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函館観光モデルコース(2泊3日・1泊2日・半日)!グルメや温泉も満喫
函館観光のモデルコースを、2泊3日・1泊2日・半日の3種類に分けて紹介しています。移動時間の目安も記載しているので、旅行の計画を立てるときの参考にしてください。函館観光でぜひ訪れたい定番のスポットやおすすめのスポットを取り上げています。
魅力的な建造物にグルメ!函館観光のモデルコースを紹介
異国情緒漂う街並みや美しい夜景、新鮮な海の幸などが楽しめる函館は、魅力いっぱいの街です。
そんな函館を観光で訪れる人におすすめのモデルコースを紹介します。ゆっくり2泊3日滞在する人から半日だけ立ち寄る人まで、ぴったりのプランが見つかるはずです!
目次
▼魅力的な建造物にグルメ!函館観光のモデルコースを紹介
▼【2泊3日】大自然や温泉・有名スポットで函館を遊びつくすモデルコース
▼【1泊2日】美しい建造物を満喫できる大人のモデルコース
▼【半日】車なしでOK!バス・市電で王道名所を巡るコース
▼函館観光(半日・1泊2日・2泊3日)をモデルコースで満喫しよう
【2泊3日】大自然や温泉・有名スポットで函館を遊びつくすモデルコース
函館は見どころが多いため、観光での滞在は2泊3日ほどでゆっくりと回るのがおすすめ。そこで、函館を2泊3日で満喫するモデルコースを紹介します。2日目の旅程は、レンタカーなどがあると便利です。
1日目午後:元町エリア
Picture courtesy of 写真AC
元町エリアは、歴史的な建築物とその街並みを楽しめる、函館観光の定番スポット。函館駅前から元町地区のある末広町までは、市電で約9分です。
元町エリアには、ペリー提督来航記念碑や函館市旧イギリス領事館、旧函館区公会堂、函館ハリストス正教会など、多数の観光スポットがあります。
周囲を散策してちょっと疲れたら、元町公園でひと休みするのがおすすめ。都市公園として整備された洋風の公園で、函館港を一望できます。
元町エリア散策の所要時間は、約2時間です。
1日目夜:函館山ロープウェイ
Picture courtesy of 写真AC
1日目の夜は、美しい夜景が楽しめる函館山ロープウェイに行ってみましょう。函館駅からは市電で約25分、旧函館区公会堂からは徒歩約10分です。
ロープウェイは15分間隔(通常時)で運行しており、山頂まで約3分で到着します。山頂には、夜景を一望できるレストランやティーラウンジがあります。
レストランでは、窓側席の12テーブルのうち、1日限定3組のみロープウェイ付きコース料理の予約が可能です。
【函館山ロープウェイ】
住所:函館市元町19-7
営業時間:4月20日〜9月30日10:00〜22:00、10月1日〜4月19日10:00〜21:00
公式HP:https://334.co.jp/
函館の夜景を満喫したら、函館駅周辺で宿泊するのがおすすめです。
2日目午前:大沼国定公園
Picture courtesy of 写真AC
大沼国定公園は、四季折々の風景や自然の生き物に出会える美しい公園です。
夏はカヌーやサイクリング、冬はスノーシューやわかさぎ釣りなど、さまざまなアクティビティに挑戦できます。
函館駅からは車で約40分(普通列車では約50分)です。
大沼湖には大小126もの小島が浮かんでいて、遊歩道で島めぐりを楽しめます。公園のシンボルである活火山の駒ヶ岳と、静かな湖沼の眺めが見事です。
【大沼国定公園】
住所:北海道亀田郡七飯町
公式HP:http://onumakouen.com/
2日目午後:函館牛乳 あいす118
Picture courtesy of 函館牛乳 あいす118
「函館牛乳 あいす118」は、函館牛乳の工場敷地内にあるお店。搾りたての新鮮な牛乳を使ったソフトクリーム、チーズなどの乳製品の直売があります。
大沼国定公園からは車で約30分、函館駅からは車で約30分です。
ソフトクリームやサンデー、パフェなど牛乳をたっぷり使ったメニューがたくさんあるので、観光で小腹が空いたときにぴったり。バター作り体験も可能です(要予約)。
【函館牛乳 あいす118】
住所:函館牛乳 あいす118
営業時間:月〜土9:00〜16:00(時期により異なる)
定休日:水曜日(4月〜11月は無休)
公式HP:https://www.e-milk.co.jp/ice118/
2日目午後:金森赤レンガ倉庫
Picture courtesy of 写真AC
金森赤レンガ倉庫は、函館ベイエリアのランドマーク。ショッピング施設や多目的ホールなど4つの施設があり、イベント・グルメ・ショッピングを楽しめます。
函館駅からは、市電で約5分です。
港町の岸壁に赤レンガ倉庫が並ぶ景観は、レトロでおしゃれな雰囲気。夜は建物がライトアップされ、ロマンチックな風情が漂います。
函館港内を15分で1周するベイクルーズもあります(大人2,000円)。
【金森赤レンガ倉庫】
住所:北海道函館市末広町14-12
営業時間:9:30〜19:00(物販店)
公式HP:https://hakodate-kanemori.com/
金森赤レンガ倉庫は、後ほど1泊2日のコースでも紹介しますが、王道のスポットなので2泊3日のコースでもおすすめ。宿泊は函館駅周辺のエリアが便利です。
3日目午前:函館市熱帯植物園
Picture courtesy of 写真AC
函館市熱帯植物園は、南国の珍しい植物がたくさんあり、常夏気分を味わえる植物園。函館駅前からは、市電で約25分(車の場合は約15分)です。
園内では、四季により異なる色とりどりの植物や、サルがたくさんいるサル山、南国の植物が展示された温室などを楽しめます。入園者が利用できる足湯もあり、旅の疲れを癒すのにぴったり。冬季は専用の温泉につかるサルの姿も見られます。
【函館市熱帯植物園】
住所:北海道函館市湯川町3-1-15
営業時間:4月〜10月9:30〜18:00、11月〜3月9:30〜16:30
定休日:12月29日〜1月1日
公式HP:https://hako-eco.com/
3日目午後:湯の川温泉
Photo by Pixta
湯の川温泉は、北海道の三大温泉郷のひとつに数えられる名湯。函館空港からは車で約5分、函館市熱帯植物園からは車で約2分、電車なら新函館北斗駅から最短で約45分です。
湯の川温泉は市街地から近いので、最終日に訪れてものんびり過ごせます。日帰り温泉施設が多数あり、気軽に入浴できるのが魅力です。
【湯の川温泉】
住所:北海道函館市湯川町2丁目7-6
営業時間:施設により異なる
定休日:施設により異なる
公式HP:https://hakodate-yunokawa.jp/
【1泊2日】美しい建造物を満喫できる大人のモデルコース
1泊2日でも、効率良く回れば歴史ある建造物や美しい夜景などを十分に楽しめます。
1日目午前:函館ハリストス正教会
Picture courtesy of 写真AC
函館ハリストス正教会は、日本初のロシア正教会聖堂です。
漆喰(しっくい)塗り仕上げの白い壁と、銅板を使った緑の屋根が美しく、函館を代表する建物のひとつに挙げられます。
函館駅前からは、市電と徒歩で約15分です。
教会の鐘の音は独特で、日本の音風景100選に選ばれています。お祈りの初めと終わりに鳴らされるので、タイミングが良ければぜひ耳を傾けてみましょう。
【函館ハリストス正教会】
住所:北海道函館市元町3-13
営業時間:平日10:00〜17:00、土曜10:00〜16:00、 日曜13:00〜16:00
※冬期(12月26日〜3月中旬)はお祈り以外の聖堂拝観が休止
公式HP:https://www.orthodox-hakodate.jp/
1日目午後:はこだて明治館
Picture courtesy of 写真AC
昼食は、ブランコ席もあるレトロな店内が楽しいラッキーピエロ ベイエリア本店がおすすめ。函館を代表するハンバーガー店で、チャイニーズチキンバーガーがとても人気です。
【ラッキーピエロ ベイエリア本店】
公式HP:https://luckypierrot.jp/
1日目午後におすすめのはこだて明治館は、ラッキーピエロ ベイエリア本店からは徒歩約6分。北海道の民芸品や硝子製品、オルゴールなどを購入できるショッピングモールです。
手作りオルゴールやサンドブラスト体験なども楽しめます。
【はこだて明治館】
住所:函館市豊川町11番17号
営業時間:9:30〜18:00
定休日:水曜日・第2木曜
公式HP:https://www.hakodate-factory.com/meijikan/
1日目の夜は、函館駅周辺のエリアで宿泊すると翌日の移動がスムーズです。
2日目午前:トラピスチヌ修道院
Picture courtesy of 写真AC
2日目の朝食は、函館駅すぐそばの函館朝市などがおすすめ。その後は、函館駅からバスで約35分+徒歩約10分のトラピスチヌ修道院に足を運んでみましょう。
トラピスチヌ修道院では、前庭や売店、併設の資料室の見学が可能です。施設で作られているマダレナケーキやクッキーは、お土産に人気です。
【トラピスチヌ修道院】
住所:北海道函館市上湯川町346
営業時間:9:00〜11:30 、14:00〜16:30
公式HP:http://www.ocso-tenshien.jp/
2日目午後:旧函館区公会堂
Picture courtesy of 写真AC
1910年に建てられた旧函館区公会堂は、洋風建築の代表的建物で重要文化財に指定されています。
函館駅から、市電で約9分+徒歩約3分(トラピスチヌ修道院からはバスと市電を乗り継いで約1時間)です。
旧函館区公会堂では明治時代の調度品がそのまま飾られていて、時代の変遷を感じられます。
館内にある「函館ハイカラ衣裳館」では、明治の雰囲気が漂うドレスや袴などをレンタルして写真撮影ができます。
【旧函館区公会堂】
住所:北海道函館市元町11番13号
営業時間:
(4月1日〜10月31日)火〜金9:00〜18:00 、土〜月9:00〜19:00
(11月1日〜3月31日)9:00〜17:00
定休日:12月31日〜1月3日
公式HP:https://hakodate-kokaido.jp/
2日目夜:函館山ロープウェイ
函館山ロープウェイは王道のスポットなので、1泊2日のコースでもぜひ押さえておきたいところ。世界三大夜景にも数えられる美しい夜景をゆっくりと堪能しましょう。
【半日】車なしでOK!バス・市電で王道名所を巡るコース
最後に、午後からの半日で函館観光をさっと楽しむモデルコースを紹介します。
時間が限られていても、異国情緒や歴史を感じられるスポットを回り、見晴らしの良い場所から函館の景色を眺めれば、函館の魅力を十分に実感できます。
まずは、2泊3日のコースでも紹介した定番の「金森赤レンガ倉庫」で、異国情緒あふれるレトロな雰囲気を楽しみましょう。
次に、日本初の西洋式の城郭「五稜郭タワー」に移動します。
五稜郭タワーへは函館バス「函館駅前」をスタートし、「五稜郭公園入口」で下車後、徒歩約5分(金森赤レンガ倉庫からは、函館バスで約45分)です。
地上90メートルの高さの展望台からは、函館山や津軽海峡、横津連峰の山並みを一望できます。
【五稜郭タワー】
住所:北海道函館市五稜郭町43-9
営業時間:9:00〜18:00
公式HP:https://www.goryokaku-tower.co.jp/
函館観光(半日・1泊2日・2泊3日)をモデルコースで満喫しよう
函館を観光するときは、モデルコースを参考にすれば定番のスポットを押さえながら効率良く回れます。この記事を参考にしながら、函館に滞在する期間に合わせてオリジナルの旅行計画を立ててみてください。
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Main image courtesy of 写真AC
Written by Cakutama editorial team"