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「吉祥寺」を楽しむコツと、見ておきたいYouTube
吉祥寺は「住みたい街」「住み続けたい街」の上位に、必ずランクインする、日本の中でも大変人気の高い街です。なぜ、そのように人気があるのか?吉祥寺の街を約50年見守ってきた筆者が、ポイントを絞って街をご紹介します。本記事では、オススメ観光スポットからアクセス、おみやげの情報まで、吉祥寺観光にかかせない旅情報をまとめてご紹介。
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目次
- 吉祥寺とは(自然と都市が共存する街)
- 三鷹の森ジブリ美術館へは、吉祥寺からが面白い
- 吉祥寺への行き方
- 吉祥寺のエリアガイド
- 吉祥寺の観光スポット5選
- 吉祥寺のお土産「むさしのプレミアム」
- 吉祥寺の気候と服装
吉祥寺とは(自然と都市が共存する街)
吉祥寺は、駅を中心とするにぎやかな商業ゾーンがあり、人気のショッピング地区です。
その北口駅前には、戦後、ヤミ市としてにぎわったハーモニカ横丁の建物や通りがあり、昭和の面影を感じることができるエリアがあることが大きな特徴です。歩みを進めると、東急百貨店やアトレ、コピス、パルコなどの大型商業施設とサンロード、ダイヤ街をはじめとする明るいアーケード街や個性的な商店が共存して独創的なまちの魅力を作り上げています。進化を続けるまちの中でも、どこか懐かしさを感じさせてくれるユニークな街といえます。
反対に、南口(公園口)へ一歩踏み出すと、すぐそばには閑静な住宅地や自然豊かな緑あふれる井の頭公園~動物園~三鷹の森ジブリ美術館までの、自然豊かな広大な公園があります。吉祥寺は、商業エリアと生活エリアが隣り同士で日々の暮らしと生活を豊かにしてくれるまちです。なお、吉祥寺に、吉祥寺というお寺はありません。
三鷹の森ジブリ美術館へは、吉祥寺からが面白い
三鷹の森ジブリ美術館へ行くには、吉祥寺から歩く or バスが面白いです。
公式ホームページには、お隣りの三鷹駅からの行き方が書いてありますが、実はそのページの下に、吉祥寺駅から徒歩15分と記載してあります。詳細を書いてないので、ここで説明させていただきます。
GoogleMAPなど地図アプリへ、東京都三鷹市下連雀1-1-83(とうきょうと みたかし しもれんじゃく 1-1-83)と入力
① 吉祥寺駅南口(公園口)に降りる
② 細い一方通行のバス通り(パークロード)が目の前です。右に曲がって、その道を3分程進みます
③ 少し広い道(井の頭通り)と合流します
④ その30m先に、交差点があります
⑤ 交差点の向かいには「すき屋」「台湾老劉胡椒餅」があり、そちら側(南側)へ信号を渡ります
⑥ その道を、緑のある、南方向へ、まっすぐ進むと、井の頭公園の緑が濃くなっていきます
⑦ だいたい10分ぐらい進むと、左手に「万助橋」という小さな橋を渡ります
⑧ さあ、ゴールのジブリ美術館は、もうすぐそこです
お疲れさまでした。帰りは、来た道をバスが、ものすごく沢山走っていて、ほぼ全てのバスが吉祥寺駅へ行くので安心です
吉祥寺への行き方
羽田空港から吉祥寺への行き方(リムジンバス)
最も楽なのは、リムジンバスです!!
羽田空港から吉祥寺駅まで、直通のリムジンバスがあります。1日28本ほどの吉祥寺駅行きの直行便が出ています。
料金は、片道1,300円と非常にお安く、所要時間はおよそ1時間です(渋滞により大きく変動)。
羽田空港からずっと座っていけるのが魅力です。
新宿駅から吉祥寺への行き方(電車)
JR新宿駅からは、中央線に乗って、約15分で、吉祥寺駅に到着します。料金は、片道230円です。
新宿駅には、たくさんの電車があるので、気を付けてください。中央線は、特別快速という急行もあり、それに乗ると吉祥寺駅には停まりませんので、間違えないように気を付けてください。
渋谷駅から吉祥寺への行き方(電車)
渋谷駅からは、京王井の頭線に乗って、急行なら約20分で、吉祥寺駅に到着します(各駅停車に乗った場合は約35分)。料金は、片道230円です。渋谷の京王井の頭線乗り場は、JRなどとは5分ほど離れた場所にあるので、徒歩で行くことになりますが、街を見ながら歩くと楽しめると思います。
吉祥寺のエリアガイド
ハーモニカ横丁エリア
昭和20年頃から、吉祥寺駅北口の駅前にある、昭和を感じさせてくれるレトロなエリア。名前の由来は、狭い間口の商店が並ぶ様子がハーモニカの吹き口に似ていることから名付けられたといわれている。横丁に並ぶ約100件の店は小さな古い店が多い。昼間は買物客で花屋、和菓子屋などの物販店がにぎわい、夜は飲食店、居酒屋などが盛況する。
東急裏エリア
他の街にはない、まさに吉祥寺を代表するエリア。東急百貨店の裏には、東西に、中道通り・昭和通り・大正通りという3つの商店街があり、個人経営のお店が多数お店を構えている。吉祥寺でしかない商品や限定品、地元の食材を使った料理やレストランなど、とにかく個性的なお店がぎっしりと詰まった、吉祥寺らしい風景に出会えるエリア。
井の頭公園エリア
吉祥寺駅から約3分~5分歩くと、そこは春には「桜の名所」としても知られる「井の頭公園」が広がります。大きな池にはボートが浮かび、自然文化園という小さな動植物園があります。年配の方から赤ちゃんまで、幅広い世代が憩いを求めて訪れます。広いエリアになりますので、ランニングしながらご紹介するYouTubeをご覧ください。
吉祥寺の観光スポット5選
1.三鷹の森ジブリ美術館
説明不要の、スタジオジブリの美術館。入場チケットは、日時指定の予約制ですので、間違えて現地へ来ても入場できません。くれぐれも予約を忘れずにご来場ください。リンクURLは以下のバナーより。
2.武蔵野市デザインマンホール
大人気アニメである、シティハンター、キャッツアイ、北斗の拳、終末のワルキューレ、花の慶次、よろしくメカドック、ワカコ酒のマンホールが、吉祥寺の街に7カ所。吉祥寺駅北口エリアの狭い範囲なので、短い滞在時間でも楽しめます。
3.井の頭公園
大正6年に開園した井の頭恩賜公園は、2017年に開園100周年を迎えました。開園当時は、郊外に位置する公園とされていましたが、現在では、住宅地に隣接する貴重な緑の空間として親しまれています。
4.年間イベント
毎週のように、様々なイベントが目白押し!ショッピングや食べ物が魅力的な吉祥寺ではありますが、実は街をあげて、沢山のイベントが開催されています。観光にお越しの際は、ぜひ年間スケジュールを見て、地域のイベントへ参加ください。
5.ハーモニカ横丁
吉祥寺のナイトライフはここで決まり!その日の宿泊が、吉祥寺や近くの駅なのであれば、ぜひ昭和レトロを感じるハーモニカ横丁で、飲んで食べていただきたいと思います。
吉祥寺のお土産「むさしのプレミアム」
「むさしのプレミアム」とは、 吉祥寺のある武蔵野市を代表する魅力的な商品をおみやげとして広く内外にPRし、当市発の地域ブランドの確立と地域活性化を推進するため、その目的に相応しい商品を認定。吉祥寺のお店も多数選ばれています。
吉祥寺の気候と服装
夏は35℃を超える日も、冬は寒さが0℃前後になるなど、年間の温度差が大きいことも特徴です。
春(3月~5月):軽めのジャケットおよび薄手のセーター
夏(6月~8月):薄手の着衣、半袖
秋(9月~11月):春と同じ
冬(12月~2月):コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
旅行などで来日するのに最良なのは、桜の開花時期で心地よい4月から5月、および紅葉や快適な気候が楽しめる10月から11月です。7月から8月の期間は大変蒸し暑くなります。冬の時期は雪がほとんど降らず、年間数日程度気温が0℃以下になることがあります。上記の季節ごとの着衣例が役立つことでしょう。
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書籍「ビジネスで大切なことはみんな吉祥寺の焼き鳥屋で教わった」の著者で、不動産プロデューサー®の玉岡かずふみが、50年近く街の移り変わりを見てきた吉祥寺と周辺をご紹介。 自然豊かな場所、素敵なお店や新しいお店を散歩。井の頭公園、ハーモニカ横丁、三鷹の森ジブリ美術館、さまざまな商店街などを、深くYouTubeチャンネルでもご紹介中。 「ときめく時間や場所のお手伝いをし、人・社会・自然へ、継続的に貢献すること」をミッションステートメントとして、人気の東京・吉祥寺駅で貸店舗・オフィス・事務所・テナント物件を専門に取扱い、未来の吉祥寺を創造する不動産会社。