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~十五夜~ 記念日の宿「源氏香」と南知多の和菓子屋「紅月軒」コラボ!
記念日の宿として知られる愛知県南知多温泉郷「源氏香」と、各賞を受賞している和菓子屋「紅月軒」が、十五夜のお団子をコラボしました。
十五夜とは
おおよそ9月中旬にある十五夜は、平安時代から続く日本の伝統的な行事で、秋の美しい月を愛でる文化が根付いています。平安時代の貴族たちは、十五夜に「月見の宴」を開き、詩を詠み、音楽を奏でながら月を眺める風習を楽しみました。特に、満月の美しさを讃えながら自然との調和を尊ぶ心が大切にされていました。
この風習は、農業と深く結びついており、十五夜は収穫感謝の意味も持っています。すすきや団子を供えて豊作を祈り、月を神聖な存在として崇拝しました。現在でも、家庭で団子や果物を供えて月見を楽しむ風習が残っています。
源氏香と紅月軒(こうげつけん)のコラボ和菓子
源氏香では、今年の十五夜にあたる17日と、その前の3日間に、宿泊されたお客様に、地元の和菓子屋「紅月軒」の月見団子をふるまいました。ひとつはシンプルな団子でお好みで黒蜜をかけて、もうひとつはそのままでおいしい黒糖の味で御用意しました。お客様には、夕食後にフロントラウンジでお渡ししました。ここからゆっくり月を眺めながらお団子をいただいてほしいという気持ちからです。
紅月軒(こうげつけん)とは
紅月軒とは、愛知県南知多にある和菓子屋です。第19回全国菓子大博覧会『名誉大賞 』受賞しています。源氏香ではウエルカムスイーツとして、西尾の抹茶とともに、紅月軒の「なぎさ餅」というとてもやわらかいお餅を御用意しています。また、夏にはこちらのお店でかき氷も楽しめます。ボリュームたっぷりの氷になぎさ餅が埋め込まれていてとても美味しいです。南知多にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
薫りのもてなし優美を偲ばせる 香のもつ奥深く静謐な世界をとおして、 源氏物語の頃の優美を偲ばせる旅館、源氏香。 当旅館は、日本初の香りがテーマの和風旅苑です。 忘れかけた心の平安を呼び覚ます―。 お部屋や館内の至る所で、お香の心地よさを随所に感じていただけます。