旅の準備はじめよう

こんにちは。宮古地域担当のKです。 今回は、昨年7月に田野畑村で行われた「みちのく潮風トレイル全線開通5周年記念&能登半島地震復興応援チャリティーイベント」に参加したレポートです。二日間のツアーの様子をお届けします!
『みちのく潮風トレイル』は、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイルです。その最大の魅力は、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さ。美しい断崖やリアス海岸ならではの風景など見どころが目白押しです。漁村の文化や人とのふれあい、自然が織りなす圧倒的な美しさを楽しみ、潮風を感じながら忘れられない感動が味わえます。
その中でも、今回のツアーのゴールは、日本のロングトレイル第一人者であり、作家でもある加藤則芳さんが、この「鵜の巣断崖」からの景色を見て、三陸沿岸のロングトレイル構想を環境省に提案し、復興後の一大プロジェクトとして「東北太平洋長距離自然歩道(みちのく潮風トレイル)構想」が始まりました。
詳しくは、みちのくトレイルクラブのウェブサイトをご覧ください。
今回のコースは、1000km以上にも及ぶトレイルルートの田野畑村と普代村の約20kmを二日間かけて歩きます。写真たっぷりのレポートですので、ぜひご覧ください。
初日は、震災後元の姿に復旧された机浜の番屋群に集合しスタートです。いきなりの急な登り坂でだんだんと無口になる参加者。しかし、辛い坂を登り切れば、青い空と海と荒々しい断崖の絶景が待っていました!
急な坂を登り切ってさらに進むと、今度は下って砂浜まで降りていきます。
砂浜が見えてきました。
きれいなスカシユリが咲いていました。
この後はしばらく海岸線沿いを歩きます。行き止まりかと思ったらそこには・・・
断崖の岩を貫く、手掘りのトンネルが現れました!ヘッドライトをつけて進みます。
みちのく潮風トレイルの道標が立っています。
手掘りトンネルを抜けると人工物が一切みえない、静かな入り江が出てきます。
二つ目の手掘りトンネルを目指して進みます。まるで恐竜が出てきそうな雰囲気です。
少し広い二つ目の手掘りトンネル。コウモリがぶら下がっています。
トンネルを抜けたら今度は、ハシゴ登りが待ち構えています。
ハシゴを越えると、広い砂浜。太平洋は広くどこまでも続く、雄大な景色です。
海沿いのコースが終わると、再び山の中を進みます。階段を一段ずつゆっくりと登ります。
階段はどんどんと急になり、登ったり降りたりを繰り返します。膝がブルブルと震えてきました。
急な階段を登ったり降りたり・・・ゆっくりと緑の木々を眺めながら進みます。
一番の難所急な傾斜の階段!滑らないよう慎重に!
階段が終わって、目の前にまた海と奇岩の景色が広がります。少し休憩しましょう。
最後の階段!!参加者の皆さん「まだあるの?」と顔を見合わせる。
登り切った先には、海と空の青。癒されます。北山崎展望台からの眺めは、全国観光資源評価「自然資源 海岸・岬の部」で最高ランクの特A級に格付けされた景勝地です。
海沿いを離れ、今度は山の中へ。小さな川の流れに沿って歩きます。川の流れる水音に涼しさを感じます。
海がだいぶ遠くに見えています。ゴールは目前です。
山の中を進むと、突然大きな木の根が行く手に現れました!倒木があったようですが迂回して進みます。この坂を登り切ったところに本日のゴールでもある宿泊先「くろさき荘」が見えてきました。
お疲れ様のバーベキュー!お風呂に入って汗を流してみんなで乾杯です!今日の苦労を皆で話し合いながら冷えたビールと美味しい海鮮バーべキューを食べてエネルギーチャージ。明日に備えて早く寝なければと思うのですが、美味しいビールはとまらない。。。
二日目は、雨の予報でしたが天気は曇りとなりました。昨日の疲れが足にありますが、今日は5㎞と短いコース。そしてハイライトは5つの隧道越えとなります。頑張って歩きます。
今日のコースは東日本大震災の地盤沈下により、干潮かつ波高の低い時にしか歩けないため、みちのく潮風トレイルの本ルートではありません。今回は大潮の干潮時間を狙って「幻のコース」を歩きます。
今日はかなり潮が引いています。波打ち際は歩きやすそうです。
小石の浜もあれば、ごろごろとした岩の浜も。そしてだんだんと日が差してきて天気は回復方向に。
100メートルもの高さの迫力ある断崖直下を進みます。
一つ目の隧道が見えてきました。今回は短い手掘り隧道が5つ連なっています。
幻のコースだけに、わくわくしながら歩き続けます。
穏やかな海岸線沿いを進んで行きます。
次の隧道が遠くに見えてきました。
みひき場隧道に到着です。
岩の間からのぞいた景色が面白いです。
全ての隧道をくぐり抜けて真木沢海岸まで到着しました。
天気が良くなって、青空を見ることが出来ました。
波打ち際の自然歩道を歩き終わって達成感にひたっていたところ、最後に150メートルの高さの坂を一気に登るコースが待ち構えていました。あまりに疲れて、最後の山道はこの木の写真を一枚撮っただけでした。
150メートルを登り切り、鵜の巣断崖展望台でゴール。充実の二日間!「北山崎断崖」と「鵜の巣断崖」のダブル断崖を制覇する「みちのく潮風トレイル」ツアーを無事に歩き終えました。階段が続く北山崎周辺は一人では歩き切る自信が無かったので、今回のツアーを利用してガイドさん、参加者の皆様と一緒に歩けたのが本当に良かったです。
今回歩いたルートについては、以下のリンク先に情報があります。また、体験村たのはたネットワークにお問い合わせいただければ更に詳細な情報が手に入ります。
ぜひ、みちのく潮風トレイルを歩きに岩手県田野畑村を訪れて、冒険の旅を体験してください。
こんにちは!岩手県庁の沿岸地区を担当している岩手県沿岸広域振興局です。北は田野畑村から南は陸前高田市までの沿岸13市町村を担当しています。 2011年3月11日、東日本大震災による巨大な津波がこの地域を襲いました。 甚大な被害を受けましたが、世界中からの支援によって復興のみちのりを歩んでまいりました。 防災教育にも力を入れ、震災遺構や伝承施設も整備されています。ガイドと一緒に歩き、復興の歴史を体験できます。 【北部の名所】 田野畑村には高さ200メートルの断崖が連なる「北山崎」、岩泉町には日本3大鍾乳洞の「龍泉洞」、宮古市には真っ白な石の海岸がさながら浄土のようとうたわれた「浄土ヶ浜」、山田町には穏やかな湾内に浮かぶ大島(おおしま)「通称:オランダ島」と小島(こしま)など、迫力ある絶景が広がります。この地域を楽しむには三陸鉄道がピッタリです。ローカル線に乗ってのんびりと車窓の風景を楽しめます。 【中部の名所】 大槌町には、「ひょうたん島」の愛称で町民に親しまれている「蓬莱島」、 釜石市には現存する日本最古の洋式高炉跡で、 世界遺産に登録されている「橋野鉄鉱山」など 海と山、それぞれを楽しむことができます。 また、この地域は虎舞や鹿子踊りなどの郷土芸能も盛んで、古くから受け継がれてきた伝統を、イベントやお祭りで体感できます。 【南部の名所】 大船渡市には、リアス式海岸の変化に富んだ景観を楽しめる「碁石海岸」、陸前高田市には、津波被害の事実と教訓を発信する「東日本大震災津波伝承館」、住田町には、国内最大級の洞窟内滝を有する鍾乳洞の「滝観洞」など、この地域特有の自然・文化を感じられるスポットがたくさんあります。 雄大な自然がもたらす恵みを楽しみつつ、自然の脅威と共生する知恵と教訓も学ぶことができる地域です。 皆様のお越しをお待ちしております。