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【20年以上変わらないデザインのスニーカー】 SPINGLEのデザイン特徴とサイズ選びまとめ
広島県府中市の工場で作る、ハンドメイドスニーカーSPINGLEの特徴やサイズ選びについて紹介します。あなたも日本製スニーカーSPINGLEに詳しくなって、SPINGLEの伝道師になりませんか?
巻き上げソール
SPINGLEの特徴は、巻き上げソールと呼ぶシルエットです。
写真の青いソールをご覧ください。青いアウトソールが靴全体を包み込むように、形作られています。
この巻き上げソールのデザインは、SPINGLEのブランド創世記に誕生し、今ではSPINGLEのアイコンになっています。今でも私たちは様々な型のスニーカーに、巻き上げソールのデザインを採用することがあります。
なかでも、カンガルーレザーを使った巻き上げソールのスニーカーであるSP-110は、2004年の誕生以来デザインを変更していないという、ロングセラーです。SP-110は、カラーバリエーションも豊富です。こちらは現在、定期的に作っている色の一例です。
また、毎シーズン限定色を発売します。それを楽しみに待っているファンもいます。限定色は、復刻することもあれば、しないこともあります。もしも、限定色で、気に入った色があったなら、購入することをお勧めします。
SPINGLEの履き心地
SPINGLEは、履き心地が大変良いスニーカーです。SPINGLEの履き心地に対するこだわりは、たくさんありますが、特にインソールと踵に工夫点があります。
インソールは、化粧用パフに使われるものと同じ材料を使用しており、足裏を包み込むようなフィット感が特徴です。踵部分には、スニーカーでありながら革靴で使われる芯材を使用しています。これは、歩くときに踵がぶれないようにする工夫の一つで、長時間歩いても疲れにくいため快適に過ごすことができます。
これらは、ブランド創業時から変わらない履き心地の工夫ですが、スピングルカンパニーでは、常に新しいインソールやソールの開発を続けて進化しています。
丈夫で長持ちするSPINGLEの靴
SPINGLEの靴は、伝統的なスニーカーの製法であるバルカナイズ製法で作っています。
スニーカーにおけるバルカナイズ製法のメリットは、靴本体とゴムからできたソールや側面のテープがしっかりと接着することで、はがれにくい点です。また、バルカナイズ製法の過程で、木型に靴本体がぴったりと沿うので、木型に沿った美しいシルエットになります。そして、このシルエットが崩れにくいのも特徴です。
SPINGLEのスニーカーには、革を使用したものが多くあります。スニーカーの素材としては、革を使うことはめ珍しいです。また、革は熱に弱い素材ですが、革と高温と高圧をかけるバルカナイズ製法を組み合わせて作るSPINGLEは、世界でもとても珍しいスニーカーといえるでしょう。ずっとバルカナイズ製法でゴム加工と靴づくりを突き詰めて来た、スピングルカンパニーだからこそできるスニーカーがSPINGLEなのです。
サイズについて
SPINGLEのスニーカーはユニセックス展開を基本としています。サイズ展開は、XS、SS、S、M、L、LL、XLの7サイズが基本です。最大のサイズはXXLで、US12、EU45に該当します。XXLサイズで展開している型は限定されていますが、今後種類が増えていくかもしれません。また、レディス、メンズに特化したモデルでは、サイズが限定されることがあります。
フィッティングについて
SPINGLEのスニーカーでは、捨て寸というサイズ設計を採用しています。捨て寸とは、つま先部分に持たせた余白のことで、歩行時に指が屈曲しやすいように設計されるものです。そのため、SPINGLEのスニーカーは、表示サイズよりも捨て寸分長めになっています。
こういった理由から、SPINGLEのスニーカーを選ぶ時は、足の周囲がフィットしているかで選んでください。店舗スタッフがフィッティングのお手伝いをしますので、色々な型の靴を試着して、あなたにぴったりのスニーカーを見つけてください。丈夫で長持ち、スタイリッシュな見た目のカジュアルなスニーカーは、あなたの日常にふさわしい相棒になってくれるはずです。
私たちは、履き心地にこだわったオリジナルのハンドメイドスニーカーSPINGLEを作っています。戦前から続く工場を受け継ぎ、伝統的な靴づくりの製法バルカナイズ製法を絶やすことなく受け継いできました。工場向かいの直営店GLOBAL SHOES GALLERYでは、SPINGLEを中心にシューズやバッグを取り揃えています。館内には、ギャラリーとカフェを併設しており、じっくりと靴を選んでいただけることはもちろん、府中のまち歩きの拠点として、旅の途中の足休めとしてもご利用いただける施設です。