東京の離島・神津島への旅。都会の便利さに疲れたあなたにこそオススメしたい!
東京の都心から最短45分、夜発の大型船に飛び乗ればそこはまるで別世界のような景色が目の前に広がります。そんなアクセスの良い離島、神津島への旅は都会の便利さや喧騒にちょっと疲れた…そんなあなたにこそ、ぴったりの旅先。そんな神津島のゆったりとした楽しみ方ご紹介します。
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目次
- 東京の離島・神津島ってどこにあるの?
- 人が少ないから、絶景をひとりじめ
- 船の上は電波が届かないから、余計な情報をシャットアウト
- とっても静か。聞こえるのは、自然界の音だけ。
- 大自然の営みに合わせた生活を知る
- 当たり前の奇跡に気づく、豊かな旅をサポートする。神津島に泊まるなら、「みんなの別荘ファミリア」で決まり。
東京の離島・神津島ってどこにあるの?
神津島(こうづしま)は、東京の離島、伊豆諸島の1つ。東京から飛行機なら45分で到着できる、同じ東京都とは思えない、豊かな自然とユニークな歴史文化が残る島には魅力的なスポットが目白押しです。一方で、スポットを巡るだけでは、本当の意味で神津島を楽しんだ、とはいえないでしょう。都会の便利さや喧騒にちょっと疲れた…そんなあなたにこそ、ゆっくりと楽しんでほしい神津島の一面をご紹介します。
神津島までの行き方は以下記事をご覧ください。
人が少ないから、絶景をひとりじめ
神津島の繁忙期は海水浴シーズンと夏休みが重なる7月後半〜8月中旬ごろまで。その前後の連休以外は比較的移動手段や宿の予約も取りやすく、混み合うことはありません。
一方で、海水浴は9月頃まで楽しめますし、星空のベストシーズンは日が長くなり空気も澄んでくる9月から12月頃まで。春は花の百名山にも選ばれた天上山へのトレッキングやサイクリングなど、楽しめること盛りだくさんです。
人が少ないからこそ、どこへ行っても絶景をひとりじめできます。
ゆっくり写真撮影をするのも楽しいですし、何よりも、時間や人混みを気にすることなく、景色に没頭できるのは、贅沢な時間なのではないでしょうか。
船の上は電波が届かないから、余計な情報をシャットアウト
スマートフォンを持つことが当たり前になり、いつでもどこでも情報が溢れている。
便利になったものの、なんだか窮屈に感じること、目障り、耳障りに感じることはありませんか?
「デジタルデトックス」という言葉が生まれたように、そういったものから少し離れてみる時間も必要なのかもしれません。
神津島への移動の選択肢の1つは片道10時間の船旅。
途中海の上では電波も届きません。(*船内一部ではwifi接続サービスが利用できます)
ゆったりと船の揺れに身を任せてゴロゴロしたり、デッキへ出て日の出を眺めたり、行き交う船を探したりするのも船旅の醍醐味となるでしょう。
とっても静か。聞こえるのは、自然界の音だけ。
特に夜になって気づくことがあります。
それは、あたりがとっても静かだということ。
車のクラクションやサイレンの音が聞こえてくることはなく、人の声もまばら。
耳をすませば、部屋の中にいても波の音や虫の声が聞こえてきます。
夜空を見上げれば、今にも降り注ぎそうな満天の星があり、星の瞬きまで聞こえてきそう。
そんな自然の音しか聞こえない環境で過ごす夜は、なんだかよく眠れるみたい。
朝は鳥のさえずりで目が覚めることも。
そのまま早起きして、早朝の誰もいないビーチを歩いてみたり、釣り人の様子を桟橋まで見にお散歩するのも、とっても気持ちが良いですよ。
大自然の営みに合わせた生活を知る
神津島にはコンビニはありません。
昔ながらの商店があり、朝8時ごろに開店し、夜8時に閉店します。
飲食店もランチ営業とディナー営業の間にはお休みがあり、10時頃には閉店。
島の代表的な産業が漁業のため、海に出て漁をする漁師さんの家庭も多く、一般的なご飯の時間は午後6時前後、9時頃には就寝し、日の出に合わせて操業できるよう深夜に海に出るそうです。
もちろん、天候が悪ければ漁には出られません。
定期船が数日就航できなければ、お店の品も空っぽになっていきます。
島の生活と聞くと、のんびり過ごしているイメージが強いかもしれません。
島に住む人々は、海をよみ、風をよみ、天候に合わせて海の仕事や畑仕事をしているので意外と忙しいのです。
自然が相手のため、自分ではコントロールできないパワーと上手に付き合いながら昔から暮らしています。
暮らしが文化に繋がり、生きるための祈りが神事や風習に色こく残っているのも特徴です。
このようなことは「不便」と感じますか?
もし、これを読んでいるあなたが、人間が自然と共に生きていく上で実は「当たり前」だったことと気づくことができれば、島の旅も楽しくなってくることでしょう。
島の暮らしや文化について、知りたくなったら、神津島の観光アプリ「まるっと!神津島」がおすすめです。
当たり前の奇跡に気づく、豊かな旅をサポートする。神津島に泊まるなら、「みんなの別荘ファミリア」で決まり。
B&Bスタイルの宿「みんなの別荘ファミリア」の1階にはカフェが併設されています。
居心地の良い空間で、お部屋以外でもコーヒーを飲んだり、読書をしながらゆっくり過ごすことができます。
オーナーの私たちは2017年に神津島に移住。実は先ほど紹介した、神津島の観光アプリ「まるっと!神津島」を開発したのも私たちファミリアの2人なんですよ!
都会の良いところも知った上で、この土地を好んでいる経緯や、島に来て初めて気づいたこと、季節によって変わる神津島の魅力など、一緒にお話しできれば嬉しいです。
合同会社FamiliAは、神津島で「みんなの別荘ファミリア」を営みながら、地域の魅力を伝え、文化を残すため、宿の領域を超えた活動をしています。 2024年1月には、神津島の観光アプリ【まるっと!神津島】をリリース! 旅マエから島のことがよくわかる<神津島すごろく>と現地を訪れた人だけが体験できる<ドラマチック音声ガイド>2つの機能を持つ全く新しい観光体験をアプリで提供します。もちろん、このアプリは英語対応。日本だけでなく、海外のお客様にも神津島の本当の良さを知ってもらい、島の人と仲良くなるきっかけづくりを目指しています。