渋谷・原宿だけじゃない!日本のスニーカー文化を体感できる atmos 千駄ヶ谷店

日本のスニーカーシーンを牽引してきたatmosは今年で25周年を迎えます。そんなatmosが、寺小屋をコンセプトにした、atmos千駄ヶ谷点をリニューアルオープン。1階にはカフェが併設し、コミュニティを重んじた店内設計も特徴です。
atmosとは

日本のスニーカーシーンを牽引してきたatmos。
創業は、1997年と国内のスニーカー人気が高まっていた頃。
当時のスニーカーシーンを知る人も、今スニーカーに興味を持った人もatmosという名前を耳にしたことがあるでしょう。(語源は大気を意味するatmosphereより)
2000年にatomosとしてお店を構えて以来、今年で25年目を迎えます。
これからも日本のスニーカーシーン、引いては世界にスニーカー文化を届けるべく邁進。国内では現在31店舗、海外では12店舗を運営。
A.T.A.DやTOKYO23など、ファンには堪らないコンセプトストアも展開中。
atmosについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
国内から世界へ向けたatmos千駄ヶ谷
昨年大幅なリニューアルを遂げたatmos千駄ヶ谷店。
これまでにないスニーカーブティックであることを目指し、日本から世界に引けを取らないショップへ進化を遂げました。
コンセプトは寺小屋
atmosやスニーカーを語る上で欠かせない”歴史”。
ある人は「未来は過去にある」というように、歴史に学ぶことは多いです。
その歴史を後世に残していくのもatmosの使命であり、スニーカーの歴史と未来を伝達していくべく、江戸時代に栄えた「寺小屋」にフォーカス。
元々は子供達に読み書きや計算を教える場所として普及したように、スニーカーに足を通すことはもちろん、アパレルショーやトークショーを交えて新しい”体験”を提供します。
コミュニティを重んじた店内設計

スニーカーの歴史は、多くの”人”によって紡がれたと言っても過言ではありません。
『スニーカー』を共通言語に、そこに集った人たちが語り合い、コミュニティを形成することでスニーカー文化が定着していきました。
人と人の繋がりはカルチャー発展において非常に重要であり、2フロアから成るatmos千駄ヶ谷店の特徴を最大限活かしたショップとなっています。
1階にはカフェ。2階にはトークショーやイベントを行える可変性のある空間を展開。
コーヒーとドーナツが味わえる異色なスニーカーブティック

まるで茶室のような間が広がる1階。
カフェコーナーには「LATTEST」と 「The Little BAKERY Tokyo」を設置し、スニーカーを眺めながらコーヒーとドーナツを味わっていただけます。
外観に次ぐショップの顔とも成る異色の空間は広々としており、お客様同士の会話が弾むことも。
コンセプトの中に交流が必要不可欠だからこそ、他店にはない新しい形のフロアが完成しました。
売り場と体験を中心にしたゾーニング

イベントでの活用を視野に入れた可変性のある空間を実現。
ハーフミラーの特性を活かし、ミラーを閉じた状態でのライティングは、鏡の中で靴が浮いたように見える仕掛けになっています。
また、その姿見はインスタレーションディスプレイとしても使用可能です。
これまでatmosが手掛けてきたコンセプトストア
これまでatmosは、ユニークな企画で国内のスニーカーシーンを盛り上げてきました。
その例として、年に一度、ニューバランスのGrey Dayを祝した期間は、店舗一色をニューバランスに仕上げたりするほどスニーカーにまつわる企画に力を入れています。
そのバイブスは各店舗からも感じられており、atmosの歴史を語る上では外せない特別なお店が計3店舗展開されています。
ここではそんなatmosが手掛けるコンセプトストア3店をご紹介。
TOKYO23
世のスニーカー好きを駆り立てた名作Air Jotdanを取り扱うお店。
マイケルジョーダン氏の背番号にちなんだ「23」と、新作のジョーダンシリーズが発売される度にこのお店に入荷しないモデルはないほどジョーダン特化の店舗となっています。
A.T.A.D
続いて紹介するのがadidasとatmosが融合した唯一無二の店舗「A.T.A.D
」です。“RETRO & NEW”をテーマに、フロア毎に異なるコンセプトを持つ異色なお店です。
2階はアーカイブスペース。地下1階をadidas loverやスニーカーヘッズが交流できるコミュニティスペースとして展開しています。
atmos BLUE Omotesando
原宿のスニーカーシーンを飾ってきたのはここの店舗と言っても過言ではないでしょう。
数々の抽選による並びを生み出し、表参道の日常的風景にもなったはず。
地上から上まで青い外観が目立ち、原宿に立ち寄った際は無視しては通れないatmosの歴史を作った1店です。
atmos千駄ヶ谷へのアクセス
電車でのアクセス
・東京メトロ副都心線 渋谷駅→北参道駅→徒歩3分。
・JR山手線 渋谷駅→千駄ヶ谷駅→徒歩11分。
世界に負けないスニーカーブティックへ

今年で25周年を迎えるatmos。そんなatmosが新たに注目したのは、日本独自に根付いたスニーカー文化を後世に残していくこと。
昨今のスニーカーは日本の伝統工芸品や文化に准えたモデルも多く、履くモノから日本を知るきっかけにもなっているものが多いです。
今後、千駄ヶ谷店を中心に国内だけでなく、世界のスニーカーブティックに通用するクールなストア作りを目指していくatmosでしかできない体験をぜひ楽しんでみてください。
SHOP名である”atmos (アトモス)”は、atmosphere(大気)から由来し、大気のようにそこにあって当然のようなSHOPでありたい。“atmos”は、2000年、東京・原宿にヘッドショップをオープン。ファッションとしてのスニーカーをテーマに、店内はスニーカーウォールを設置。ナショナルブランドとのコラボレーションやエクスクルーシブモデルをはじめ、最新プロダクトのテストローンチやマーケティングなど東京のスニーカーカルチャーを世界に向けて発信しています。