【京都府綾部市】京都から列車で70分!日本のファーストフード「おにぎり」が美味しい町
世界的に人気の日本食の中でも、一番シンプルな料理「おにぎり」。「おにぎり」は日本人にとっては最もよく食べるファーストフードであり、コンビニエンスストアでも売っています。「おにぎり」は日本の美味しいお米をダイレクトに味わうことができます。京都府の中部にある綾部市では、綾部市で採れたお米の「おにぎり」をいろいろなお店で味わえる他、おにぎりづくりが体験できる宿もあります。
京都から70分で広がる、京都府綾部市の里山風景
京都府のほぼ中央に位置する綾部市は、JR京都駅から綾部駅まで特急列車に乗って約70分で行くことができます。
綾部駅周辺は日本の製糸産業を支えてきたグンゼ株式会社の本社があり、「あやべグンゼスクエア」にはグンゼの歴史を伝える「グンゼ博物苑」があります。また、バラ園や特産物を販売するショップがあり、綾部を代表する観光スポットとなっています。
中心部から少し離れると、美しい自然環境や豊かな里山・田園風景を見ることができます。日本の典型的な農村の暮らしが営まれており、米や野菜、お茶、栗など、様々な農産物が作られています。
京都駅から綾部市への電車でのアクセス
JR京都駅から綾部駅までは、特急きのさき号、または特急はしだて号で約70分です。
JR大阪駅からは新快速電車でJR京都駅まで行き、京都駅から山陰本線に乗り換えて、特急に乗りましょう。
綾部市までの車でのアクセス
京都方面からは、京都縦貫自動車道「沓掛IC」から「京丹波わちIC」で下車し、国道27号を利用します。所要時間は約1時間20分です。
大阪方面からは、中国自動車道「吉川JCT」から舞鶴若狭自動車道を経由して「綾部IC」で下車。所要時間は約1時間40分です。
おにぎりが日本人に人気の理由(日本古来のファーストフード)
「おにぎり」は日本のライス・ボールのことです。「おにぎり」は日本語で「握って作られた」という意味があります。そのため、「おむすび」や「にぎりめし」とも呼びます。
「おにぎり」は最もシンプルな調理法で作られるため、日本の美味しいお米を味わうのに最適な料理だといえます。味付けの基本は塩で、水で濡らした手に塩をふり、炊きたてのお米を握ります。丸く握ったり、三角や長方形の形に握るおにぎりもあります。塩だけで握られた「おにぎり」を「塩むすび」と言い、一番お米の甘みを感じることができます。
場合によっては、お米の中に、梅干しや昆布などの具を入れたり、握ったおにぎりに海苔をまくこともあります。具の中身は鮭や明太子、鰹節などが代表的です。その他にもお肉を入れたり、様々なバリエーションがあります。
ご飯があればすぐに作れるおにぎりは、少しお腹が空いた時にもお腹を満たすことができるファーストフードとして、昔から誰もが食べてきました。
日本人は母親が握った「おにぎり」を子どもの頃から食べてきました。母親が作る「おにぎり」の味は誰にとっても格別であり、日本人のソウルフードと言えます。
綾部のお米が美味しい理由
綾部市は昔から米作りが盛んで、美味しいお米作りにとって最適な環境が整っています。市内には綺麗な川が流れ、空気も澄んでおり、肥沃な土壌が美味しいお米を育みます。
また、この地域は朝夕の気温差が激しく、こうした気候も美味しいお米が獲れる要因です。
そして、綾部の農家さんが丹精込めて作るから、どこにも負けない美味しいお米になるのでしょう。
美味しいお米を食べるなら「おにぎり」にするのが一番!米、具材、握り方はもちろんのこと、食べる場所、風景、食卓を囲む人の顔など、様々な要素が絡み合うことで、「おにぎり」には一期一会の物語が生まれます。
どうして綾部むすびはおいしいの?
綾部で獲れたお米を使い、綾部の料理人が愛情を込めて握る「おにぎり」を「綾部むすび」と呼び、いろいろなお店で味わうことができます。
お店ごとに具材は様々で、その季節ごとの具材を使った「綾部むすび」が楽しめます。コンビニエンスストアの「おにぎり」とは一味違った、日本の伝統的な「おにぎり」を味わうことができます。綾部の風土に精通した料理人が、その時々にマッチした具材を選び、一つひとつに腕をふるいます。
8月下旬から9月頃にかけて、お米の収穫が行われるので、秋は新米が食べられる季節でもあります。新米は新鮮なので、お米のつやや風味、香りが違い、秋は最もお米の美味しい時期。日本人のほとんどが新米を待ちわびており、ぜひこの時期にお米を食べることをおすすめします。
また、食べるだけでは物足りないという方には、自分で「おにぎり」を握れる体験もできます。「綾部むすび」を通じた出会いを求めて、「おにぎり」の食べ比べはいかがですか!
綾部むすびが食べられるお店
綾部市内の和食料理店、居酒屋、レストランなどで、「綾部むすび」を提供しています。地元の食材を具材に使った「おにぎり」など、お店ごとの特徴を出した「おにぎり」が味わえます
おにぎり作りが体験できる宿
「おにぎり」を自分で作ってみたい方は、綾部市内の宿で「おにぎり作り体験」ができます。「おにぎり作り体験」ができる宿では、日本の農家体験ができる宿もあります。日本人で「おにぎり」を作ったことのない人はほとんどいないでしょう。あなたも日本のソウルフードを作ってみませんか!
美味しい綾部産米が買える農家
美味しい綾部のお米をお土産に持って帰るのはいかがですか?農家の方が愛情を込めて作ったお米を直接買うこともできます。
綾部市の観光スポット5選
綾部市のおすすめの観光スポットをご紹介します。美味しい「おにぎり」を食べた後は、綾部の魅力あるスポットを巡りましょう。
1.あやべグンゼスクエア
「あやべ特産館」「グンゼ博物苑」「綾部バラ園」からなる綾部市の都市交流拠点エリア。グンゼの企業文化やバラの香りに触れ、観光情報を入手したり、農産物や特産品などのお土産を購入できる「新しい出会いの空間」です。
2.あやべ温泉
温泉成分が豊富で素晴らしい効能を誇る天然温泉で、「美肌の湯」とも呼ばれています。大自然を肌で感じながら静かな時間をゆったりと過ごすことができます。また、地元の食材を使った料理を楽しめるレストランもあります。
3.二王公園
豊かな自然を満喫しながら、フリーサイトでゆったりキャンプやBBQが楽しめます。テントやBBQセットなどキャンプ用品のレンタルもあります。また、グラウンドゴルフを楽しむこともできます。
4.黒谷和紙会館
京都府指定無形文化財である伝統工芸・黒谷和紙。800年の歴史を持ち、昔ながらの製法を守る全国でも数少ない手漉き和紙として知られる黒谷和紙は、丈夫で長持ちするのが特長で、文化財の修復にも使用されています。はがき漉き体験のほか、工房や展示場の見学、和紙工芸品の購入などができます(体験は、4名以上から受付。一週間以上前に要予約)。
5.私市円山古墳公園
私市円山古墳は大型の円墳で、墳丘の規模は全長81m・高さ10mあり、京都府内では最大規模のものです。約1,600年前に築かれたこの大規模な古墳は、由良川中流域のシンボルとなっています。出土した甲冑や勾玉などは、綾部市資料館に展示されています。
※掲載している写真の一部は、綾部観光地域づくり推進委員会・綾部市観光協会より提供されています。
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