旅の準備はじめよう
オンライン通訳とは?おすすめのサービス7選や料金相場、選び方を解説
日本企業のグローバル化が進む中で問題となっているのは、言語の壁です。翻訳ツールの普及により、簡単なコミュニケーションは可能になりました。しかし、海外企業へのプレゼンや契約、専門的な議論を進める際には、通訳による正確なサポートが必要です。 そこで注目されているのが、遠隔から通訳をしてくれるオンライン通訳です。今回は、さまざまなオンライン通訳サービスの中からおすすめの7選や料金相場、選び方などを解説していきます。
オンライン通訳(リモート通訳)とは?
オンライン通訳とは、インターネットを通じて遠隔からリアルタイムで通訳するサービスのことです。リモート通訳やテレビ電話型通訳とも呼ばれています。
オンライン通訳は、ビジネスにおけるさまざまなシーンで利用されています。具体的には、以下の通りです。
- 海外企業との商談
- 海外拠点や外国人従業員との会議
- 外国人従業員向けの研修やセミナー
- 外国人に向けた展示会
また、医療現場や法的な手続きの場など、専門性の高い分野でも活用されており、正確なコミュニケーションをサポートする重要な手段となっています。
オンライン通訳のメリット
オンライン通訳には、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
円滑なコミュニケーションが図れる
オンライン通訳を活用することで、相手と円滑なコミュニケーションを図ることが可能です。これは、通訳者が双方の母国語にリアルタイムで通訳するため、相手の伝えたいことを正確に理解できるからです。
ビジネスシーンでは、翻訳ツールもよく利用されています。翻訳ツールは準備すればいつでも使えるため便利ですが、相手の意図を汲み取ることや専門的な内容を訳すことが難しい場合があります。
また、翻訳アプリを使用しながら商談や会議を進めると、やり取りのテンポが遅れてしまうことが欠点です。一方で、通訳者を介したコミュニケーションであれば、会話のテンポが保たれるため、商談や会議をスムーズに進めることができます。
スポット利用できる
オンライン通訳は、スポット利用できることもメリットです。現場での通訳を依頼する場合、多くの通訳会社では半日もしくは1日単位での契約が一般的です。
対して、オンライン通訳であれば1時間単位、サービスによっては1分単位で利用できるため、気軽に依頼することができます。突発的に生じる海外拠点との会議や、外国人従業員との面談にも対応できるため、効率的に通訳サービスを利用することが可能です。
コストを削減できる
オンライン通訳は現場での通訳に比べて、コストを抑えることができます。対面での通訳の場合、通訳者の交通費や宿泊費などが発生しますが、オンライン通訳ではこれらのコストがかかりません。
加えて、1時間や1分単位で依頼できるため、実際に通訳を利用した分だけ料金が発生します。これらの理由から、オンライン通訳はコスト削減にもつながります。
オンライン通訳のデメリット
一方で、オンライン通訳には、接続が不安的になると聞こえづらくなるリスクがあります。ただし、これはオンライン会議のリスクであり、通訳者の有無に関わらず生じるため、オンライン通訳特有のデメリットとはいいにくいです。
もし重要な会議を実施する際に音声トラブルを避けたいのであれば、オンライン通訳ではなく、通訳者にも現場に来てもらうのがおすすめです。
おすすめのオンライン通訳サービス・会社7選
近年注目されているオンライン通訳は、数多くのサービスが登場しています。その中からおすすめのオンライン通訳サービス・会社を7つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①Oyraa(オイラ)
Oyraaは、いつでもどこでも、1分単位で通訳者を手配できる通訳サービスです。経験豊富な通訳者をご用意しており、153の言語、121の分野に対応可能です。ちなみに、通訳者は対応言語や専門分野、実績や口コミを確認した上で自分で選ぶことができます。
Oyraaの特徴は、三者間通話機能です。これはOyraa独自のサービスであり、通訳者を入れて国内外へ電話をかけられるというものです。これにより、海外企業との契約内容の確認など、ちょっとした要件でも気軽に通訳を利用できます。
また、会議や商談に向けて、通訳者を事前に予約することも可能です。会議に向けた事前の確認をチャットで行えるため、万全な状態で当日を迎えられます。
サービス名・会社名:Oyraa
料金プラン:1分単位:約150円(通訳者によって変動)
特徴:
・三者間通話機能
・自分で通訳者を選べる
・24時間オンデマンド
・1分単位でのお支払い
・153言語、121分野に対応
ホームページ:https://www.oyraa.com/ja
②みえる通訳
みえる通訳も、オンライン会議・商談の通訳サービスを行っています。13の言語に対応しており、時間は60分と90分のどちらかを選ぶ形式です。
会議資料の翻訳を依頼する場合は、5営業日前までに申し込みをすれば、有料で対応してくれます。
サービス名・会社名:みえる通訳
料金プラン:
・60分:15,000円(税抜)
・90分:20,000円(税抜)
・延長は15分毎に4,500円(税抜)
特徴:
・13言語に対応
・日本時間9:00〜18:00にて対応
・会議資料の翻訳サービスあり(有料)
ホームページ:https://www.mieru-tsuyaku.jp/onlinemtg/
③予訳
予訳は、オンライン会議に参加する通訳者を見つけられるサービスです。通訳者一覧の中から、実績や専門分野を確認した上で通訳者を選べます。
予訳を利用するには、チケットの購入が必要です。チケットは必要な分だけ購入する「スポットプラン」と毎月定額で購入できる「月額お得プラン」の2種類があります。
サービス名・会社名:予訳
料金プラン:30分単位:3,000〜10,000円(税抜)
特徴
・自分で通訳者を選べる
・プランは2種類
・30分単位で利用可能
ホームページ:https://www.yoyaq.org/
④OCiETe(オシエテ)
OCiETeは、1時間単位で利用できるオンライン通訳サービスです。OCiETeに登録すると、マイページから通訳者の経歴や実績を閲覧し、依頼することができます。
料金は1時間あたり25,000円〜(税抜)です。定期的に利用する企業に向けて、10時間・30時間パックも用意しています。
サービス名・会社名:OCiETe(オシエテ)
料金プラン:1時間単位:25,000円〜(税抜)
特徴:
・自分で通訳者を選べる
・1時間単位で利用可能
ホームページ:https://ociete.jp/
⑤日本コンベンションサービス
日本コンベンションサービスは、年間5,000件以上のオンライン通訳実績がある通訳会社です。経営会議や政府会合レベルの実績も多数あります。
料金は通訳者のレベルや拘束時間によって異なるため、問い合わせが必要です。目安として、2〜3時間の社内会議における通訳を依頼する場合は、約7万円から(通訳者は別途)の費用がかかります。
サービス名・会社名:日本コンベンションサービス
料金プラン:要問い合わせ
特徴:経営会議や政府会合での実績あり
ホームページ:https://www.convention.co.jp/lp/interpreting-online
⑥K’sインターナショナル株式会社
K’sインターナショナル株式会社は、会議通訳を強みとしている通訳会社です。対応言語は英語やベトナム語など35言語、1時間単位で依頼することが可能です。
サービス名・会社名:K’sインターナショナル株式会社
料金プラン:
<同時通訳>
1時間:35,000円~(税抜)※1名分の料金
<逐次通訳>
2時間:37,600円~(税抜)
特徴:
・35言語に対応可能
・1時間単位で利用可能
ホームページ:https://ks-inter.jp/interpreter/remote/
ブレインウッズ株式会社
ブレインウッズ株式会社は、リモート環境でも逐次通訳と同時通訳が可能な通訳会社です。お客様専任のコーディネーターが付き、ニーズに沿った最適なプランを提案してくれます。
料金は問い合わせが必要ですが、ホームページを参照すると、半日×2日同時通訳を依頼する場合の料金は280,000円〜(税別)です。なお、初回のお取引時の最低受注料金は、55,000 円(税込)となっています。
サービス名・会社名:ブレインウッズ株式会社
料金プラン:要問い合わせ
特徴:
・逐次通訳と同時通訳に対応
・専任のコーディネーターがつく
ホームページ:https://www.brainwoods.com/interpretation/
オンライン通訳の料金相場
オンライン通訳の料金相場は、以下の通りです。
時間:料金
1時間:6,000〜35,000円
半日(4時間以内):20,000〜100,000円
1日(8時間以内):30,000〜180,000円
料金に幅があるのは、逐次通訳と同時通訳で料金が大きく異なるためです。なお、1分単位や30分単位で利用できる通訳サービスを利用することで、必要な時間だけ利用でき、無駄なコストを抑えることができます。
※参考:通訳の料金相場|種類や通訳者レベル、利用シーン、言語など項目別に紹介!
オンライン通訳サービスの選び方
最後に、オンライン通訳サービスの選び方を解説していきます。
必要な言語・分野に対応しているか
まずは、必要な言語・分野に対応しているかを確認することが重要です。英語や中国語であればどの通訳サービスでも対応していますが、希少言語だと対応していないことがあるためです。
Oyraaであれば153言語に対応しているので、安心して依頼することができます。また、121分野に対応しており、専門性の高い分野であっても対応可能です。
通訳者の実績やレベルが十分か
オンライン通訳サービスを選ぶときには、通訳者の実績やレベルが十分であるかも確認しましょう。可能であれば、通訳者の経歴や実績、口コミを確認した上で、自分で選べるサービスであると安心です。
「Oyraa」や「予訳」などの通訳サービスであれば、通訳者に関する情報をチェックした上で、自分で選ぶことができます。
手軽に利用できるか
通訳サービスを選ぶ際、手軽さも欠かせないポイントです。Oyraaであれば、1分単位で通訳を依頼できる、必要なときにすぐに利用できるなどの特徴があり、手軽に利用できます。
急な海外拠点との会議や、外国人従業員との面談でも通訳者を手配できるので、さまざまなシーンで重宝するでしょう。
オンライン通訳なら「Oyraa」がおすすめ!
この記事では、オンライン通訳(リモート通訳)とは何かを紹介した上で、おすすめのサービス7選や料金相場、選び方などを解説しました。
さまざまなオンライン通訳サービスが登場していますが、使いやすさの観点ではOyraaがおすすめです。1分単位で利用できる、通訳者を選べる、即時利用も予約利用も可などの特徴があるOyraaをまずは試してみてはいかがでしょうか。
Oyraaは、人間による通訳を誰もが簡単に安価に利用することができるスマホアプリです。24時間365日いつでも予約不要でプロの通訳者を呼び出し1分単位で利用することができます。153言語2,700名の通訳者が登録しており、英語や中国語以外の言語でも対応可能。利用料金は使った分だけ、1分1USD程度とリーズナブルな価格設定です。また、アプリ通話のためSIMは不要で通話料金も無料。対面の会話・電話での会話のどちらにでも通訳者を加えることができます。