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青森県には桜の名所が複数ありますが、どこでお花見をしようか迷っている人もいるのではないでしょうか?本記事では、青森県における桜の名所を厳選して7つご紹介します。青森県で桜を楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
青森県は、東北地方に位置する県。世界遺産の白神山地があり、海に面していることからも自然豊かな県です。
そんな青森県では、春になると桜が楽しめるスポットが多く存在しています。春に青森県を訪れる人、または青森県在住の人は、桜のおすすめスポットを知りたいと思うのではないでしょうか?
そこでこの記事では、青森で桜が堪能できる名所を7つご紹介します。
各スポットの特徴や桜見頃などを詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Photo by AC
青森の桜の名所の1つ目は「弘前公園」。
弘前公園は青森県弘前市にある公園です。弘前藩主であった津軽家の居城である、弘前城の敷地に存在しています。
桜の種類はソメイヨシノをはじめ、枝垂れ桜、八重桜など52種類にものぼります。本数はなんと約2,600本。圧倒的な桜の数ですね。
また、ソメイヨシノの場合、1つの花芽から咲く花の数が4個から5個と多いのが特徴。豊かな桜の花びらに感動すること間違いなしです。
さらに1つの花芽から7つの花が咲く「弘前七輪咲き桜」も見どころ。例年は4月下旬~5月上旬が見頃となります。
見頃の時期はライトアップも行われ、日没から22時までと長時間にわたり夜桜が楽しめますよ。
青森の桜の名所の2つ目は「八戸公園」。
八戸公園は、青森県八戸市にある公園です。多様な樹木が楽しめる八戸植物公園と、子どもたちに人気のアトラクションが勢ぞろいしているこどもの国から成っています。
東京ドーム約8個分の広さを誇る八戸公園では、約2,000本の桜が植えられています。
桜の種類はソメイヨシノ、山桜、八重桜など。本州最北端の観覧車からは、桜が咲き誇るさまが眺望できます。
例年の見頃は4月下旬~5月上旬です。また、見頃の時期には「はちのへ公園春まつり」(2025年は4月29日~5月6日)が開催されます。
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青森の桜の名所の3つ目は「芦野公園」。
芦野公園は、青森県五所川原市に存在する公園です。作家の太宰治が子どもの頃頻繁に遊んだ場所としても知られています。
また、公園内を鉄道が走っている珍しい公園でもあり、敷地内に津軽鉄道の芦野公園駅も存在しているのが特徴です。
日本さくら名所100選にも選ばれており、春になると桜の名所に様変わりしますよ。
湖を持つ広い園内には、実に1,500本もの桜が植えられており、満開の時期には軽やかな色味の桜が堪能できます。桜の種類はソメイヨシノやサトザクラです。
例年の見頃は4月下旬~5月上旬。線路を覆うように咲いた桜のトンネルが見どころです。
さらに桜の見頃の時期に合わせて、「金木桜まつり」が開催されます。
青森の桜の名所の4つ目は「十和田市官庁街通り(駒街道)」。
十和田市官庁街通り(駒街道)は青森県十和田市にある、十和田市のシンボルロードです。
日本の道100選にも選ばれており、約155本の桜が約1.1kmに渡って咲き誇ります。
桜の種類はソメイヨシノで、例年の見頃は4月中旬~5月上旬です。
また、桜が見頃の時期には「十和田春まつり」が開催されます。駒街道には十和田市現代美術館を中心としたアート作品が展示されており、桜とともに芸術を楽しむことも可能。
さらに、夜間には桜のライトアップも行われるため、夜桜を楽しみたい人にもうってつけです。
青森の桜の名所の5つ目は「国史跡三戸城跡 城山公園」。
国史跡三戸城跡城山公園は、青森県三戸郡三戸町にある城址公園です。
戦国時代に南部氏がこの場所へ城を移し、三戸城としたことが由来です。今でも歴史ファンをはじめ、多くの人が訪れる公園となっています。
春になると、ソメイヨシノや八重桜、八重紅枝垂などの桜が咲き誇ります。中でも珍しいのが、黄色の花を咲かせる御衣黄です。
例年の見頃は4月中旬~5月上旬。この時期には「さんのへ春まつり」が開催されます。
また、花見をしながらバーベキューもできるので、アウトドア好きの人にとっても嬉しいポイントですね。
【国史跡三戸城跡 城山公園】
住所:青森県三戸郡三戸町梅内城ノ下
電話番号:0179-22-2739
アクセス:三戸駅からバスで約10分、一戸ICから約40分
青森の桜の名所の6つ目は「猿賀公園」。
猿賀公園は、青森県平川市にある公園です。猿賀神社に隣接しているため、参拝の後に散歩するのにもうってつけなスポットでしょう。
広い面積を持っており、津軽富士と呼ばれる岩木山が一望できるのが特徴。
そんな猿賀公園では、春になると330本の桜が咲いて春の到来を知らせてくれます。桜の種類はソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜です。
例年の見頃は4月中旬~5月上旬です。見頃の時期には「平川さくらまつり」が開催され、日没から21時まで園内がライトアップされます。
昼間には見れない、薄明かりの中ほのかに浮かび上がる夜桜が楽しめるのもおつなものですね。
青森の桜の名所の7つ目は「小川原湖公園」。
小川原湖公園は、青森県上北郡東北町にある自然公園で、全国で11番目に広い小川原湖の湖畔に位置しています。
湖畔沿いには3kmにも渡って桜が植えられており、「湖畔の千本桜」と呼ばれ青森県内で桜の名所として知られていますよ。
特に上空から写した写真を見ると、その美しさが際立っています。
元々は、1958年に浦野舘村が上北町になることを記念して住民たちが500本ずつ桜を植えたことが始まりだとか。
その恩恵を現代でも受けれるなんて、とても素敵なことですね。
例年の見頃は4月下旬~5月上旬。桜の種類はソメイヨシノや八重桜です。
【小川原湖公園】
住所:青森県上北郡東北町上野南谷地271-1
電話番号:0176-58-1122
アクセス:上北町駅から徒歩約25分
青森の桜の見頃は、例年4月下旬~5月上旬です。桜の種類や気象条件にもよりますが、大方この時期になるでしょう。
青森で春に開催される桜まつりは、たとえば八戸公園の「はちのへ公園春まつり」、芦野公園の「金木桜まつり」、十和田市官庁街通りの「十和田春まつり」などが挙げられます。桜まつりでは桜のライトアップが行われることも多いため、夜桜も楽しめるでしょう。
青森で桜がライトアップされるスポットは「弘前公園」「十和田市官庁街通り」「猿賀公園」です。特に十和田市官庁街通りは美しい景観と桜が合わせてライトアップされるため、感動を得られるでしょう。
青森の桜の開花予想日は4月21日、満開予想日は4月26日です。3月や4月上旬に本州西側に住んでいて桜が堪能できなかった人は、4月下旬~5月上旬に訪れることで桜が楽しめるでしょう。
日本一の桜の名所だといわれているのは「弘前公園」です。弘前公園にはソメイヨシノや枝垂れ桜などが約2,600本も植えられています。
この記事を読んでもらった人はお分かりの通り、青森には桜の名所が数多く存在します。
中でも弘前公園は、日本一の桜の名所との呼び声も高いスポット。青森で桜が楽しみたい人は、この記事で紹介した弘前公園をはじめとする7つのスポットに訪れてみることをおすすめします。
青森県在住の人も、県外在住の人も、春の青森で桜を楽しみましょう!
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ライター
エンタメ系からお役立ち系まで、多岐にわたる記事を執筆。2024年10月にMATCHAに参加しました。
長年事務員として勤めた経験があり、オフィス系ソフトの操作、WEBデザイン、コーディングなどが得意です。
WEBライターとしては2022年5月より活動を開始しました。