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毎日違うお店に出会える!東京都中野区大和町の「716cafe(なないろカフェ)
東京都中野区大和町にあるカフェ&バー「716cafe(なないろカフェ)」を紹介します。 「毎日色が変わる」がコンセプトの日替わりカフェ。「マルカフェ(水曜日)」のランチプレートは副菜たっぷり。
716cafeとは
オーナーにお話しを伺いました。「2015年にカフェ&バーとしてオープンしました。716cafeの『7』は、一週間の七日間と虹の七色のことです。『毎日色が変わる』、『毎回違う空間に出会える』をコンセプトに、日替わりカフェプロジェクトが2020年からスタートしています」
716cafeのこだわりポイント
暖色の照明と木の温もりが優しい空間。座る場所によって気分も変わります。
カウンター席、2人用と4人用のテーブル席のほか、かわいい小上がり席も。お子さんと一緒でもくつろげますね。
オーナーも生まれたばかりのシーズー犬「デンキ」を抱いていましたが、お店によっては愛犬と一緒に入れます。
水曜日のお店紹介「マルカフェ」
716cafeで一番長くやっているお店は、水曜日の「マルカフェ」。店主の福原 左保子(フクハラ サホコ)さんと、福原さんの母で調理担当の市川 幸枝(イチカワ ユキエ)さんにお話を伺いました。
店主の福原さんの本業は?
イラストレーターが本業の福原さんが制作したグッズも販売しています。ポストカード、アクセサリー、よだれかけなど、実用的でかわいいものばかり。
マルカフェ開業秘話
開業のきっかけは、市川さんが夫と40年近く営んでいた日本料理店の老朽化による閉店。両親の味を残すにはどうしたらよいか考えた福原さんは、常設店ではなくシェアカフェでの開業を思いつき、両親に提案。2021年6月から月1、2回の営業でスタートし、今では毎週水曜日に定着しました。
取材日のランチメニュー
この日のメインはマグロフライ。副菜に、海老とそら豆が乗った手作り落花生豆腐、おから、だし巻き卵、きんぴらごぼうなどがついた色とりどりの一皿。お味噌汁つきのおにぎりセット、ごはんセットにもできます。
おいしさに納得!
和食料理人の市川さんの夫がメインで調理しているとあって、さすがのクオリティ。旬の食材でカラダにいいものを提供することを心がけ、毎週メニューを考えているそうです。
マルカフェの今後
「シェアカフェを足掛かりに実店舗を持ちたい人が多いかもしれませんが、自分たちはこのまま週1日の営業でいいと思っています」と話す福原さん。市川さんも、「毎日営業するのは体力的にも心配ですが、週1日だと営業日を1週間のリズムにできるので、今のペースでやっていきたいです」とのこと。なるほど!人それぞれいろいろな思いがあることを改めて実感。まさに、ダイバーシティ&インクルージョンですね。
716cafeのこれから
最後に、716cafeのオーナーにどんなお店にしていきたいか伺ったところ、「現状維持で」との答えが。「曜日ごとにお店と常連のお客さんが定着してきているので、この流れをこれからも続けていきたい」と話してくれました。
毎日違うお店に出会える素敵な場所「716cafe」。ぜひお立ち寄りください。See you!
716cafe
所在地:中野区大和町3-21-1
アクセス
・西武新宿線「都立家政駅」より徒歩20分
・JR中央線「高円寺駅」北口より徒歩9分
・JR中央線「中野駅」北口より阿佐ヶ谷駅行き関東バス【阿45】「大和町三丁目」下車、徒歩3分
営業時間:お店によって異なるので、ホームページにてご確認ください
定休日:不定休
マルカフェ
営業日:水曜日
営業時間:10時30分から15時30分
中野区は、東京都23区の西部に位置しています。サブカルチャーの「聖地」と呼ばれる「中野ブロードウェイ」が特に有名ですが、それ以外にも歴史ある神社・仏閣やグルメなど、多くの観光資源を有しています。 中野駅周辺で「100年に1度」とも言われる再開発が進み、まちの移り変わりが進む一方、昔ながらの人情味あふれる商店街が賑わっているなど、中野のまちは多様な面を持っています。そんなまちの多様性が、約1.7万人、約120カ国の人が住むというまちの特徴にもつながっています。