するカフェで、ぜひ自然の甘さが優しく香る温かい甘酒を味わいながら、暖をとってください!
お米の粒々が残っている甘酒のセット(大根の漬物付き)
冬のスイーツとして田舎汁粉もおすすめです。温まります!
店内にはレトロな雑貨コレクションが飾られていて、かわいいです!!
神田明神を参拝した後に、ぜひ「天野屋」に立ち寄ってみてください。
東京都千代田区外神田2-18-15
GoogleMaps: https://maps.app.goo.gl/UZxpr4NJ8VxrTZ8dA
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