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お花スタンプラリー②
豊田市で実施している「お花スタンプラリー」とおススメのランチを、フランス人の豊田市職員が紹介します。
こんにちは!
豊田市役所に勤めているフランス人のアンジーです。
最近は温度が上がり、様々な花が見頃になりましたね。私は、桜が咲くこの季節がくることを楽しみにしていました。豊田市内にあるたくさんのお花見スポットに出かけてきましたので、ご紹介します。
最初に紹介するのは愛知県緑化センターです。桜とユキヤナギが一緒に並んでおり、まるで白い雲のような道を歩いているようでした。広い公園なので、他にもたくさんの花を見ることができます。個人的に特に気に入ったのはモクレンです。緑化センターのウェブサイトで今月の見頃を確認することをおすすめします。
次のスポットは、豊田市の桜の名所の一つ、水源公園です。矢作川の右岸に位置しており、桜がたくさん植えられています。私は二度も行って、平日の雨の日でも多くの人が水源公園の桜を見に来ていました。晴れた日には、いくつものグループがシートを敷いて食べたり話したりしていて、賑やかな雰囲気でした。
日本の花見文化はやはり素晴らしいですね。今年は私の初めての花見で、やっと桜の美しさを実際に見ることができました。桜の咲く時期は短くて残念に思いますが、その儚さもその魅力ですね。
水源公園に行ったら、さくら亭での昼食をおすすめします。水源公園の桜を見下ろすことができるお店です。お店に入ると桜の飾りが迎えてくれ、春の雰囲気に包まれます。料理も花見団子から桜の形をしたお皿まで、すべてに春を感じることができました。
花見ができる窓席も用意されていたので、美味しく贅沢な料理を楽しみながら淡いピンクの桜の風景を観賞できます。
次に、こちらも桜の名所である民芸館の周辺を紹介します。
こちらにも桜がたくさん植えられており、周辺一帯がピンク色に包まれていました。
そして民芸館の北側にある前田公園の頂上まで登ると遠くまで続く桜の景色を見ることができました。
満開の桜とともに矢作川に架かる平戸橋の景色は、はがきのように美しいものでした。
日本にはこんなに多くの桜があることを今まで知らず、桜の季節になり、豊田市のあちこちで桜が咲いているのを見て気づきました。
次に紹介するスポットは、上中のしだれ桃です。旭地区の上中町にあるしだれ桃の群生です。私は、桃は桜よりも鮮やかな色があることが魅力だと思います。遠くから見ると、白、ピンク、濃いピンクの色が混ざって素敵な絵を描いているようです。黄色のレンギョウも植えられており、桃の色と美しい対照になっていました。
最後に紹介するスポットは、古瀬間御嶽神社にあるコバノミツバツツジの群生です。あまり知られていない隠れたスポットですが、ツツジで完全に覆われている周辺一帯の美しさに感動しました。ツツジの色は、ピンクと紫の間の珍しい濃い色で、私はとても気に入りました。どこを見てもその美しい色を楽しむことができます。
花の見頃の時期は種類によって異なりますが、ツーリズムとよたの「お花見スタンプラリー」は5月12日(日)まで続いていますので、花が好きな方はぜひ訪れてみてください!
四季の料理 さくら亭 豊龍閣 https://www.tourismtoyota.jp/foods/detail/209/
私たち「ツーリズムとよた」は、豊田市のものづくり産業や自然環境などの多様な資源を活かしながら地域の観光産業の発展に寄与し、市の公式観光サイトの運営など情報発信を通じて観光まちづくりを推進する団体です。 東海地区で人気の紅葉スポット「香嵐渓」をはじめ、市外から多くの人が来場する東海地区最大規模の「豊田おいでんまつり花火大会」、全国有数の現代美術を展示する「豊田市美術館」。 “クルマのまち”として知られる豊田市ですが、多様な観光資源と魅力的な観光スポットを持ち、一年を通して何度も訪れてほしい魅力あるまちです。 豊田市を観光地としても将来にわたり選ばれるまちとなるよう、私たちは、とよたの魅力を”伝え”、観光資源を”磨き上げ”、観光で地域の発展に”貢献”できるよう活動しています。