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知多の伝統的な祭りとご利益スポット巡り
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四季を彩る知多のおまつり。豪華な山車に楽しい祭囃子、美しい獅子の舞など、地域の人々が大切に育んできた伝統的な文化、歴史、技の継承をぜひご覧ください。 ※ 開催状況は年によって異なる場合があります
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目次
- 1月1日 尾張万歳新春奉納公演
- 1月第2月曜日 開運大日福だるま大祭
- 2月3日 節分豆まき式
- 毎年4月第2日曜日 北粕谷春祭り
- 4月16日に近い日曜日 岡田春まつり
- 4月第2日曜日 日長の御馬頭まつり
- 7月第4土曜日 白山社の祭礼
- 10月第1日曜日 朝倉の梯子獅子
1月1日 尾張万歳新春奉納公演
新年は尾張万歳発祥の地で初笑い
農閑期の出稼ぎ仕事として行われてきた「尾張万歳」は、上方漫才の原点とされる伝統的な祝福芸として知られ、平成8年には、国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。毎年尾張八幡神社では、新しい年のはじまりに、ここ八幡(寺本)で生まれた尾張万歳の新春奉納公演を開催。門付万歳、三曲万歳、御殿万歳が奉納され、新春をお祝いするとともに、家内安全・繁栄を願い、笑いと福を招きます。
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1月第2月曜日 開運大日福だるま大祭
昨年の感謝と今年の幸せをだるまに込めて
「だるま寺」として親しまれている大興寺では、毎年、成人の日に「だるま大祭」が行われています。新しいだるまに右目を入れて1年の家内安全や健康、長寿、志望校合格などを祈願し、その1年後には感謝の気持ちを込めて左目を書き入れ、お焚き上げ供養を行います。境内に山のように集められただるまが一斉に火にかけられ、供養される様子は、これまで見守ってくれただるまに感謝し、新たな気持ちが芽生えることでしょう。
だるまには転んでも起き上がる力があります。夢や願いをだるまに込めて念じてみませんか。
大興寺(だいこうじ)
通称「だるま寺」。成人の日に行われる「だるま大祭」で知られ、参拝者は大小さまざまな「大日福だるま」に願掛けをすることができます。
2月3日 節分豆まき式
華やかな節分衣装で豆まきに参加
「めがね弘法」で有名な大智院の豆まき式は、自分で豆をまく珍しいスタイル。女性は打掛、男性は陣羽織を着て、「福」や「寿」など縁起の良い言葉を書き入れた福升を手に、参拝者ひとりひとりが本堂で豆をまきます(午前8時より受付順に参加/前売券も販売)。毎年、数千人が訪れるこの祭りは、境内に多くの露店も並び、とてもにぎやか。干支の紙飾りや恵比寿大黒・福豆も人気です。
大智院だいちいん(めがね弘法)
その昔、目の不自由な参拝者が身代大師に祈願すると目が治り、代わりに大師の目が傷つきました。以来、その参拝者が残した眼鏡をかけています。
毎年4月第2日曜日 北粕谷春祭り
螺鈿らでんが輝く山車の曳き回し
春の訪れを祝うとともに、五穀豊穣を願い、はやり病を鎮めるために始まったとされる祭りです。まつりの主役は、全国的にも珍しい総螺鈿(らでん)づくりの「花王車」(市指定文化財)。この山車は、文化年間に亀崎西組で建造されたもので、昭和2(1927)年に北粕谷が購入して以来、昭和33(1958)年まで巡行が行われていましたが、青年会解散により祭礼が中止に。平成10(1998)年から春祭りが復活し、街中巡行が行われるようになりました。
祭当日は地区内を巡行し、夜には、山車に提灯が飾られ、幻想的な姿を見せてくれます。
4月16日に近い日曜日 岡田春まつり
大迫力の方向転換「捻廻ねじまわし」が見もの
知多の三大春祭りのひとつ「岡田春まつり」は、岡田の古い街並みの中で行われる山車まつりです。知多市の文化財に指定されている3台の山車「日車」「雨車」「風車」が揃い、男たちが威勢よく山車を方向転換する「捻廻し」が見ものです。
また山車の上で行われる、からくり人形の舞が素晴らしく、とくに「日車」のからくり人形では見事な変身の瞬間には観客から盛大な拍手が沸き起こります。
前日には子どもたちによる提灯行列や太鼓の打ち込みなども開催されます。
4月第2日曜日 日長の御馬頭まつり
華やかな飾馬と引手がお囃子はやしに合わせて練り歩く
御馬頭(おまんと)は、五穀豊穣・雨乞いを祈願する知多一帯で行われてきた祭りです。標具(だし)と呼ばれる「札・御幣」などの作り物を立て、首かぶとや鼻当てなどで飾った馬を神社に奉納します。カラフルな装いの引手、高張提灯やお囃子なども加わり、とても華やかで賑やかな祭りです(市指定無形民俗文化財)。
「日長の御馬頭まつり」は、神社に向かう「道中」、引手が神社神前で受ける「お祓い」、 神社石段下の通りで行われる「献馬奉納」で構成され、献馬の引手は地元の厄年の初老男性がつとめます。
7月第4土曜日 白山社の祭礼
巻藁提灯(まきわらちょうちん)を飾った知多唯一の山車が登場
白山神社の祭礼で公開されるのは、山車全体を漆塗りと金箔で仕上げた、知多半島でもここだけに残るとされる「重箱車(花車)」。津島天王祭の車楽船の飾り付けと同じように、巻藁部分にたくさんの提灯を半円状に飾るスタイルの山車は、今やこの白山神社の山車のみ現存するではないかと言われています。曳くことはできませんが、夜には提灯が灯され、夜空を背景に美しい姿を見ることができます。
10月第1日曜日 朝倉の梯子獅子
高所で舞う獅子のはなれ技にドキドキ!
朝倉の人々を苦しめた獅子(猪)を梯子で退治したところ、翌年は大豊作となったことから、猪の供養と豊作を祈願して始められた祭りと言われています。
獅子頭(カブ)と胴身(ウス)との二人組が、梯子を上り、丸太柱で組み立てられた高さ9メートルあまりのやぐらの上で、はなれ技を披露。約30分間、2人はお囃子に合わせて、まるで曲芸のようにやぐらの上を軽やかに舞います。
本楽は、何組もの獅子の舞が奉納されますが、前日の試楽は夜に行われ、ライトアップの中で幻想的な舞を楽しむことができます。県指定無形民俗文化財。
梅香る佐布里、400年の歴史が息づく岡田、マリンレジャーのメッカ新舞子。 豊かな自然と、のどかな風景が残る知多市を、のんびり歩いて、ゆったりお散歩。 知多市の魅力と出会う、ステキな旅になりますように。