【島根】足立美術館へのアクセス方法は？主要都市から電車・飛行機・車を使った行き方を解説！

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島根県にある足立美術館の最寄り駅や、東京・名古屋・大阪・福岡という主要都市からのアクセス方法を紹介。電車・新幹線、飛行機、車による行き方をそれぞれ解説します。足立美術館は、5万坪にもおよぶ美しい日本庭園が有名で、横山大観をはじめとする美術品のコレクションも見どころです。

ライター

近藤世菜

Tokyo, Japan

エンタメ関連の記事を中心に執筆しているフリーライター。趣味の推し活遠征の合間に、日本各地の観光スポットを訪れています。

足立美術館に早く安く行くには？

島根県安来市にある「足立美術館」は、主に近代から現代までの日本画が展示されている美術館です。とくに横山大観の作品が数多く展示されており、別名「大観美術館」と呼ばれているほど。

また、5万坪にもおよぶ日本庭園も見どころ。米国の日本庭園専門誌で22年間連続で「日本一」に評価されており、借景されている周囲の自然も含めた美しい景色を楽しむことができます。

この記事では、東京・名古屋・大阪・福岡という主要都市から足立美術館までのアクセス方法を紹介します。

足立美術館は別名「横山大観美術館」

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足立美術館は、1970年に地元の実業家である足立全康によって創設されました。

もともと美術品の収集家として有名だった足立全康は、1978年に日本画の大家である横山大観の『紅葉』に感銘を受け、私財をはたいて多くのコレクションを買い集めました。

そのため足立美術館には、総数120点という日本有数の横山大観コレクションが展示されています。

また、敷地内の日本庭園も有名で、海外でも高く評価されています。足立全康が全国から集めた庭石や松の木を用い、さらに借景という造園手法も取り入れて、周囲の木々や遠くの山々とも調和した美しい景色が広がっています。

● 足立美術館のお得な情報
足立美術館の入館料は大人（個人）2,300円ですが、6,000円で「パートナーズカード会員」になると、2年間のうち何回でも入館することができます。即時発行で当日から特典を利用できるので、3回以上訪れる予定がある人はぜひ活用してください

足立美術館へのアクセスは無料シャトルバスが便利

足立美術館までのアクセスは、JR「安来駅」から出発している無料シャトルバスを利用するのが便利です。朝の9時前後から16時半ごろまで、毎日定期的に運行しています。

安来駅から足立美術館まで直通で約20分ほど。予約は受け付けておらず、先着順で乗ることができます。事前に公式HPで時刻表をチェックしておきましょう。

満席で目当てのシャトルバス乗れなかった場合は、次の出発まで30分ほど待たなければなりません。うまくタイミングが合えば、安来市運営の路線バス「イエローバス」を利用するのもいいでしょう。イエローバスの料金は、大人200円、小学生100円です。

電車でのアクセス方法(東京・大阪・名古屋・福岡から)

足立美術館まで、電車で訪れる際は新幹線と在来線を活用してください。東海道・山陽新幹線の停車駅であるJR「岡山駅」まで行き、JR伯備線特急やくも出雲市行に乗り換え、JR「安来駅」に向かいます。

そこから無料シャトルバスに乗り、足立美術館まで約20分です。

● 岡山駅から安来駅までのアクセス
[経路] 　JR岡山駅→JR安来駅（伯備線特急やくも）
[所要時間]　約2時間20分
[料金（片道）]　5,810円

＜主要都市からのアクセス方法一覧＞

主要都市から足立美術館へのアクセスは、基本的にJR「岡山駅」を経由します。東海道・山陽新幹線を利用するのがいいでしょう。

● 東京からのアクセス
[経路]　JR東京駅→JR岡山駅（東海道・山陽新幹線）
[所要時間]　約3時間25分
[料金（片道）]　17,770円（のぞみ・指定席）、17,130円（ひかり・指定席）

● 名古屋からのアクセス
[経路]　JR名古屋駅→JR岡山駅（東海道・山陽新幹線）
[所要時間]　約1時間40分
[料金（片道）]　 11,610円（のぞみ・指定席）、11,080円（ひかり・指定席）

● 新大阪からのアクセス
[経路]　JR新大阪駅→JR岡山駅（東海道・山陽新幹線）
[所要時間]　約45分
[料金（片道）]　 6,460円（のぞみ、みずほ・指定席）、6,140円（こだま、ひかり、さくら・指定席）

● 博多からのアクセス
[経路]　JR博多駅→JR岡山駅（東海道・山陽新幹線）
[所要時間]　約1時間45分
[料金（片道）]　 6,460円（のぞみ、みずほ・指定席）、6,140円（こだま、ひかり、さくら・指定席）

飛行機・空港からのアクセス方法(東京・大阪・名古屋・福岡から)

主要都市から足立美術館まで飛行機で向かう場合、東京からは「米子空港」か「出雲空港」、名古屋、大阪、福岡からは「出雲空港」を利用します。

空港連絡バスで、米子空港ならJR「米子駅」、出雲空港ならJR「松江駅」へ。JR山陰本線に乗り換えて、無料シャトルバスが出発するJR「安来駅」に向かいます。

● 米子空港を利用する場合
米子空港→JR米子駅（空港連絡バス）
[所要時間]　約28分
[料金（片道）]　大人640円、子ども320円

JR米子駅→JR安来駅
[所要時間]　約9分
[料金（片道）]　200円

● 出雲空港を利用する場合
出雲空港→JR松江駅
[所要時間]　約30分
[料金（片道）]　大人1,300円、子ども650円

JR松江駅→JR安来駅
[所要時間]　約25分
[料金（片道）]　420円

＜主要都市からのアクセス方法一覧＞

飛行機で主要都市から足立美術館へアクセスするには、米子空港（米子鬼太郎空港）か出雲空港を利用します。東京からはどちらの空港でも直行便がありますが、名古屋、大阪、福岡からの直行便があるのは出雲空港のみです。

LCCや格安航空券を使えば料金を抑えることができますが、航空券の料金は時期によって大幅に変化するので、あくまで参考程度にしてください。

● 東京からのアクセス
[経路]　羽田空港→米子空港（米子鬼太郎空港）
[所要時間]　約1時間20分
[料金（片道）]　約12,000円〜20,000円

[経路]　羽田空港→出雲空港
[所要時間]　約1時間20分
[料金（片道）]　約12,000円〜20,000円

● 名古屋からのアクセス
[経路]　小牧空港（名古屋飛行場）→出雲空港
[所要時間]　約1時間
[料金（片道）]　10,000円〜15,000円

[経路]　中部国際空港（セントレア）→出雲空港
[所要時間]　約1時間
[料金（片道）]　10,000円〜15,000円

● 大阪からのアクセス
[経路]　伊丹空港→出雲空港
[所要時間]　約50分
[料金（片道）]　10,000円〜20,000円

※ 関西国際空港からは直行便なし

● 福岡からのアクセス
[経路]　福岡国際空港→出雲空港
[所要時間]　約1時間
[料金（片道）]　 12,000円〜20,000円

車でのアクセス方法(東京・大阪・名古屋・福岡から)

主要都市から足立美術館まで車で向かう場合、山陰自動車道を利用します。「安来IC」から県道334号に入り、左折して県道45号を進みます。

安来ICから足立美術館までは約10分で到着です。足立美術館には、普通車400台収容可能な無料駐車場があります。

＜主要都市からのアクセス方法一覧＞

主要都市から足立美術館まで車で向かう場合、高速道路を利用しましょう。料金は入るインターチェンジによって変わるので、あくまで一般的な例です。事前に経路と高速料金をチェックしておくと安心です。

● 東京からのアクセス
[経路]　東京IC（東名/新東名高速道路）→豊田JCT（伊勢湾岸自動車道）→四日市JCT（新名神高速道路）→草津JCT（名神高速道路）→吹田JCT（中国自動車道）→落合JCT（米子自動車道 / 山陰自動車道）→安来IC
[所要時間]　約8時間30分
[料金（片道）]　15,750円（ETC 11,030円）

● 名古屋からのアクセス
[経路]　豊田JCT（伊勢湾岸自動車道）→四日市JCT（新名神高速道路）→草津JCT（名神高速道路）→吹田JCT（中国自動車道）→落合JCT（米子自動車道 / 山陰自動車道）→安来IC
[所要時間]　約5時間30分
[料金（片道）]　 10,210円（ETC 7,150円）

● 大阪からのアクセス
[経路]　吹田JCT（中国自動車道）→落合JCT（米子自動車道 / 山陰自動車道）→安来IC
[所要時間]　約3時間30分
[料金（片道）]　 6,030円（ETC 4,220円）

● 福岡からのアクセス
[経路]　福岡IC（九州自動車道）→門司IC（関門橋）→下関JCT（中国自動車道）→三次東JCT（松江自動車道）→宍道JCT（山陰自動車道）→安来IC
[所要時間]　約5時間50分
[料金（片道）]　 8,840円（ETC 6,090円）

よくある質問

足立美術館は何時間でまわれますか？

足立美術館をまわるときは、展示されている日本画を中心とした美術品や、美しい日本庭園の風景をゆったりと楽しむために、約2時間ほどかかると考えておくといいでしょう。

足立美術館はなぜ有名ですか？

足立美術館は日本有数の横山大観コレクションが展示されていることで有名です。創設者の足立全康は、『紅葉』という絵画を見て感動したことがきっかけで、横山大観の作品を熱心に買い集めました。また、5万坪にもおよぶ美しい日本庭園も有名です。

足立美術館に行くときの服装は？

足立美術館にはとくにドレスコードはありませんが、日本庭園に囲まれた落ち着いた雰囲気の場所なので、普段着よりも少し上品になるように心がけたほうがいいかもしれません。

足立美術館の無料シャトルバスにはどこで乗れますか？

足立美術館に向かう無料シャトルバスは、JR安来駅から出発しています。駅舎を出て右に15メートルほど進むとバス停があります。

足立美術館は時間をかけても訪れる価値あり

主要都市から足立美術館までは、新幹線や飛行機を使っても時間がかかってしまいます。でも、足立美術館に展示されている日本有数の横山大観コレクションと美しい日本庭園は、時間をかけても見に行く価値があるのではないでしょうか。

JR安来駅から便利な無料シャトルバスが出ているので、公共交通機関だけで訪れることができるのはうれしいポイントです。

大阪方面からなら、車でもあまり時間がかからないので選択肢に入れてもいいかもしれません。時間や料金のバランスを見ながら、自分に合ったアクセス方法を選ぶようにしてください。

足立美術館

〒692-0064 島根県安来市古川町３２０

安来市にある足立美術館は、企業家の足立全康によって1952年に創設され、近代日本美術の貴重なコレクションを誇る美術館です。館内には、横山大観や竹内栖鳳などの巨匠による作品が展示されており、さらに約2000点の陶芸や木彫なども所蔵されています。幅広い芸術形式を網羅した展示が行われており、訪れるたびに新しい発見があります。